インド占星術 スワティナクシャトラ

スワティ
10 /12 2021
 親愛なる読者の皆様、こんにちは。
本日は、とあるチャートを調べていました。

 そのチャートとは
キャプチャ
 気になったのは、チャリットチャートが、変わりすぎだろと思いましたが、このチャートはバレリーナのチャートです。普通に考えると3室と5室が強いのだろうと考えていましたがどうでしょうか?

 最も重要なのは、どの段階で3室のダシャーが強く発動するのか?身体系の鍛錬は全て、情熱(火星)と持続性・忍耐(土星)が重要というよりもすべての鍵です。

 このチャートダシャーですが、情熱の火星期の始まりが1歳から8歳までの時期がマハーダシャー期でした。この火星は、12室の天秤座に在住ですが、ナクシャトラで見るとスワティナクシャトラの第二パダに在住するのでナヴァムシャは高揚するので強いです。

 ナクシャトラには様々な前兆があるのですが、スワティの場合の前兆は
前兆:風が吹いている、白い旗、鹿、息が乱れている、心拍が乱れている、速い乗り物、剣、植物の芽、草の葉、珊瑚、僧侶、ブラフミン、水牛、落ち着かない、ラジオ、旅行、ゴシップ

 このナクシャトラは、せわしないナクシャトラの可能性が高く、前兆として息が乱れている、心拍が乱れている、落ち着かない等が出てきます。まぁ、活動そのものが「激しい行動」の可能性が高い事を示唆しています。天秤座は、社交のラーシですが、社交のために出てくる前兆がゴシップ。このナクシャトラに絡む惑星は、ゴシップに巻き込まれる可能性が高い。

 このナクシャトラを宥める鍵、コントロールする鍵は、珊瑚かもしれません。それとお困りごとは、僧侶、ブラフミンに相談すると良い結果を得る可能性が高まります。ただ、火星と前兆の剣の組み合わせはどう見ても「鋭利」に繋がるので緊張感が高まるのは必定です。

 スワティの神は、風の神であるヴァーユ。風の神であるヴァーユは、私たちにスピードとインスピレーションを与え、人生を前進させます。私たちの身体という小宇宙の中では、生命の息吹であるプラーナとして現れます。

 グナスの質は、tamas – tamas – sattwa。タマスが二つとサットヴァが一つの組み合わせのナクシャトラ。タマスが絡む以上は、行為として「利己性」が優先される事になってしまう。それをどの程度、サットヴァで補う事が出来るのかどうか?この場合、火星が在住するので「利己性」が優先される事になります。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。