インド占星術 死が訪れるダシャー期
寿命(死期)数日前から日本のニュースは安倍晋三氏の情報で持ち切りですが、このブログは、インドの占星術関連の情報を流すブログなのでそのような情報を書くことにします。
安倍元首相は演説中の銃撃事件により、2022年(令和4年)7月8日11時31分ごろに暗殺されてしまいました。日本の首相経験者が暗殺されたのは戦後では初の事例で、戦前も含めれば二・二六事件の高橋是清、斎藤実の両名以来7人目。現憲法下での現職の国会議員の他殺は石井紘基以来5人目となった。
インドの占星術で最も重要なのは星回りですが、メジャーなダシャーであるヴィムショッタリダシャーは、金星ーラーフー水星期でした。通常、ダシャーはサブサブダシャーまで見るとされていますが、現実にはプラーナダシャーまで使用しないとこのような起きるのかが分からない事になってしまいますが、ひとまずは、この三つの惑星期で亡くなっています。
シュリラオ先生の本によると死期のロジックは
1、マーラカのマハー・アンタルダシャー期。
2、マーラカに在住するダシャー期。
3、マーラカと絡むダシャー期。
書かれているロジックで分かるのは、マーラカが聖仙のいうアンナマヤ コーシャ(食物鞘)を破壊すると考えている事が分かりますが、安倍元首相のラーシチャートですが

今のダシャーはVe-Ra-Me期です。具体的には
Ve-Ra-Me:2022年04月06日(67歳)
Ve-Ra-Ke:2022年09月09日(67歳)
マーラカというのはラグナから見た2室と7室を意味します。蟹座ラグナに殺傷をもたらすのは太陽と土星が筆頭株です。または、獅子座と山羊座になります。一つ一つ見ますと
・マハーロードの金星は7室マーラカのロードである土星と4室でコンジャクション。
・アンタルロードのラーフは7室マーラカのロードである土星の3番目のアスペクトがある。
・プラティアンタルロードの水星は、最強とされる2室マーラカの太陽と3室でコンジャクション。
ここで言える事は、どうやら突然死すらマーラカがアンナマヤ コーシャ(食物鞘)を破壊する可能性が高い事が確認される事です。次にマハーロードから見るとマーラカの惑星は暴力の惑星である火星一択になってしまいます。安倍元首相のチャートを見ていた時、常に不吉と認識していたのは「火星とラーフ」のコンジャクションの度数があまりにも近かった事でした。
Ra 18:31
Ma 18:32 MK
あまりにも度数が近すぎる。そしてそれは命取りになる度数でもあった事が言えてしまう。この二つの惑星はD9とD10では7室マーラカとして発動してしまっていました。
本日はこの程度で終わりますが、このような致命傷の惑星がトランジットで形成された場合、慎重に行動すべき時期をトランジットが予告する時期になります。