インド占星術 クリティッカーの象徴は鋭い剃刀

クリティッカー
11 /21 2019
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
ジョーティシュは9つの惑星と12のハウス、それと最も重要なのは27のナクシャトラをどのように使いこなせるかにかかっています。

特にナクシャトラは重要であり、その象徴により、確実に行為に影響がもたらされています。行為とはヴェーダ的にカルマを意味します。行為は想いから生じるので常に良い想いを抱く必要があります。良い想いから良い結果を得て、悪い想いから悪い結果を得る事になる。ゆえに想いは純粋に保つ必要がある。

キャプチャ
このチャートを見ると3Lがクリティッカーの第四パダに在住しています。これは、3室を意味するコミュニケーションにクリティッカーの象徴の鋭い剃刀のような影響がもたらされる事を意味します。

クリティッカーナクシャトラロードは太陽です。太陽と金星は話すハウスである2室に在住し、クリティッカーに在住する鋭い木星の影響をダイレクトに受けています。

彼は既に亡くなっているインドの政治家ですが、政治的目的で人々を結束させるために、非常に鋭く焦点を絞ったコミュニケーションをする人だった模様です。このチャートの凄い所は、秒単位の生まれた時刻が載せられている事でした。その労力に驚きます。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。