インド占星術 物事を隠す働きは8室と12室とケートゥ

プラシュナ(ホラリー)
09 /16 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
プラシュナチャートを調べていました。占星術のレベル的には上級レベルの教えではないかと認識しています。

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 プラシュナチャートの住所が山梨県南都留郡道志村になっています。これは行方不明者のチャートを見ている事になります。この事件は非常に有名で「山梨キャンプ場女児失踪事件」になります。

 失踪したのは2019年9月21日ですが、女児が失踪して結果としては、2022年4月に女児と思われる骨を行方不明となったキャンプ場から600mほど離れた場所で人の頭の骨と思われるものが発見されて事件が動きました。

 最終的には、同年4月23日に発見された白骨死体についてミトコンドリアDNA鑑定を実施した結果、女児と母親との血縁関係に矛盾はないと発表した。ただし、この時点では個人を特定できるだけの核DNAが検出されず、ミトコンドリア鑑定は個人の特定が不可能なため、行方不明の女児とは断定できなかった。5月14日、同月4日に新たに発見された白骨をDNA鑑定した結果、白骨死体は行方不明の女児の遺体と特定された。

 占星術的に子供が行方不明の場合は、ラーシ的にノーマルゾディアックの5室や8室が関与するケースが多いです。即ち、獅子座や蠍座がラグナになるケースが多い事を意味しています。このケースはラーシ的には山羊座ラグナになります。ケースとしては該当していません。ゾディアック的に山羊座は10室のバーヴァになります。

 行方が分からなくなるパターンは、8室と12室とケートゥの影響が濃いケースが多い

 このケースで見ると
・土星がラグナロードですが、1室と2室を支配して12室に在住。
・土星は12室でオーブが1度以内でケートゥとコンジャクションしている。
・土星は8Lで9Hにいる太陽にアスペクト。

 このケースですと8室の影響が薄いですが、12室とケートゥの影響が濃密に出ているチャートになっていた模様。今後の未来でもそうですが、人がどのようなケースであれ、行方不明になる場合、最初に疑う事は、8室と12室とケートゥの影響がどの程度あるのかどうかになります。ある場合は、その濃密度が重要になります。このケースはあまりにも土星とケートゥが近すぎました。また、土星が関与するという事は、どのようなパターンでも「長期戦」が視野に入るので慎重に物事を進める必要が出てきます。

 しかし、8室の影響が薄いと書いていますが、タジカで出来事を見ると8室の火星と12室の土星でイシュラーファ・ヨーガができており、事故が起きてしまった事を告げています。イシュラーファ・ヨーガは既にイベントが起きた事を告げるタジカ・ヨーガになります。イッタシャーラ・ヨーガは今後に起きる事を予言するヨーガになります。

 チャートは常に基本・基礎が大事だと認識しています。それは、プラシュナチャートも同じです。

 このチャートは
・ケンドラに吉星がなし。安定さや保護力、幸運さが働きません。
・トリコーナに吉星が多数ありますが、ケンドラに吉星ほどの保護力が働かなった事を告げています。
・凶星はドシュタナハウスに集中している。これは、凶星力が吉星力よりも勝った事を意味します。どこまでも大事なのは1室なのだと思われます。

 何かを失くす、または無くなる事に関しては、ケートゥが非常な力を帯びている事が多数の「失せ物」「行方不明者」のチャートで確認が取れています。ケートゥはとにかく、無くすらしい。または、「忘れさせる」力を帯びた惑星です。忘却の惑星。

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インド占星術 失せ物のプラシュナ・チャート(実際は犯人探し)

プラシュナ(ホラリー)
09 /13 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
相変わらず、プラシュナ・チャートを見ています。プラシュナ・チャートはタジカ流が主軸であり、パラシャラ式とは微妙に異なるので難しいのでひたすら様々な事例を探して調べています。

 今回は「失せ物」のプラシュナ・チャートになります。
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 情報によるとこのプラシュナ・チャートは「失せ物」のチャートです。失せ物を調べる場合、「置き忘れ&盗難」の二択のケースがあると思いますが、このチャートは
・土星が8室にある。
・4Lが8室にある。


 失せ物チャートの場合、土星の位置が重要。それと2Lと4Lの位置が経験的に重要になるとされていますが、このケースは、二つがヒットでほぼ盗難で決まりです。
※これが基本の目安であり、実際には他にもハウスと惑星の位置を精査します。

 私の情報は、ヴェーダ占星術が起点なのでインド(いずれはバーラトになりそう)の話ばかりになります。このケースは、自宅で「盗難」にあったケースです。最初から「置き忘れ」ではなく、「盗難」と断定。この場合の犯人が盗賊による盗難ではなく、使用人による「盗難」を考慮したといいます。そのため、占星術師に調べて欲しかったのは、その回答が正しいのかどうかでした。

 私は、「失せ物」のプラシュナ・チャートとして紹介していますが、現実は「誰が犯人なの?」でした。端的に犯人探しにこのチャートを使用していたのです。

 盗難で犯人をどのように調べるのか?
失せ物」のプラシュナ・チャートは7室が犯人の手がかりになります。7室を徹底的に調べればおおよその犯人像が掴める事になるのです。

 単純に見ると7室にはラーフが在住。ラーフの人物に関する象意ですが、アウトカースト、最下層民、外国人、罪深い女性など。書き忘れていましたが、常に重要なポイントは月を常に重視する事です。これは、プラシュナの遣い手の全ての見解です。

 プラシュナ・チャートが正しく機能しているかどうかを月で判断するのです。このケースだと月から見た7室も見ていました。そこには土星が在住。土星は召使の人物としての象意があります。

 この二つの象意を元に犯人は、使用人で良さそうという事になったようです。ただし、その家で働く使用人は二人いるのでどちらが犯人なのかがポイントでした。その調べ方は、7Lが在住するラーシを元に調べた感じでした。

・その家人が二人の使用人に犯人に関する質問をするとお互い、「犯人は相手だ」と指さしました。これは、どちらかが嘘をついている事を意味します。

 7Lのラーシが関与するのは天秤座。トゥラーに関与する名前がどちらに当てはまるのか?これを精査して犯人を割り出していました。

 7Lは金星ですが12室に在住。12室は支出のハウスですが、旅という意味があるという。占星術師は尋ねたらしい。
その使用人は、駅から出ていきましたか?
 情報では、午前中に駅のチケットを購入して夕方出発予定だった模様。

 占星術師がここまでに要した時間は5分程度。ほんの数分でした。彼は、ラグネーシャ、カーリエーシャ、月、ホーラロードの四つのみ使用して回答を得ていました。プラシュナ自体にも様々な技法があり、最低でも33通りの技法があるといいます。この先生の場合は、ホーラロードを重視して判断していました。その時のホーラロードは当たり前のように「シュクラ」即ち7Lでした。

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インド占星術 とあるプラシュナ・チャート

プラシュナ(ホラリー)
09 /10 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
とあるプラシュナ・チャートを見ていました。具体的には「行方不明人」のプラシュナ・チャートです。行方不明人のプラシュナ・チャートは、可能な限りで「その時、その場所」のイベントチャートが望ましい。

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 行方不明人のプラシュナ・チャートは、調べるポイントは三点です。
・無事に早期に帰還するのか?
・様々な事情で遅れて帰還するのか?
・死亡、帰還できないのか?


 この三点をチャートを見て精査する事になります。情報源としましては、インド占星術. com ブログさんのプラシュナのページが素晴らしい→http://indian-vedic-astrology.com/brog-1/2022/10/09/prashna-for-missing-persons/

 その情報を見ると「無事に早期に帰還するのか?」の精査が17点、「様々な事情で遅れて帰還するのか?」の精査が13点、「死亡、帰還できないのか?」の精査が6点あります。精査結果ですが
「無事に早期に帰還するのか?」の精査は該当なし。
「様々な事情で遅れて帰還するのか?」の精査は二点該当あり。
「死亡、帰還できないのか?」の精査は1点該当ありでした。


 このチャートの事件は、2005年4月29日に香川県坂出市で行方不明になった事件で未だに見つかってはいないので確かに「無事に早期に帰還するのか?」の該当がなかった事は当たり前だった事が確認できました。

 該当箇所で見ると「死亡、帰還できないのか?」ですが
・ケンドラの支配星がケンドラに在住しているとき、監禁された人は解放されません。
 この場合、4室を支配する火星がケンドラの7室に在住が該当します。

 「様々な事情で遅れて帰還するのか?」ですと
・凶星がケンドラにある時、その旅行者は途中で略奪されたでしょう。
・もし、凶星が7室または8室にある時、その行方不明者は打ちのめされているか(beaten)、投獄されている。


 このチャートに問題点があるとすればそれは7室の水瓶座に在住する火星になります。そしてこれがこの事件の鍵そのものになるはずです。

 状況としては、被害者は5歳の女の子なので最大限に惨い事件ですが、母親と当時8歳の姉とともに香川県五色台連絡協議会主催のタケノコ掘りに参加していました。午後1時から始まったタケノコ掘りのイベントが終わる20分ほど前、有紀さんは母親に「もう1本(タケノコを)採ってくる」と言い残して1人で竹林に入っていき、そのまま戻らなかったといいます。

 上記の情報としましては、その旅行者は途中で略奪されたなので誘拐という事が該当します。ラグナロードは9室に在住で金星とコンジャクション。ラグナですが、火星の7番目と土星の3番目のアスペクトがある模様。それに対して吉星の保護がなしです。
 犯人の目的なスターロードが示唆していると思われます。
・Asc のスターロードはP.Phalgunī(Ve)。
・ラグナロードのスターロードはBharani(Ve)
・月のスターロードは P.Ashadha(Ve)
・太陽と接合する金星のスターロードはBharani(Ve)

 あまりにも金星にスターロードが偏る意味が犯行の動機と思われます。

 このような事件のパターンは、その日のトランジットは水星と木星が弱いケースが多いのです。尚且つ、ケートゥや8室・12室で覆われてしまうと概要が見えなくなります。

 例えばですが、このような水星の情報だと「イヌワシが連れ去った」ような事が平気で出てきてしまう事になります。この事件に関する詳細な情報は「ユーチューブ動画」がお勧めですが、占い、霊視、アカシックレコード、超能力などの情報があったりするので一見の価値があるのではないかと思う次第でございます。「行方不明人」のプラシュナ・チャートをぼちぼちの数をこなしつつあるのですが、今回の場合は「厳しい」査定が出ていますが、中には明かに「生存確定」の行方不明者のチャートが出てくるので色んなケースが出てくる模様です。

 プラシュナ・チャートを単純には
1、ケンドラかトリコーナに吉星が在住する。
2、対象のハウスの2室、12室が吉星の影響がある。
3、対象のハウスの2室、12室が凶星の影響がある。
4、シールシャーダヤの星座にラグナがあるのは好ましい。


 また、タジカ絡みですとラグナロードは「?」ですが、月と木星、月と水星とのプールナ・イッタシャーラが「何故に2室と8室」が絡むのか?そもそもが2室と8室のパリヴァリタナ・ヨーガはどうなのか?この辺がまさに「生死」の境目になるヨーガに感じる次第でございます。

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インド占星術 ヴァルシャファラで使用するムンタ

ヴァルシャファラ
09 /08 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
ヴァルシャファラで使用するムンタについて読んでいました。言葉的には1年ずつコツコツ進む「進行ラグナ」なだけの話になります。スダルシャナ・チャクラを見ても面白そう。その影響がダシャーよりも勝る訳ではないですが、ある1年間を精査する時に詳細な何かが分かる可能性がありそうです。

 さまざまなハウスでのムンタの結果
適切な配置と優れた視点を持つムンタは、それが属するハウスを強化します。ムンタは、さまざまなハウスでの位置、さまざまな惑星との関係、および支配星の性質に応じて結果を与えます。

 ムンタはハウス的に 9、10、11室 で非常に縁起が良いと考えられています。 1、2、3、5室では、その人の個人的な努力によって良い結果が得られます。年間チャートの残りのハウスである4、6、7、8、12室 では、不吉とみなされます。しかし、経験上、7室のムンタではそうではありません。さまざまなバーヴァにおけるムンタの位置付けの一般的な結果は次のとおりです。
・9、10、11室は非常に良い。
・1、2、3、5室は個人的な努力により成功をもたらす。
・4、6、7、8、12室はネガティブ性が高まる年。


ムンタの位置付けの一般的な結果は次のとおりです。

1室:それは非常に良い結果をもたらすと考えられており、相手に対する優位性/勝利、威厳、支配者からの好意、高い地位や新しい仕事/収入源、権力の増大、快適さとお金、自身の努力による健康を示します。また、場所、立場、住居の変更、転勤、子供の誕生を意味することもあります。

2室:この努力は、富、尊敬、名誉、繁栄を獲得することに成功し、その人が従事している奉仕、ビジネス、職業から利益を得ることができます。それはまた、大きな幸福、熱意、健康、異性や支配者からの恩恵、おいしい料理を意味します。

3室:それは、名声、努力の成功、他人に善をなす傾向、健康、富、一般的な快適さ、兄弟からの援助や繁栄、短い旅、そして異性に魅了されることをもたらす勇気ある努力を示します。

4室:自分自身や家族の身体的疾患や精神的苦痛、敵からの恐怖、不必要な出費、富の損失、家族や上司や支配者からの屈辱や反対、住居の変更などに苦しんでいます。

5室:これはムンタにとって、面接、試験、その他の事業における現地人の成功、地位の向上、統治者からの恩恵、子供の誕生、子供たちの繁栄または子供たちの幸福、高徳/敬虔な行為への傾向、幸福、 肉体的な喜びと快適さ。

6室:健康不良と精神的苦痛、敵からの増大と恐怖、配偶者やビジネスパートナーからの不快感や口論、倒錯した考え方、事業の失敗、富の損失、窃盗、借金、訴訟、自責の念、善意の行為による悪影響に悩まされる。

7室:配偶者との誤解・喧嘩と病気、パートナーシップの喪失、病気と心の悩み、悪行傾向、敗戦、隠遁と監禁、倒錯。しかし、木星/金星の星座のムンタは結婚のような縁起の良い結果をもたらします。

8室:ここでムンタは、死、慢性疾患、事故、四肢の喪失/変形、富、名声、地位の喪失、体力と体力の喪失、職業的および世俗的な挫折、支配者/上司からの不満、訴訟での損失という形で極めて不利な結果を生み出します。

9室:欲望の成就、幸運、経済的利益、名声、繁栄、職業/奉仕の上昇、統治者からの恩恵、敬虔で宗教的な行為、巡礼と実り多い長い旅、配偶者と子供からの幸福を示す非常に良い位置です。

10室:もう一つの良い位置は、地位の上昇、野心の実現、名声、職業上の名誉と昇進、社会での尊敬、善行の実行、収入と富の増加を意味します。

11室:あらゆる面からの利益、年長の兄弟、友人、配偶者や子供からの幸福と援助、未解決の問題の解決、上司や支配者からの好意、肉体的および精神的健康の獲得、政治的成功と欲望の実現。

12室:名声と富の喪失、過度の支出、精神的苦痛、職業上の障害、邪悪な人々との関わり、病気、事故、投獄、非宗教的行為、友人との敵対、事業の失敗。
 
 ちなみにヴァルシャファラで一番重視するのは「イヤーロード」で決まりです。上記の情報では、ムンタ(進行ラグナ)は、4、6、7、8、12室に位置した1年間はあまり良くないようですが、日本の建国図は1952年の4月28日スタートですが、日本でかなりやばかった年は、阪神淡路大震災と東日本大震災、新型コロナウイルス発生で緊急事態宣言が出た年がやばかったと思います。その年のヴァルシャファラのムンタが4、6、7、8、12室なのかどうか?

 仮にそうではない場合、読者様のムンタが4、6、7、8、12室だとしてもそれほど恐れる必要がない事を意味しています。人生の流れは、様々なダシャーで見た方が早い。その後講釈としてヴァルシャファラを使用するのが正しい使用法になります。

 早速調べますが阪神大震災は、1995年1月17日に発生です。この場合は、1994年のヴァルシャファラを見る事になります。日本の場合はその年の4月28日から翌年の4月28日頃までの1年間の予測に使用する事になるので1995年の1月は1994年のヴァルシャファラの予測期間に含まれます。1994年4月28~1995年4月28日頃までのムンタは10室になっていました。10室のムンタは最強クラスではないでしょうか。

 上記によると10室のムンタは、地位の上昇、野心の実現、名声、職業上の名誉と昇進、社会での尊敬、善行の実行、収入と富の増加を意味します。実際には最後の終わりごろの時期に大地震が発生。これだけでも如何にムンタの信用度の弱さが分かるかと思います。ヴァルシャファラを調べる時はイヤーロードが重要であり、ムンタではありません。正確にはオフィス・ベアラーになります。

 次が東日本大震災ですが、2011年3月11日発生なので2010年のヴァルシャファラになります。その年のムンタは1室でした。1室を見るとそれは非常に良い結果をもたらすと考えられており、相手に対する優位性/勝利、威厳、支配者からの好意、高い地位や新しい仕事/収入源、権力の増大、快適さとお金、自身の努力による健康を示します。また、場所、立場、住居の変更、転勤、子供の誕生を意味することもあります。確かに住居の変更などが書いてはありますが、「大津波」などどこにも書いてはいない。

 最後は新型コロナウイルス発生で緊急事態宣言は、2020年4月8日頃から効力が発生でその時は7都府県でした。その後、全国に拡大。2019年のムンタになりますが、さすがにあれほどの緊急事態だったのでムンタは「6室」でした。6室は、健康不良と精神的苦痛、敵からの増大と恐怖、配偶者やビジネスパートナーからの不快感や口論、倒錯した考え方、事業の失敗、富の損失、窃盗、借金、訴訟、自責の念、善意の行為による悪影響に悩まされる。

 それにしても日本は冬から春先頃に大きな凶運が動きやすい模様。こんな感じでヴァルシャファラはムンタを調べても精度の高い読みはできない事が分かるかと思います。ヴァルシャファラはタジカ占星術なのでタジカ由来の読み方が必要になります。

 ちなみに今後の日本のムンタを見ていきましょう。
・2023年は9室がムンタ。
・2024年は7室がムンタ。
・2025年は5室がムンタ。
・2026年は4室がムンタ。
・2027年は1室がムンタ。
・2028年は10室がムンタ。
・2029年は9室がムンタ。
・2030年は7室がムンタ。


 ネガティブ性、弱そうな年は、2024年の来年、2026年、2030年になる模様で特には2026年が一番厳しそう。4室のムンタは、自分自身や家族の身体的疾患や精神的苦痛、敵からの恐怖、不必要な出費、富の損失、家族や上司や支配者からの屈辱や反対、住居の変更などに苦しんでいます。7室のムンタは、配偶者との誤解・喧嘩と病気、パートナーシップの喪失、病気と心の悩み、悪行傾向、敗戦、隠遁と監禁、倒錯。しかし、木星/金星の星座のムンタは結婚のような縁起の良い結果をもたらします。

 マンデン占星術的に7室が出てくるのは外交危機、戦争危機を意味する事になります。4室は国土の荒廃、天災、地震危機を意味します。トランジット的に世界レベルで危険な年は、2025年、2028年、最大にやばいのは2030年の5月前後になります。

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インド占星術 車の鍵はどこにありますか?

プラシュナ(ホラリー)
09 /08 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
とあるプラシュナチャートを見ていました。チャートに慣れた人は、凄くプラシュナに惹かれるように思えます。題材は「車の鍵はどこにありますか?」。

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 「失せ物」を調べる場合、それは「置き忘れ」なのか、それとも「盗難」なのかを精査する必要があります。
・土星が7、8、12室に在住している場合は、失せ物は盗難された事を意味する。
・2Lか4Lが6室か8室に在住している場合は、盗難です。


 このチャート
・土星は6Hです。盗難ではない。
・2Lは月で4Hです。4Lは水星で7Hです。盗難ではない。1Lが7Hは失せ物が戻ってくる事を意味する。または見つかる。


プラシュナチャートはラグナの種類を重視します。このチャートは双子座ラグナです。即ち、シールシャーダヤ・ラグナになります。一般的には吉とされるラグナになります。結果的には吉の結果が得られやすい傾向がある。
・ラグナは、ラグナロードにアスペクトされているので力を得ている。
・ラグナロードはケンドラ在住に在住し、適切な配置とされています。
・月もケンドラに在住で配置は良し。しかし、二つの凶星が心配事がある事を示唆します。
・3、5、7室に吉星が在住。
・4室がシュバ・カリタリ・ヨーガとなっています。
・ラグナは二重星座で度数が9:59なので不動星座の結果をもたらす。

 このチャートは、以上の分析から車のキーを見つけることができる可能性があることを示している。

 簡単にハウスの説明
・1室は無くした本人
・4室は盗難または紛失した物品
・7室は盗難の場合の犯人
・10室は当局または警察


 紛失/紛失品の方向を知るにはアセンダントのナクシャトラを見ます。このチャートのAscのナクシャトラはアールドラーです。これは西方向を意味しているナクシャトラです。ライジングラグナサインも考慮する必要があり、惑星もラグナにアスペクトまたは配置されています。ここでは、寝室、ウォールチェスト、トランク、ボックスを表す双子座ラグナです。

 品物が保管されている場所は、ラグナの上昇するドレシュコーナからも判断できます。
最初のドレシュコーナは家の門や入り口付近。
2番目のドレシュコーナは家の真ん中の部分です。
3番目のドレシュコーナは家の後ろの部分にあります。


 このチャートの場合は、ある種のドレシュコーナの狭間ですが、ここはラグナで最初のドレシュコーナで、家の入り口の近くにあり、寝室の 1 つは西方向 (南南西が終わった直後から始まります) の家の入り口のすぐ近くにあります。ケンドラに位置する惑星に注目してください。これらの中で最も強いものは、記事の進む方向を示します。

 ここのケンドラには 4 つの惑星がありますが、高揚している惑星はありません。友情チャートの助けを借りて判断できるようになりました。ここでは、月(北西)は友好的な星座にありますが、ラーフ(南西)は乙女座の星座でも良いと考えられています。

 まとめ
・ラグナロードは水星であり、同じく7室ロードの木星によるアスペクトを受けている。
・木星も自分のハウスにアスペクトしています。
・ラグナロードは射手座に位置しており、これも高さを表します。
・水星と木星はどちらも教育を表します。
・ナクシュトラの支配星は西方向を表すアールドラーです。
・ウダヤラグナは双子座で、寝室、トランク、ボックスなどを表します。

 結果は、車のキーの落とし物が家の西方向(玄関近くの寝室)で見つかりました。それは質問した人物所有の本の中で見つかりました。

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インド占星術 4室の重要性の高さが光る(プラシュナ)

プラシュナ(ホラリー)
09 /02 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
様々なプラシュナに関する事を調べていました。特には「行方不明者」のプラシュナ・チャートです。

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 日本の行方不明者の情報は、都道府県警察のウェブサイトに載っています。それを見ると行方不明者になるケースは、とある時間に自宅から出て行って失踪するケースが多発しています。逆に言いますとそのケースだらけのように感じてしまいます。ある種の家出人ですが、老人の方は「痴呆症」が関与するケースが多いです。

 上記のケースは、家出人の捜索というケースになるので似たようなケースかもしれません。端的に「自らの意志で家を出て姿を消す」。行方不明者プラシュナ・チャートのハウスには様々な意味がありますが、いつも書いていますが、4室は行方不明者の安寧を表すとされています。そのため、4室とその支配星が吉星に恵まれて緩い場合は、行方不明者は安寧であり、大丈夫です。真逆のパターンがチャートに出ていると厳しくなります。

 上記ですが、ラグナは蟹座なので4室は天秤座になります。天秤座は空で火星のアスペクト。その支配星は金星で5室で木星とコンジャクションで凶星の影響は無傷です。イッタシャーラ・ヨーガが形成されています。他のハウス展開があるとは言え、この組み合わせで家出人の無事が堅いらしい。恐るべき、4室の威力になります。

 4室の威力で思った事は、日本の建国図の4室はポイント高い感じがします。
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 4室は魚座ですが、4室にはバーダカ惑星の水星が減衰し、金星は高揚しつつ、ヴァルゴッタマ。尚且つ、0度の惑星。10室には土星が在住し、アスペクト。このラインにマーラカ惑星が揃い、トリシャダヤの支配星も勢ぞろい。
 その影響は確実で
土星ー金星期で阪神淡路大震災
水星ー金星期で東日本大震災

今はケートゥー金星期を通過中で三連続でどうなる⁈という感じのサブダシャーの金星期に挑戦中という非常に「大震災」が意識されるダシャー期になっています。しかし、ケートゥは過去の大地震で含まれない強みがある時期になっています。

 話が飛んでしまいましたが、話を戻しますが、ある種の無事の確定は、金星と9室にいるヨガカラカの火星のプールナ・イッタシャーラ・ヨーガ。あからさまな友好のアスペクトが形成されている。尚且つ、6室と7室に惑星が在住し、トリコーナに水星か金星が在住する時、家出人は必ず帰宅する模様。

 7Lと9Lの黄経も15°超え。6室と12室のラグナ・ロードと土星がプールナ・イッタシャーラ・ヨーガになるタイミングで警察により家出人が発見されて事なきを得たようです。

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インド占星術 とある村の行方不明事件

プラシュナ(ホラリー)
08 /29 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
行方不明者プラシュナ・チャートを見ていました。プラシュナなので日本ではなく、インドの話になります。インドには明らかにプラシュナの手練れがいる。それは慣れからきていると思われる。最大の鍵は「ホーラ」になるようですが、残りは分析する側の力量次第になる。ただし、時間を書ければ回答を得る事が可能。

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 これは完全なるプラシュナ・チャートになります。即ち、行方不明になった時刻と場所のチャートではなく、真相を究明しようとして作ったチャート。

 行方不明者のチャートの場合、見るべきポイントは色々とあると思われますが、私は「安否・安寧」が気になってしまう。この事件の場合は、非常に可哀そうですが、学校に通っていた少女が行方不明という事件です。場所は村とあったのでインドの田舎なのかなと認識しています。

 行方不明者のチャートで「安否・安寧」は4室とその支配星が関与します。それに凶星が関与している場合、「安否・安寧」が疑わしくなる事を意味しています。また、プラシュナ・チャートでもイベント・チャートでもそうですが、実は「パリヴァリターナ・ヨガ」はそのイベントが起きた事をチャートが告げているのです。この場合は、4室と5室でパリヴァリターナ・ヨガ発生。4室は二重に凶星の影響を受けており、「安否・安寧」が疑わしいのではなく、この場合は、安否がやばいのです。

 分析は以下になる模様。
・ナヴァムシャは載せていませんが、ラーシ・ナヴァムシャ共に可動星座でした。結果が出るのが早い傾向がある。
・ 木星と金星が2、3、5室に配置されていれば、リターンは確実である。ここでは、木星は2室、金星は5室に配置されている。
プラシュナチャートの6室に惑星があれば、すぐに帰還できる。
・プラシュナチャートの2、3室に吉星と凶星の惑星がある。また、プラシュナチャートの4室から2、3室に凶星が配置されている。吉星の惑星はリターンを示すが、凶星の惑星はリターンを示さない。それは、状況が完全に楽しくないことを意味する。
・ラグナロードと月がコンバストである場合、死の事件が起こる。プラシュナ・チャートにはそのような状態がある。
・太陽と月が、6室にある凶星とタジカ的に関係する場合、死が確実に起こることを示す。
・月が、アセンダント、2室、3室に位置する逆行惑星とともにイッタシャーラ・ヨーガを起こす場合、関係者の死は確実である。プラシュナチャートでは、逆行する木星と月がこの条件を満たす。

 実際の結果は分析通りの結果となっていたようですが、子供の行方不明、女性の行方不明の場合は、土星と火星が組んでいるのは、それだけでも危険視される暗号になっている模様。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。