インド占星術 チャトルシャムシャ

D4(Chaturthamsa 住居・運)
09 /06 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
海外移住に関する事を調べるためにチャトルシャムシャ(Chaturthamsa)を見ていました。

 D4(チャトルシャムシャ)は、出生図の 4 室の拡張です。これは、財産、運命、財産、住居、相続財産、居住地を表します。この分割図は、トゥリャムサ、パドマンサ、またはバンドゥ ヴァルガとも呼ばれます。ヴェーダ占星術では、資産の売却や賃貸、財産の喪失、住居の変更を決定するために広く使用されています。

 海外に移住した人のチャトルシャムシャ
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 見て思ったのは、土星と火星が強い。月も強い。しかし、太陽が弱い。水星は友好、金星と木星は大友。海外に移住したダシャー期は、月ー火星ー水星期でした。海外移住を調べるポイントは、7室と12室とその支配星。それとカラカはラーフです。
・月は7Lです。12Lからのアスペクト。D4のラグナにアスペクト。結婚がキーポイントになり、海外に移住しました。
・火星は7Lにアスペクト。火星は配偶者のカラカ。
・ラーフ軸は6ー12ラインにあり、ラーフは6Hです。
・水星は6、9Lで4Hです。4、11Lで1Hの火星、8Lで10Hの太陽からアスペクトが働く。

 月と火星は7室が関与しています。月にのみ12室の影響があります。また、水星は7室と12室とその支配星。それとカラカはラーフでは説明ができないので遠方の9室とその支配星を付け足す必要がありそうです。

D4(チャトルシャムシャ)のハウス
・D4の1室は、その人が生涯で蓄積できる資産の純資産を評価する際の主な決定要素です。
・2室は、資産を獲得する能力を表す。
・3室は旅行の家であり、これは転勤または家から離れた場所への移動を示します。
・4室は取得した資産の性質と維持に関する情報が表示されます。
・9室と11室は、慈善活動、精神的な理由、親善活動への富の利用を示します。
・10室は、不動産の購入または維持に関するカルマパターンを示します。
・12室は無駄な支出、財産の損失、依存症への富、悪い習慣、詐欺行為を示します。
★6、8、12室の凶星は、不動産や物質的な所有物を購入する際の困難、絶望、困難を示します。


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インド占星術 外国人と結婚するチャンス

D9(Navamsa 配偶者)
08 /06 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
とあるナヴァムシャを見ていました。その人は、別のキャスト、宗教、または外国人と結婚するチャンスを狙っている。ジャイミニ的にダラカラカや7室、その支配星がラーフ軸に関与する可能性がある時、別のキャスト、宗教、または外国人と結婚するチャンスが出てきます。

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 ジャイミニの生来的DKは金星です。このチャートのチャラカラカのDKは火星です。金星を見るとラーフとコンジャクション。金星とラーフ結婚を司る7室にジャイミニアスペクト。7室の支配星にもアスペクト。ついでにケートゥもアスペクトしている模様。

 この人は、具体的には、インド人の女性と結婚したい模様。この人自身はアラブの人。時期的には既に過ぎた話ですが、ランガチャリヤのチャラダシャーで見ると天秤期の時期の話だった模様。この場合、天秤座はラグナから見た9室になりますが、天秤座から見た結婚のハウスは牡羊座です。牡羊座には、ラーフとスティラカラカのDKである金星が在住。

 必然的に、この時期の結婚の欲望は、外国人と結婚になってしまう模様。ラオ式のチャラダシャーで見ると獅子期でした。獅子座から見ても7室にはラーフと金星、それとチャラカラカの火星の影響も出る模様。

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インド占星術 結婚と子供

D9(Navamsa 配偶者)
07 /19 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
とあるチャートを見ていました。子供ができにくいらしい。

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 チャート的に言いますと早婚のチャートになります。19歳での結婚結婚したダシャー期ですが、月ー木星ー月期でした。
・月は7Lとコンジャクション。
・木星は7室のバヴァット・バヴァムの惑星であり、ラグナの支配星。

 ナヴァムシャは子供を見る専門的なチャートではないですが、.
子供のカラカは木星ですが逆行しています。
・木星は6Hです。
・木星は凶星に挟まっています。
・5室に6Lがいて土星のアスペクト。
・5Lは8Hにいます。
・5Lは凶星に挟まっていて土星のアスペクト。常に5室には土星の影響がある。

 結婚して以後のダシャー期は、月期、火星期の時期になります。マハー月期は25歳まで続いていました。月から見ると5室は水瓶座で木星のアスペクトではだめだったらしい。5Lは土星で強いですが、4Hに在住となってしまう。次の火星ですが、5室は山羊座で強い土星がありますが、それすらもダメだったらしい。

 明らかに子供ができにくいチャートになるようです。D9で言える事は土星の影響が入るとそのハウスの事象に遅延がもたらされる事になります。否定ではないですが、遅延は確実であり、その一つの見本になる模様です。土星は敵のいる5室にアスペクト。または、8室にいる敵の月にアスペクト。敵にアスペクトするとその遅延の重みが違う模様。

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インド占星術 学びのダシャー期

D24(Chaturvimsamsa 教育・知識)
07 /05 2023
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とあるチャートを見ていました。

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 工学部を卒業したチャートを見ていました。このような場合、大学に入学する時のダシャーの支配星は、5室かその支配星、10室かその支配星の絡む必要があるとされています。それが成立していないとそのチャートが機能していない可能性が高まります。即ち、間違っているチャート。

 ダシャー的に大学入学は、ラーフラーフでした。それと工学は、火星、土星、それと太陽が関連します。
・ラーシを見るとラーフは見事に5室に在住です。しかし、他の影響はなし。ディスポジターは水星です。ナクシャトラロードは火星です。5Lの水星は、バヴァット・バヴァムの9室に在住で火星とコンジャンクション。水星のナクシャトラロードは太陽。また、5Lは10Lである土星が支配する星座に在住。
・ナヴァムシャを見るとやはりですが、このチャートは学び専門のチャートではないので工学関連としての色合いが薄く感じますが、5Lは太陽ですが、太陽とコンジャンクション。そのラーフはヴァルゴッタマ惑星になります。しかし、火星や土星の影響、または、10室の影響が入らない模様。あるのは8、11Lの5番目の創造のアスペクト。
・このチャートはラーフから見た5室にいずれも強い高揚ヴァルゴッタマの火星の影響があるチャートになる模様。5室は土星が支配する山羊座にもなっています。

 工学系は、火星、土星、太陽です。象意としては
・火星は、物理的な力、運動エネルギー、エンジン、機械、システム、道具を司る。
・土星は、これらのシステム、道具や機械の技術を使用するための物理的な情報を提供する。
・太陽は物理学に関連する。

 正直、パラメータ的に「10室かその支配星の絡む必要がある」という部分はあまり不要な感じがしていまう。ただ、これはD24には機能する可能性があると思われます。
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 D24ですが、ラーフは5Lが支配する星座に在住し、5Lのアスペクト。ついでに10Lのアスペクト。5室には太陽が在住するチャート。


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インド占星術 子供が得にくいダシャー期

D7(Saptamsa 子供・孫)
04 /22 2023
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Saptamsaチャートを見ていました。これは主に子供を予測するチャートです。

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 結婚してぼちぼち時間が経過するのに子供に恵まれないのだと言います。ダシャー的にはマハーラーフ期の時期を推移中です。これを見た感じですとこのSaptamsaチャートは正しく機能している事になり、この女性は、08:35:45~08:50:00の間に生まれた事になる模様。

 子供は欲しい。
 ですが、生まれない。

・ラーフは8室在住です。
・ラーフには5室を支配する金星のアスペクトが働きます。
・ラーフには子供のカラカである木星のアスペクトが4室から働きます。
・ラーフには4室を支配する火星のアスペクトが働きます。
・ディスポジターは高揚で強い4室に在住し、木星とコンジャンクションする太陽です。

 ラーフは5Lと子供のカラカの影響が高いですが、どうにも4室や4Lの影響が入る8室に在住するラーフな模様。8室の凶星は非常に苦労する象徴のチャートになっているようですね。

 清水先生の翻訳したラオ先生の子供に関する本によると「子供が生まれない」原因は、二つあると言います。
1、そもそも子供が生まれない
2、生まれても過去世に積んだカルマのせいで死んでしまうかの二つ。

 子供が授かれない原因
・蛇の呪い
・父の呪い
・母の呪い
・兄弟の呪い
・母方の親類の呪い
・スピリチュアルな人物の呪い
・妻や女性の呪い
・悪霊の呪い


 主な原因は「呪い」らしい。確かに「ラーフ」はそれに関与する。このような場合は、正しい占星術師に聞いて日本語的な「護摩供養」が必要になりそうです。まずは、ラーフを宥める必要があります。

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インド占星術 弟妹

D3(Drekkana 兄弟姉妹)
04 /05 2023
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弟妹に関するチャートを見ていました。

 弟妹は、D3、3室とその支配星、火星火星から見た3室とその支配星が関連するとされています。
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 弟妹を見るチャートはドレッカナチャートとされています。弟が生まれたダシャー期は木星ー金星期です。
・木星は3Lにアスペクト。ディスポジターは3Lとコンジャンクション。
・金星は3Lとコンジャンクション。

 火星から見ると
・木星は3Lで金星にアスペクト。
・金星は火星から見た3室にアスペクト。

 ドレッカナで見る生まれた時間帯は、06:18:20~ 07:02:21なので非常に開きがあり、ドレッカナで時刻修正は難しい。

 妹は数年後に木星ー月期に生誕しています。
・木星は3Lにアスペクト。ディスポジターは3Lとコンジャンクション。
・月は3室から見た3室である5室にアスペクト。ディスポジターは金星です。

 ダシャーで言える事は、直接的にメイン・サブダシャーに3室と3Lが関与してはいない事。間接的に強く3Lが関連しており、月への関与はかなり薄い。

 分析では、弟妹のみですが、ダシャーが木星期でわかると思いますが、実際には上に姉が三人、下に弟妹が一人ずついるチャートになります。

・三女は、木星ー土星期に生誕。
・二女は、木星ー土星期に生誕。
・長女は、ラーフー火星期の生誕。

 木星は、11Lにアスペクトで土星とラーフは11Lとコンジャンクション。火星は7Lにアスペクト。この7Lがラグナの長女が短命となっています。

 時期は水星ー水星期に亡くなっています。双子座を1室としてみると2室マーラカに在住する惑星期という事になりそうです。

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インド占星術 引っ越しの多いダシャー期

D4(Chaturthamsa 住居・運)
03 /31 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
適当にチャートを見ていました。大概は時刻修正のネタとしての分析です。

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 引っ越し関連はD4ですが、このケースは海外への引っ越しのケースになります。この場合は、7、12室、その支配星、ラーフが関与するとされていますが、遠方の9室も関与します。

 この人は9歳で海外に引っ越ししていますが、原因は父親の仕事の影響がある模様。時期は、土星ー月期でした。

【Sa期 1990年01月(-3歳) - 2009年01月(16歳)】
■Sa-Sa期 1990年01月(-3歳)~1993年01月(0歳)
■Sa-Me期 1993年01月(0歳)~1995年10月(3歳)
■Sa-Ke期 1995年10月(3歳)~1996年11月(4歳)
■Sa-Ve期 1996年11月(4歳)~2000年01月(7歳)
■Sa-Su期 2000年01月(7歳)~2000年12月(8歳)
■Sa-Mo期 2000年12月(8歳)~2002年07月(10歳)
■Sa-Ma期 2002年07月(10歳)~2003年09月(11歳)
■Sa-Ra期 2003年09月(11歳)~2006年07月(14歳)
■Sa-Ju期 2006年07月(14歳)~2009年01月(16歳)

・土星は7室を支配して12室に在住。ディスポジターは12Lの月です。
・月は12室を支配し、8室に在住。ディスポジターは7室に在住する木星です。
 今回のケースは、ラーフが絡みませんが、サブサブダシャー自体は不明です。

 父親の影響とありますが、火星は月にアスペクト。土星は火星にアスペクトしています。

 D1ですと
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 海外への引っ越しは父親の影響ですが、ラーシだとそれが明確に出ている事になります。土星は9室に在住です。太陽も同じです。太陽から見た9室の支配星すら9室に在住です。また、この土星は、ラーフ、7室と12室の関与がありません。あるのは強い9室だという事になります。移動には7、12室も機能しますが、9室も影響が出る事が分かります。

 12室の影響があるのはサブダシャーの月で8室から7、12室を支配する火星のアスペクト。配置とダシャー的に3ー4ー9室の絡みです。12室やラーフや8室に集中している。土星は4Lと共に3室にアスペクト。月は3Lです。ディスポジターは4室に在住で12室にアスペクト。

D60ですと
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 この方は女性のチャートですが、言える事は、土星は三つ全てで「可動星座」が使用されている事が判明。この方は、マジで土星期は海外へ引っ越ししまくりです。全て原因は父親の仕事です。

 なんだかんだで海外引っ越しのロジック(7、12室、その支配星、ラーフ)は実際に機能している模様。
・土星は7Lです。3Hで12Lと12室にアスペクト。
・月は12Lです。ここで初めてラーフの絡みがあり、月は5室からラーフにアスペクト。

 今回のケースだと土星は常に可動星座に在住し、月は常に柔軟星座に在住。動き自体が常に可動星座の方が「可動」ゆえに激しいのは確実です。まぁ、月が8室の影響を受けているのですから「楽しい引っ越し」とは程遠い事が読み取れます。

様々な鑑定の依頼を受け付けております。じっくり深い読み方を見たい人は是非とも私をお選びくださいませ。
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病気、結婚、ビジネス、キャリア、法律問題、財産、健康、負債、投資などの全ての各分野の有料鑑定の鑑定依頼は以下になります。

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。