親愛なる読者の皆様、今晩は。
本日は、改めて 経済が著しく困難になるダシャーを実地で調べていました。

ハウス的に困難な経済時期は
6室　（アルタ）敵、争い、部下、親戚、病気、労働、訴訟、試験、競争、事故、借金、奉仕、腹部、腸
8室　（モクシャ）本人の寿命、突発的、不規則、トラブル、秘密、オカルト、不名誉、罪、精神的苦痛、荒行、ヨーガ、瞑想、死因、生殖器
12室 （モクシャ）損失、出費、投資、寄付、解脱、苦悩からの解放、出家、隠遁、投獄、入院、海外移住、左目、足

このハウスと生来的凶星のダシャーのコンビだと思います。それが前提条件です。また、これに支配、在住、ナクシャトラロードなども全て関与する可能性が高まります。

事例は破産申請をしたチャート

彼女が破産を申請した時期はラーフー水星期でした。

ラーフは6室にいます。
ディスポジターは8室にいる土星です。
ナクシャトラロードは6室のラーフです。

水星は8室にいます。
ディスポジターは3、8Ｌで9Ｈの火星です。
ナクシャトラロードは8Ｈの太陽です。

マハーロードのラーフに関しては殆ど6室と8室の関与ばかりで関与は土星とラーフという凶星コンビです。アンタルロードは多少は違いますが、基本は8Ｈ－8Ｌ－8Ｈに行き着きます。ハウス的には6室と8室ばかり書いていますが、ラーフ軸は6－12ラインにあり、8Ｈの太陽は12Ｌでもあります。

当たり前のようにドシュタナが絡むダシャー期は経済的に深刻であり、特に8室の関与が著しい場合、それが顕著になる。

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親愛なる読者の皆様、こんにちは。
海外の影響について見ていました。


チャートの持ち主は女性の方ですが、夫は外国人らしい。

1、結婚のカラカの金星を見るとラーフと接合しています。
2、夫のカラカは木星ですが、木星は12L太陽と接合しています。
3、7Lは木星ですが2番目の説明と同じになります。
4、DKは配偶者を意味しますが、12室海外に在住しています。
5、金星（結婚のカラカ）と木星（7Lで配偶者のカラカ）はいずれも9室に関係しているようです。
6、マハーロード（太陽）から見ると7Lが12Hでラーフと接合です。

親愛なる読者の皆様、こんにちは。
単純に考えてジョーティシュは時間分析です。

その時間分析に「遅れ」が生じるイベントには責務の主である土星様が絡む。
単純ですが遅延と土星様は関係する。


インド人の感覚で何歳以上が晩婚を意味するのかは不明ですが、チャートの女性は今現在35歳で既に晩婚と捉えている可能性がありますが、一生懸命に結婚相手を探しているようですが、なかなか見つからない。

2014年03月(29歳）から7Lのマハー木星期の時間が続いています。
29歳より前に結婚相手を探しているようですが相手が見つからない。

当たり前ですが、遅延と土星様は連動でこの土星様は最強に強い。

この土星様はラグナから見た7L木星にアスペ。
月から見た7室にアスペ。
金星から7L7室にアスペの配置構造です。

ジェイミニだと
ULから見た7室に土星様と凶星火星。

すると強い7Lが最強の土星様に異性との制限・遅延の影響。
逆行木星はジェイミニで子供を意味するPKです。

土星様は5室を削ぐ4Lを意味するMKです。
時間が過ぎれば過ぎる程「子宝」が遠のいていく事になりそうな気配です。

そのT土星は今現在射手座を運行中です。

親愛なる読者の皆様、今晩は。
いつも思うのですが、ジョーティシュは奥深さが深海ゆえに面白いです。

D1チャート

このチャートの持ち主は女性ですが、2015年6月に結婚したようなのですが、結婚後も常に健康問題に悩まされており、いつ死ぬかという絶え間ない恐怖を感じて生きているといいます。

チャラダシャーで見ると2013年８月からマハー射手座期が１１年続く事になっています。射手座から見て6室の健康のハウスを見ると凶星のラーフが在住しています。また、二大凶星のジャイミニアスペクトが働いているようです。この配置は健康の治りが悪いらしい。

ジャイミニでいう生命の要のAKは減衰して寿命の８室に在住する火星です。この配置の弱さが常に「いつ死ぬかという絶え間ない恐怖」に結び付く可能性があるようです。心の平安の４室魚座には月が在住ですが、この月が蟹座の支配星であり、ジャイミニのGKとなっているようです。

ナヴァムシャだと

2012年から10年程、マハー水瓶座期になっていました。
水瓶座がDKNになり、水星がDKです。

6室の蟹座を見るとやはり、D1同様に二大凶星のアスペクトが働く配置で6Lは7Hに在住するGK月になるようです。今の星周りはどうしても二大凶星が6室に働く配置らしい。

この方はインド人ゆえにその対策として毎日Vishnu sahasranamamを唱えているようです。このマントラはシュリラオ先生が推奨するヴィシュヌ神の恩寵を得るマントラになりますが、主に水星強化に働く事になります。この方の水星はD1のラグナロードになっています。

親愛なる読者の皆様、今晩は。
私は日々、海外のサイトを徘徊していると書いていますが、日本のサイトは見ないのかというとそうではありません。明らかに濃いサイトは見ています。日本で一番濃いサイトは鑑定家 ジョーティッシュとしか思えません。単なる純粋な意見ですが色んな意味でジョーティシュが濃いと思います。

この場合の濃いは「深い領域」を意味します。
ハウスで一番深い領域はどう考えても8室です。

端的に8室は最大の苦悩ですが、深い苦悩ゆえに大きな学びを得るハウスでもあるのです。その8室が異常に強烈だったチャートですが、千日回峰行を達成した大阿闍梨のチャートでした。日本で最大の苦行の一つは確実に千日回峰行です。調べれば分かりますが真面目な話、行者達は死と隣り合わせの日々を送りつつ、行を達成しています。そのような時期のダシャーが非常に気になったので調べていました。そのチャートは時間が許せば、いずれ載せるかもしれません。

海外ネタの8室はこんな感じの事が書かれていました。

チャートは水星が支配する乙女座ラグナですが、「出会い」と「別れ」の話でした。ダシャー的には26歳の時に18年あるマハーラーフ期がスタートしました。ラーフは7室在住でディスポジターが1室在住なので1－7ラインが活性化します。木星は1室在住ですが、そのディスポジターはラグナロードの水星でマハーロードから見ると水星は7Lです。

このチャートの女性はラーフー水星期に出会って結婚したそうです。
ですがマハーとアンタルの惑星の配置が悪かったようです。

D1のラーフと水星の位置関係は2－12関係です。
D9のラーフと水星の位置関係は6－8関係で最も悪い関係でした。

このような配置の為に夫との関係は常に不安定だったそうです。ここで8室の影響が出ているのですが、水星はラグナ＆月ラグナから見ても火星は8室支配ですが必ずアスペクトを受けています。また、D9で水星はヴァルゴッタマの土星＆金星と共に8室牡羊座に在住しています。このような配置がまずかったらしい。

結果的にアンタル水星期の次のアンタル期であるアンタルケートゥ期で別れてしまったようです。非常に短い結婚生活だった事を意味します。ケートゥのディスポジターはマハーロードから見た12室に在住する水星でした。

それでも最初のうちはなんとかやり直して結婚生活を維持するように努力したようなのですが、アンタル金星期が始まった頃には夫にやる気がないのは明白だった模様です。そこでチャートの女性は「何故、私は、どのような理由で離婚する事になったのか」という事を探求するようになったそうです。彼女はアンタル金星が始まってから人間関係の心理学の研究に多くの時間を費やしてきたといいます。金星は心理学の8室にあるだけでなく、9室を支配しており、5室支配の土星と接合しています。このことは、彼女のアンタル金星期が8室の影響によって激変した時期であっただけでなく、5－8－9室の影響等により、知識や知恵を得た時期でもあったことを示しているそうです。

ナヴァムシャチャートは以下になります。

水星は知性、知識を意味しており、5室は学び、9室は深い学びを意味し、8室は心理学の領域のハウスになります。

経験的に金星がGKの場合、金星の象意で悩むカルマを帯びている事を意味し、逆行しているので二重に金星が摩耗している事を示唆しています。

悩むカルマとは別れのパターンが潜在的に刻み込まれている事を意味します。

親愛なる読者の皆様、こんにちは。
今日も海外サイトを徘徊していたら「美容整形＝鼻の整形」という項目がありました。

美容整形とは手術なのでメス（火星）の関りが重要だったりします。
それと鼻はハウス的には2室かなと。
それと美容なので惑星的には金星（シュクラ）になります。

このような惑星とダシャーの絡みはチャートに出ているのでしょうか？

使用するチャートの精度ですが、D1、D9、D30は使用可能な精度と判断します。他は見ていないので不明です。

ダシャー的に確実なのは鼻に関する美容整形をした時期は金星（2L）－木星（2H）の時期でした。内訳としては金星は2Lで6室に在住し、アンタル木星からのアスペクトがあります。

木星は2室に在住し、メス（火星）と在住しています。
金星から見ると木星は2Lです。

木星はAK＝1室です。
金星はAmK＝2室です。

D1で見るとこんな感じですが苦悩チャート（D30）は露骨に苦悩する配置になっています。

木星と金星は共に8室（苦悩）に在住し、メス（火星）は2室（鼻）に在住し、2室から木星と金星にアスペクトをしています。金星と木星は共に金星（美容）が支配する天秤座に在住しています。

美容整形は容姿を美しく見せるための手法ですが、美容手術には金星、火星、金星星座等が関わる可能性を示唆しています。このチャートの場合、他の要素的に外見・容姿の1室、入院の12室も関わっています。

トランジット的にはメス（T火星）の配置が重要になる事は言うまでもありません。

親愛なる読者の皆様、こんにちは。
海外サイトに2007年以来、睡眠障害に悩んでいるという話がありました。まぁ、日本人の場合は、睡眠障害が約5人に1人いるらしいので人口の20％の割合なので別に普通の話になってしまうようです。

睡眠障害をネット検索すると睡眠障害
「睡眠障害とは、睡眠に何かしらの異常がある状態です。うまく眠ることができない不眠症が代表ですが、実際には日中にも強い眠気を感じる過眠症、昼夜の体内リズムが狂うことから生活リズムが崩れる概日リズム睡眠障害など、さまざまなものが睡眠障害に含まれます。また、アトピー性皮膚炎やうつ病など、身体的疾患や精神疾患に関連して睡眠障害をきたすこともあります。

何かしらの睡眠障害を抱える方は、日本において約5人に1人いるとの報告もあります。「睡眠障害」と一言に表してもさまざまなものが含まれているため、どういったタイプの睡眠障害であるのかを確認することは治療方法を選択するうえで重要です。」

端的にチャートの数をこなせば睡眠障害の原因になる要因を色々と見つける事が出来ますが単純に考えると12室から始める事になりそう。12室＆12室支配星が凶星や悪い影響がある場合、良い睡眠を得る事が難しくなってしまいます。

私は実践のみ好むのでその人のチャートを見る事にします。

チャートは水星が支配する乙女座ラグナになります。睡眠障害で悩むようになった2007年のダシャーは水星ー太陽期でした。マハー水星を見ると9室に三大吉星在住で睡眠障害になるんかいと思ってしまいます。

アンタルに関しては当たり前のように12Lの太陽が関わってきます。
ディスポジターは必然的に水星です。

ナクシャトラの性質を見ると犯人が見えてきます。水星のナクシャトラはムリガシラスなので支配星は火星です。火星は完全に水星を捉えつつ、影響的には最大の影響をもたらしています。火星は4番目のアスペクトを水星に与え、同時に睡眠の12室とラグナの1室に与えています。水星から見て火星は天頂の10室在住でそのハウスはラグナから見ると健康の6室だったりします。

それとムリチュバーギャが原因の可能性もあります。この人は二つのムリチュバーギャの持ち主です。ムリチュバーギャは健康被害をもたらすといいますが睡眠障害もその一種と判断しても問題ないと思います。


見るとアセンダントがムリチュバーギャです。ナクシャトラの支配星は当たり前ですが12Lの太陽が支配しています。それと12Lの太陽もムリチュバーギャ（ほぼ完全なムリチュバーギャ）です。アセンダントの支配星はマハー水星でラグナロードでもあります。この人が睡眠障害に悩み始めた時期が水星ー太陽期でガチ過ぎるムリチュバーギャの威力恐るべし。

私は意図的に12室のみ取り上げましたが実際には色んな繋がりが睡眠障害を起こしますが火星のディスポジターが慢性化している原因の一つです。