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インドには様々な占星術が存在しますが、その一つであるブリグ占星術による結婚の技法を調べていました。パラシャラ式とブリグ式とは多少の異なりを感じてしまう。

★女性の結婚
火星は女性の結婚に影響を与える惑星です。即ち、夫のカラカになる。
・火星が金星から1-2-3-5-7-9-11-12に位置する場合、結婚が約束される。
・7室の支配星がラグナロードから1-2-3-5-7-9-11-12に位置する場合、結婚が約束される。
・ 木星から数えて7番目の支配星が、木星が位置するハウスのディスポジターから1-2-3-5-7-9-11-12に位置する場合、結婚が約束される。
・木星が火星とアスペクトする場合、早期の結婚が約束される。
・土星が火星とアスペクトしている場合、結婚の遅れが約束される。

　圧倒的な違いは、パラシャラ式なら夫のカラカが木星です。正直、グルが現代で夫のカラカになるほどの誠実さが現代の男性のあるのかどうか。同じ男性惑星でもカリユガ期は火星が夫のカラカになるらしい。

　火星と金星の位置関係ですが、4室、6室、8室、10室に在住するのは良くない模様。ドシュタナハウス的には12室は大丈夫そうですが、6室と8室はダメそう。ただ、12室が結果的に弱いと継続性ができにくい。即ち、離婚しやすい。

　7Lと1Lの位置関係ですが、4室、6室、8室、10室に在住するのは良くない模様。端的に金星と火星と同じハウスが使用されている。このハウス達は、モクシャハウスとアリタハウスの組み合わせになる。カーマハウスの3、7、11室は結婚に非常に肯定的。ダルマハウスも肯定され、モクシャとアリタがやや否定される傾向にある。

　木星から見た位置関係が非常に重視ですが、経験的に重要なのは男女共に結婚のカラカである金星に思えてならない。金星は6室で減衰し、10室で力をなくすと思われます。その二つは、アルタハウスであり、上記の「否定ハウス」に見事に含まれている。6室と10室はどちらもキャリアに関連性が強すぎる。仕事中心のチャートの人は、結婚が遅れる傾向があり、仕事中心になり、それが軽視されると思われます。それが度が過ぎると結婚できなくなってしまう。

　仲良しの木星と火星のドリシュティは結婚を促進し、敵意識が強い土星と火星のドリシュティは結婚に遅れが出る。

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とあるチャートを見ていました。


　情報としましてラグナが不明です。惑星はそのラーシに在住しています。土星なら3なので双子座に在住。ブリグ占星術の見方になりますが、惑星との位置関係でどの時期に何が起きるかを読み取る模様。

・水星は彼から2番目の家に木星を持ち、3番目の家に月があります。その結果、ネイティブは途中で中断されることになる良い教育を受けることになります。

　水星が教育に関連する模様。パラシャリシステムなら5室とその支配星。カラカは木星と水星です。

・土星は彼から12番目に金星と火星があり、2番目に太陽があります。したがって、現地人は30歳から請負ビジネスで生計を立てていくことになる。妻がとても幸運になるので、彼の運勢も大きく向上するでしょう。

　職業のカラカは土星。パラシャリシステムでは、10室とその支配星。カラカは多数あり、土星と太陽、水星と木星。

・38歳から57歳まで、彼は繁栄を享受するだろう。彼には息子と娘が生まれることになる。

　ラグナは不明ですが、惑星との位置関係により、どの年齢で何が起きるかを読み取ります。その意味でブリグ占星術にダシャーシステムは不要。また、惑星配置のみで前世すら読み取ります。

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