インド占星術 月との組み合わせ

06 /14 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
相場が暇なので海外サイトを見ていました。

そのサイトには「チャンドラグラハンドーシャ」の事が書かれていました。端的に月(チャンドラ)とラーフ&ケートゥと合になると人生全般や経済的な問題を伴う浮き沈みをもたらす事になるらしい。要は良くないヨガになるという事のようです。そのチャートですが

D1チャート
キャプチャ
チャートを見ると8室に月が在住し、ラーフと合のチャートです。確かに経済的な問題を伴う浮き沈みが起きてもおかしくはないチャートで今は太陽ー月期ですが、富の浮き沈みが生じるので当然のように失業中です。

今の失業を脱する為に様々な救済策が書かれていました。

※ 今現在、この人はサディサティの本厄(T土星はN月の真上を運行中)なので悪影響を緩和する為に凶星の至高のマントラであるHanuman Chalisaを唱える事。
※ ラフの悪影響を緩和する為に貧しくて食べるモノにも困っている人々に食料を寄付する。
※ 月の強化の為に2ムキのルドラクシャを着用する。
※ 宝石はグリーンオニキスを着用する。


日本人が確実にできる事はHanuman Chalisaを聞き続ける事とHanuman Chalisaの元になるラーマーヤナを読む事です。それとボランティア活動は凶事を減らします。

インド人はこんな感じでルドラクシャ宝石を購入させる方向に向かわせ、その結果が散財に繋がります。凶事が減るならいいですが、減らない場合は散財だけが残る。無料なのはHanuman Chalisaを聞き続ける事で本来は唱えるのがベストです。
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2室に在住する月と機能する神々

04 /18 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
本日は「2室に在住する月」を調べていました。

まずは、日本のサイトで調べると

※ 経済は良い、教育を受ける、官能的、家系が良い、良い声でよく話す。
※ 大家族を持ち幸福。女性からお金が入る。経済状況は変わりやすい。色白。心を開かず社交的でない。細い目。人から羨望を受ける。
※ 幸福。大きな家族。女の姉妹の方が多い。美食家。美人。友人に恵まれる。金持ち。もし満月ならたいへん金持ちになる。


主に三通りの情報がありました。
私的に見つけた簡単な情報は

月が凶星と関連していない限り、それは良い結果をもたらすでしょう。占星術の2室は、主にスピーチ、家族、貯蓄等を扱います。2室に在住する月は、善良で思いやりのある家族と十分な遺産に恵まれています。自分の貯金も大きいかもしれません。男性も女性も美しい声に恵まれていますが、男性にとっては、声の高さが低いのは少し女性的に見えるかもしれません。おそらく、会話が上手いので仲間や友人を楽しませることができます。

ハウスの配置にもよりますが、特に友好的な配置に在住していれば、とても裕福かもしれません。月に影響を与えている土星、ラーフ、ケートゥ、火星のような凶星があると、家族との間に問題が生じ、富を守ることに問題が生じる可能性があります。言語障害も考えられます。一般的に2室に在住する月は適していると考えられていますが、サインや接合状態によってはその逆も成り立ちます。

言論の問題がある場合は、人は女神サラスワティに祈らなければなりません。月と共に凶星があるならば、お金を貯めるのに苦労するかもしれない。そのような場合は、クベーラ神や女神ラクシュミに祈るのが一番です。サラスワティ女神は音楽、教育、言論を支配する女神なので、もし収入が演説や歌によってもたらされるのであれば、彼女に祈りをささげることが勧められます。


ここでのポイントは2室の月の状態ではなく、問題がある場合は、どの神様にお祈りをすればいいかという事です。
ここに出てきた神様は

サラスワティ女神
ラクシュミ女神
クベーラ神の三神様です。


富に関する問題はクベーラ神ラクシュミ女神にお祈りを捧げるのが無難。
音楽、教育、言論関連はサラスワティ女神になりそうです。


私の場合は、金曜日にシュリ スークタムを唱えています。
シュリ スークタムはラクシュミ女神マントラになります。
これによって金星が強まるのは確実です。

Sri Suktam


ヴェーダマントラは耳で聞くだけでも多大な効用があります。
どうせ聞くなら金曜日に最低8回聞く事をお勧め致します。
ラクシュミ女神は全部で8神の化身が存在しますので基本は8という数字がラクシュミ女神には機能する事になります。

月から8室への土星通過の影響

03 /07 2019
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
今日も朝からチャートですが、こんな感じのチャートを見ていました。

キャプチャ
本人の話(インド人)では、月は土星が支配する水瓶座に在住しています。
月から見てラグナロードの金星は8室在住です。ラグナから見ると12室在住で減衰しています。

この配置でトランジット土星が乙女座を通過した時、心身共に死ぬほどの苦しみを味わってしまった模様です。トランジット土星が直近で乙女座を通過した時期は2009年9月10日~2011年11月16日頃になるご様子。

ダシャー的に2009年9月10日の時期は木星ーラーフ期なのでアンタル期が9番目の最後の時期になり、19年あるマハー土星期が2010年01月(20歳) よりスタートしていました。トランジット土星の影響がなくなった時期は土星ー土星期でした。

どうやらマハー木星の終わりから土星の影響が最も強まった土星ー土星期の時期に酷く苦しい状態が到来したようですが、トランジット土星が天秤座に抜けると流れが大幅に緩和したそうです。ちなみに土星は逆行しつつ、3室射手座に在住し、減衰金星にアスペクトを与えていますが、土星のナクシャトラはプールヴァ・アシャーダーなのでその支配星はラグナロードで減衰する金星となっていました。

死ぬほどの苦しみをナヴァムシャで見ると以下になるようです。
キャプチャ
金星は土星が支配する水瓶座に在住し、ラグナ&月から見ても12室に在住しています。影響的には土星と火星とは相互アスペクトでラーフのアスペクトもあるようです。即ち、吉星の守護が欠けている配置になるご様子。

金星は常にラグナから見て12室に在住しています。金星自体がジャイミニでいうギャーティカラカそのものの惑星です。

ここで聖典に書かれている事をお書きしますが、人生で起こる事は全て魂(アートマ)にとっては良い事です。どのような事象も全てが良い事です。なので良い事も悪い事も平常心で淡々とこなす事が重要になるといいます。

ここでのポイントはあくまでも全ては魂(アートマ)にとっては良いと書かれている事なので肉体や心、精神にとって良いとは書かれていないという事が重要です。これを理解するにはどうしても「内観」が重要になります。そもそもジョーティシュ自体は、人々を魂(アートマ)に導く道具の一つに過ぎない事が重要です。

ジョーティシュは実は聖仙達の眼を意味します。聖仙達は魂の先輩で彼らは外界ではなく、内界のみに重きを置く人生を送る人々そのものです。

このチャートの持ち主の場合は、確かに死ぬほどの苦しみを味わったかもしれませんが、その苦しみにより、確実に内側の霊的な世界に強く目覚めた事になるようです。その一つが、ジョーティシュの探求等になるようです。

4室と月と母親(インド占星術)

04 /10 2018
親愛なる読者の皆様、今晩は。
日々、チャートを精査していますが

キャプチャ
チャートの主は天秤座ラグナで1室に母親)が在住しています。は10L。
このは8L、6Lのアスペクトを受けています。4室を見ると4土星とラーフが在住。対面からケートゥの影響があります。

母親4室支配及び4Hなどが影響しますが
と土星とラーフに絞って見ると(ラグナ&から見た4室が同じ)
キャプチャ
ナクシャトラの支配星が月に在住するのは2つ。
ナクシャトラの支配星が土星(4L)に在住するのは2つ。
ナクシャトラの支配星がラーフ在住(4H)に在住するのは3つ。

この方は約70%の影響を月や4室絡みから受けている事になります。
その結果、実生活では母親とは激しくぶつかり合う模様。

それでも月には5L、9Lの影響がある事も事実ですが。この時期のダシャーは土星ー土星期で彼との付き合い方を全否定。土星は7L火星にアスペで火星(7L6H)は1H月にアスペ。

インド占星術による有料鑑定を実施しております。詳細はこの情報をお読みくださいませ

月から読むリラックスできる空間

08 /31 2017
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
訪問ありがとうございます。


私はインド占星術を学んではいますが実は占いは当たればなんでもいい主義でもあるので食わず嫌いは特になしです。


インド占星術の情報で星座に関する情報が薄いのでその領域は西洋から学んでいます。


西洋的にの入っているサインから読み解く「から読むリラックスできる空間」を見ると


牡羊座のはサッカー場、未開拓な土地、荒地。

牡牛座のはインテリアショップ、美容院、レストラン、庭、音楽、美術鑑賞。

双子座のは流行スポット、書店、路上、車中電話、テレビ、雑誌、おしゃべり。

蟹座のは家庭、台所、スーパー、馴染みの喫茶店、居酒屋、レストラン。

獅子座の月は遊園地、ゲームセンター、スポーツクラブ、映画館、コンサート会場。

乙女座の月は制服のある職場、事務所、文房具店、病院、洗濯・掃除などの家事。

天秤座の月はスポーツクラブ、コンパ、デパート、ショップ、共同経営。

蠍座の月は秘密が守れるプライベート空間、会員制クラブ、ライブハウス、占い館、ラブホ。

射手座の月はスポーツ観戦、競馬、図書館、知らない土地や外国への一人旅。

山羊座の月は官公庁、学校、由緒正しい神社・史跡。老舗の旅館、料理店、茶道、花道。

水瓶座の月は電脳空間、プラネタリウム、科学館、パソコンショップ、インターネットによる交流。

魚座の月は水に関する場所、水族館、海辺、川岸、湖畔、酒場、オカルトショップ、夢の中。

星座それぞれの特徴が出ていると思いますがやはりゾデアック的に8室に位置する蠍座は特殊ですね。何気にラブホって?

逆に陰で可動で地の星座の山羊座は学校ってあくまでも現実主義ですね。


まぁ、西洋は12の月の位置ですがインド占星術なら27の月の位置での判断になると思いますがナクシャトラの本ってあるのかどうか?詳細で分厚いナクシャトラの本を読んでみたいモノです。1.000ページくらいの情報量が欲しいです。

心が安定する日、不安定になる日の見分け方

08 /24 2017
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
いつも訪問ありがとうございます。


いつも書いていますが日本のジョーティシュに関する情報は本当に薄いの一言です。その為、端的にラオ先生式がメインのトレンドになる始末です。


いいか悪いかは別に比較する情報がないのは視野を狭くする。なので私は翻訳を利用しつつ、海外のジョーティシュサイトを漁るしかない感じに。


そこには「アシュタカバルガ」についての情報が書かれていました。気分の変化や感情の高低を見抜く簡単な手法。手法的には極めて簡単でアシュタカバルガの点数が高いハウスにがトランジットする2日と7時間程度は心が安定し、良好を保つ事が出来ると読む。他の影響を考慮する必要がありますが。


アシュタカバルガの点数が低い(3点が目安)ハウスをがトランジットする時期は心が不安定になり、ぐらつきやすくネガティヴ傾向が出やすいという。


3点を中間点と査定すると
0点は非常に危険で大人しくマントラを唱えた方がベターな日になります。簡単にぐらつき凹む日になる。
1点も非常に弱いので心の闇が強く、光が弱い時期なので守りに入り、瞑想やマントラ修行に励む日に。
2点も1点と似たような日を過ごすべきかと。


逆に何かを仕掛ける場合は点数の高いハウスをがトランジットした時に動くと良好が結果を得やすいという。点数が高いのでポジティブで光が強い状態は全てを良い方向に向かわせる。


そのサイトには悪いハウスのトランジットへの対処法はマントラを唱える事が良いと書かれていました。はシヴァが管轄している惑星なのでシヴァマントラがいい可能性。直接にチャンドラマントラでも可能かと。

月=母=マトリカラカ(4室の象意)

07 /28 2017
親愛なる読者の皆様、こんばんは。
いつもお世話になっております。


D1チャート
キャプチャ
MKは

人はいずれは死を迎えるのですがこのチャートで射手座ー牡牛座ー牡牛座期に母親が死去したという。MKはは二重で母親の意味合いがある模様です。


射手座から見て4室は魚座。魚座にMK在住で魚座から見て8室惑星集中。魚座の支配星の木星は8室在住で6室支配星の太陽と接合で太陽は減衰。7室支配の水星(GK)と接合しつつ、2室支配の火星のジャイミニアスペクトが8室にあります。


牡牛座から見て4室は獅子座で獅子座から見て魚座にMK在住で8室になります。MKのは12室支配(あの世)。獅子座の支配星の太陽は3室で減衰。3室にはマーラカの水星と8室支配の木星在住。7室支配の土星は8室のMKにジャイミニアスペクトを与えています。


という感じで人の死は「8室」と「2、7室のマーラカ」が往々にして絡む構図になる模様です。


インド占星術による有料鑑定を実施しております。詳細はこの情報をお読みくださいませ

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。