インド占星術 ムーラナクシャトラ

ムーラ
08 /01 2020
親愛なる読者の皆様、今晩は。
最近は、ナクシャトラに意識を向けています。

キャプチャ
チャートを見ると19番目のナクシャトラであるムーラの影響が非常に強い事が分かります。

ムーラの意味ですが
ムーラの意味は根かベースです。私たちが知っているように、根がなければ植物は繁栄できないように、同様に、世界で発生するすべてのイベントや発生には、根本に何らかの理由があります。したがって、ムーラナクシャトラは研究と探求に強い傾向があります。植物の根が見えないので、同様にこのナクシャトラは自分の人生の深く埋められた、または隠された側面を示しています。したがって、ムーラナクシャトラは、人生の終わりや出来事、そして新たな始まりの前兆と関連しています。

ここでのポイントは、ムーラの凄まじいまでの研究と探求のエネルギーが対面の7室に向けられている事になるようです。その結果の行動は
・相手の心の裏を必死でさぐってしまう
・人の心を先読みして先読みして考えようとする癖がある


この探求は結果的に
・人と人との距離感がうまく測れず、いつも失敗し、傷つくことに繋がるようです。

そうわかっているのなら、必要以上に考える事をやめる事が良い意味での人間関係に繋がる筈ですが、ムーラの研究・探求力はそうさせずには言われない行動(カルマ)が伴うようです。それがこの魂の深い部分の性の部分になります。このような性向は死んでも受け継ぐ事になります。記憶はチッタとして焼き付いて次の生に運ばれます。

太陽ナクシャトラロードは牡羊座の火星。
土星水星のナクシャトラロードは蟹座の月です。
この組み合わせが感情の問題に繋がります。

ムーラの支配星のケートゥはラグナから見て9Hで対人関係のカラカである金星が支配するプールヴァ・パラグニーに在住です。

ジョーティシュのナクシャトラは主に27通りありますが、その神話体系を全て考える創造性の豊かさ、そして実際にそれが人生に機能する鋭さ、全ての意味でブラフマリシ達は神そのものの存在だという事が理解出来てしまいます。

私的には、聖仙の至宝のシュカ仙が気になる存在です。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。