親愛なる読者の皆様、今晩は。
海外サイトを読むと相変わらず、
サディサティの重たさが強調されています。
具体的な事例ですが

このチャートはインドの有名人のチャートです。
名前は
シャー・ルク・カーン。
ご本人は

今のT
土星は射手座を運行中で山羊座にある月から見ると12番目のハウスを運行中の為、
サディサティが始まっている事になります。配置的には前厄の時期です。
サディサティが始まった2017年以降に彼の映画の興行成績が良くないといいます。
あちらのプロのインド占星術師曰く、
サディサティが運を台無しにしているといいます。彼のラーシの
土星は逆行していますが、ムーラの
土星なのにお構いなしで
サディサティは人の心や運を台無しにしてしまうという。
私なら
サディサティの影響より、
アシュタカバルガの落差の変化により、人生の停滞と読んでしまう。
彼の
アシュタカバルガの落差を見てみましょう。

射手座の強度を見ると22点で2番目に低いハウスですが、質が悪いのは蠍座のハウスから射手座の点数の落差が11点もある事。
土星の点数の落差も酷い。
蠍座が5点で強いですが、射手座は1点で4点も落差がある。
まとめると
トランジット的に今の彼は
ハウスの落差が11点、土星の落差が4点もあるT土星の影響を被っている事になります。
その流れだと彼は水瓶座の時に最も悲惨になる点数が待ち構えている事になります。
ハウスの点数が20点でワースト。
土星のハウスの点数は0点でこれ以下の点数はありません。
土星の一般原則ですが
ビンドゥー が 0 ~ 3 の ハウス を 土星 が トランジット する とき、 病気、 経済 損失、 身分 の 低い 人 たち が もたらす心配、 働い ても 収入 に 結びつか ない、 妻子 が トラブル に 巻き込ま れる、 死 の よう な 状況 などが 生じ ます。トランジット を 分析 する 前 に、 占星術 の 基本 原則 を 忘れ ては いけ ませ ん。 ラグナ や 月 から 見 た 3 室、 6 室、 11 室 を 土星 が トランジット する のは、 もし ビンドゥー が 強けれ ば、 良い 結果 を もたらし ます。 サディサティ の 時期 は、 もし ダシャー も 悪けれ ば、 トラブル と 苦悩 の 時期 です。 土星 が ラグナ や 月 から 見 て 4 室 や 8 室 を トランジット する とき は 良く あり ませ ん。 サルヴァシュタカヴァルガ が 28 以上 の ハウス を 土星 が トランジット する とき は、 悪い 結果 にはなり ませ ん。
これはあくまでも
ジョーティシュの情報ですが、常識的に彼は53歳なので既に全盛期を維持できるのは普通に考えて難しいのは誰でも考えがつく話になります。ある種、それだけの話かもしれませんが、
ジョーティシュの裏付けもあるようです。
問題はこの停滞期に何をして奮起するのか?どのような事をやれば、
アシュタカバルガの落差を宥める事が出来るのかの方が重要に思います。彼ならお金があるようなので最も強力なヤグナ等をやる事により、大幅に
アシュタカバルガの落差を緩和する事が出来るかもしれません。
そのような智慧が
ジョーティシュにはあり、それを司る御方が常にどの神様よりも最初に崇められる神様である「主
ガネーシャ神」です。全ての叡智は主
ガネーシャ神に繋がり、主はあらゆる障害を取り除いてくれる神様です。主はヴェーダを編纂する為に迷わずに牙を折ってペンとして使用した無私なる神様です。
主が気になる人はGanesha Atharvasheersha
主に繋がるマントラです。
主に繋がると光が生じ、その光から英知が生じます。
英知は全ての闇を打ち破ります。