インド占星術 霊的な防御にも機能するハヌマーンチャリサ

マントラ
05 /14 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
奇跡の話がなんとなく知りたかったのでハヌマーンチャリサに関する記事を読んでいました。

 この世で生きた存在で最も偉大な存在の一人がハヌマーンです。ハヌマーンはラーマ神への絶対的な信仰と全託によって、与えられた任務を成功させることができただけでなく、ラーマ神の帰依者から礼拝されるようになった御方です。そして、ハヌマーン神への礼拝は神の化身ラーマの時代から今日までずっと続けられているとされています。

 ハヌマーンチャリサとは、ハヌマーン神を称えるマントラですが、以下の話は本当の話らしい。当たり前ですが、インドの話です。

かつて私は、インドの大都市の一つにあるイギリス統治時代に建てられたロッジに滞在していました。
夜中の3時頃に洗面所へ行きました。
ここはその階の共同洗面所でした。
たまたま私の部屋から少し離れたところにありました。
その後、私はベッドに戻りました。
横になって少し眠ろうとしたとき、白い服を着た人が私の足元近くのベッドに座っているのが見えました。
その瞬間、彼の両手が私の肋骨のあたりに飛びかかるのを感じました。
心が引き裂かれるような耐え難い痛みを感じました。
私はもがきましたが、刻一刻と激しくなり、苦痛が増してきました。
私は数か月前にスリ・ハヌマーン・チャリサを心の底から受けていました。
私はそれを朗読し始めました。
時間が経つたびに、それは和らぎ始め、ついに私はその不快なものの手から自分を解放しました。
私は眠りにつくまで暗唱をやめませんでした。
信じてください、目が覚めたとき、私は恐怖を感じませんでした。
その後、たまたまルームボーイだったロッジの年配の人に聞いたところ、同じ現象に遭遇した人はほとんどおらず、私の場合は最悪だったことが分かりました。
同じような類似性を持つ謎の存在を目撃したと報告した人もいます。


 読んだ限りですが、白い服を着た人(ケートゥ)とは幽霊なのかと思いつつ、恐ろしいのは、肉体的に起きたのか、霊的な身体に起きたかは不明ですが、彼の両手が私の肋骨のあたりに飛びかかられた事。非常に邪悪な霊にその人は遭遇した模様。その存在に関しては、同じような類似性を持つ謎の存在を目撃したと報告した人もいるらしい。

 その白い服を着た人の性別は不明。日本なら白い服を着た人はなんとなく、長い髪の女性がよく似合う。しかし、肋骨のあたりに飛びかかられたって事は、全ての事象は因果応報なのでこの人は、この白い服を着た人と縁があったとしか思えなくなりました。しかし、聖なるハヌマーンチャリサはそれを跳ね除けた事になるようです。

 ハヌマーン神は現代でも礼拝されていますが、この神様はラーマ神への絶対的な信仰と全託の化身です。ゆえに信仰者は、絶対的な信仰と全託が必要になる事を理解する必要があります。一切の混じり気なしの純粋な神への絶対的な信仰と全託が必要になります。

 しかし、自身のマントラを唱える者を聖なるハヌマーン神が助けにくる事が証明された事になりそうです。ダシャー的には非常に質が悪いので凶星が支配する8室のケートゥ当たりが関与したとしか思えませんでした。

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インド占星術 マントラとは、どのような意味があるのか?

マントラ
06 /01 2021
 親愛なる読者の皆様、今晩は。
正直、ヴェーダの教えは難しいのでコツコツ生涯を通じて学び続ける必要性を感じていますが、ヴェーダは、神の息吹であり、マントラそのものですが、このマントラという言葉にはどのような意味があるのでしょうか?

 マントラとは、マナナ、すなわち「心(マナス)を介した探求」を駆り立て、促すものです。「マン」という音節は探求する過程を指し、「トラ」という音節は「渡らせ、解脱させ、救う能力」を意味しています。端的に、マントラとは、心がマントラに浸るときに救ってくれるものを意味しています。そのため、マントラを唱える時は、マントラの意味と意義に関する知識をもって唱えて、初めて完全な報いを得る事が出来ます。それを知らないで唱えた場合、マントラから利益を得る事は難しい。

 それと各ヴェーダには、多くの「シャークハー」がありますが、それぞれの「シャークハー」の指示と目的を知る必要があると言われています。「シャークハー」とは「手足」という意味で、主要なヴェーダから生じた聖典の事を意味しています。

 それぞれのヴェーダには、多数の太い枝と小枝がついています。この多数の太い枝と小枝が「シャークハー」ですが、そのすべてが公に知れたわけではないと言われています。現代に伝えられ、認知され、学ばれたヴェーダはほんの少しだけと言われています。記憶から失われ、実践されなくなった「シャークハー」の数は、何万あるいは何十万にも及ぶとされています。もはやそれらの名前すら消え去ってしまい、誰もそれらを思い出す事が出来ないと言われています。そのような理由のため、聖仙達は、各人が学習と実践のための一つか二つのヴェーダから少数の「シャークハー」を取り上げていたと言います。

 マントラを考慮するとですが、心がマントラに浸るときに救ってくれるものなので自身が一番好きなマントラを唱える事が重要だろうと思います。私は定期的にガヤトリーマントラ(すべての人が唱えていいマントラ)の最強説を書いていますが、最強でも好きで愛着するかというと違う可能性が高いです。ガヤトリーマントラグラハ的には太陽と関わる可能性が高いです。そのため、土星、金星、ラーフやケートゥの強い影響がある人々には正直合わないと思われます。あくまでもマントラに浸りきるには自分自身に合うという事が重要そうです。それと単純で短いマントラがベストです。

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インド占星術 やっぱり最強なハヌマーン・チャリサ(हनुमान चालीसा)

マントラ
04 /26 2021
親愛なる読者の皆様、今晩は。
なんとなく、マントラネタを見ていたのですが、行き着いた先がハヌマーン・チャリサ(हनुमान चालीसा)でした。

チャリサ自体には、ハヌマーン・チャリサ以外にも
・ドゥルガ・チャリサ
・クリシュナ・チャリサ
・シュリ・ガネーシュ・チャリサ
・ガヤトリ・チャリサ
・シヴァ・チャリサ
・ラクシュミ・チャリサ


色々とあるようですが、ハヌマーン・チャリサは、ハヌマーン・チャリサを暗唱することは、人間のすべての苦しみを取り除き、人生のあらゆる分野で彼らに成功をもたらします。これは古代ヒンドゥー教の神学でも言及されています。特にカリユガでは、ハヌマーンジだけがこの世界に存在し、常に彼の信者と一緒に彼らの苦しみを克服する神であると言われています。特に人々は、恐怖を取り除き、悲しみを避けるためにハヌマーン・チャリサを暗唱します。

私的に思うのは、ハヌマーンジ(本質はラーマに繋がりがあります。またヴァーユの息子でもあります)は元素では火の元素が強く機能すると思われますのでその元素に適した魂の人々がハヌマーン・チャリサを暗唱する事により、特に苦しみを克服し、恐怖を取り除き、悲しみを避ける事が出来ると思われます。

火星との相性を考慮すると水星に関与する人々はそれほど機能しないのではないかと思ってしまいます。水星優位の魂の人々は、クリシュナ・チャリサを唱えた方がいいのではと思う次第です。

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インド占星術 至高で唯一のマントラ

マントラ
04 /24 2021
親愛なる読者の皆様、今晩は。
定期的に書いていますが、ヴェーダマントラで至高のマントラガヤトリーマントラと言われています。

このマントラは、全ての人が唱えなければいけないと言われています。このマントラは、カースト、社会、性別、国籍、時間、空間を超えていると言われています。このマントラは、あらゆる人が繰り返し唱えなければいけない唯一のマントラと言われています。

もう一度お書きますが、あらゆる人が繰り返し唱えなければいけない唯一のマントラはガヤトリーマントラのみと言われています。

簡単に書きますとガヤトリーマントラは三つの原理が働きます。
肉体のレベルでは「ガヤトリー」即ち「物質化」
生命のレベルでは「サヴィトリー」即ち「振動」
音の本源(アートマ)のレベルでは「サラスワティ―」即ち「放射」


ガヤトリーマントラは短いマントラですが、その意味は奥が深いです。ガヤトリーマントラの産みの親は、大聖仙であるヴィシュヴァ―ミトラです。

マントラは、振動をもたらすので正しいアクセントとリズムが必要になります。それにより、光が生じる事になります。間違った振動は逆に闇をもたらす事になるので最初にヴェーダのマントラは「正しく聴く(シュルティ)」必要がありそうです。次に師のマントラを正しく真似をする事です。

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インド占星術 マントラ

マントラ
12 /19 2020
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
ヴェーダのマントラで至高と言われるマントラの一つがガヤトリーマントラです。

ガヤトリーマントラは、インドで長い間唱えられていますが、ある人々の考えでは、ブラフミン以外の人や女性はガヤトリーマントラを唱える事を禁じられているという話があります。また、このマントラは、特定の時間に唱えるべきであり、自分の選んだ都合のよい時間に唱えてはいけないという話があるようです。

マントラ自体は、正しい音律とリズムを元に唱えないと「逆作用」が生じると明確に書かれているので安易に自己流で唱える事は厳禁とされているというより、現実的にそのような作用が働きます。

全てのヴェーダのマントラは、正しい音律とアクセントを元に唱える必要がありますが、人間なのでマントラを間違えて唱えてしまう可能性があり、その逆作用の影響の回避の為に一番最初にガネーシャ神に守護を求めつつ、マントラの最後には「赦しのマントラ」を唱える必要があります。

ガヤトリーマントラの本質は、全ての人が唱える事が出来る母なるマントラだという事。そのためにこのマントラを保持する事により、母なる守護のようにきめの細かい神の守護を得る事が出来ます。ガヤトリーマントラは、カースト、社会、性別、国籍、時間、空間の域を超えています。このマントラこそがあらゆる人が繰り返し唱えなければならない唯一のマントラと言われています。

インド占星術的にマントラは5室。また、5室 は ダルマ の 部屋 で あり、 言葉 の 宗教 的 な 意味 どおり 霊的 な 事柄( ヤン トラ、 イシュタ・デーヴァター、 前世 の カルマ など) な もの に 関連 する 精神 性 と 関係 し ます。自身の最も機能するマントラは、イシュタ・デーヴァターが関与するのでチャートの精査が必要になります。

ガヤトリーマントラの詳細を書くと何日も説明が必要になるのですが、このマントラは主に三つの肝要な点があります。
それを単純に書くと
物質化
振動
放射の三つになります。

このマントラにはこの「物質化・振動・放射」の力が強力に働いている事になります。

三番目に書かれている放射には、臍から湧き上がる原初の音であるプラナヴァ、即ちオームカーラが関与しています。この世の原初音は、オームという原初音から全てが始まりました。オームカーラは、根源的な原初の音であり、そこからその他の音が生じています。

鑑定その1、2021年全般の未来のダシャーが知りたい場合の鑑定案内です。詳細は
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インド占星術 来年のご自身のダシャーを深く知りましょう。


鑑定その2、様々な鑑定内容が知りたい場合の情報です。あなた様自身の人生の航路図の鑑定依頼をお待ちしております。それを知る事により、良い事を伸ばし、悪い事を避ける事が出来るようになります。鑑定は勉強という観点でお付き合い下されば幸いです
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インド占星術 マントラ

マントラ
08 /22 2020
親愛なる読者の皆様、今晩は。
現代はカリユガの時代なので何よりマントラジャパ(唱名)が重要になります。時代的にはラーフの影響が濃厚に出ています。

そもそもですが、マントラとは何でしょうか?「マ」はマナナ(反芻する事)を、「トラ」は救う事を意味します。そのため、マントラとは、それを瞑想すれば救ってくれるものという意味になります。

ちなみにヴェーダには多数のマントラがありますが、至高のマントラはプラナヴァだという事を深く認識する必要があります。そのため、どのようなマントラを唱える時でも、最初にプラナヴァを唱える必要があります。プラナヴァとはオームであり、全てのマントラの頭部であり、王冠です。

マントラ自体は、イシタデーヴァターのマントラを唱えると効用がある筈です。そのためにジョーティシュが利用される事になります。

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インド占星術 マントラの意味

マントラ
12 /08 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
ヴェーダマントラを唱える時に、最後に必ず唱えるマントラ

オーム シャンティ シャンティ シャンテイ

と唱えますが、これを唱える時には意味を知りつつ、唱える必要があります。シャンティサンスクリット語で、至福・平安・静寂などを意味します。ではなぜ、シャンティを3回唱えるのでしょうか?多少、専門的になりますが、ヴェーダは限りなく、専門的な方がいいと思います。

三回繰り返す事の意味は、人間には三種類の平安が必要だという事を意味します。
1、アディボウティック・・・他の存在によって邪魔されない平安。
2、アディアトミック・・・自分の身体と心によって乱されない平安。
3、アディダイヴィック・・・人間の支配を越えた力によって乱されない平安。


信仰で重要なのは「アディ・ダイヴィ」です。これは、神への絶対的な明け渡し(全託)を意味します。ラーマ神に対するアディ・ダイヴィの絶対者が偉大なるハヌマーン神です。

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。