インド占星術 悟りには霊性が必要

神秘学
05 /29 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
霊的な本を読んでいたのですが、その本によると悟りには霊性が必要とありました。逆に言いますと、その他の手段によって悟りを開く事は不可能らしい。

 悟りの流れですが
1、霊的な知識によって物事が明らかになっていきます。
2、すると、あなたは完全な理解を得ます。
3、それが悟りです。


 占星術でそれがもたらされそうな惑星はケートゥに思えてしまいました。それほどにケートゥには、悟りや解脱への影響がある模様です。

 ケートゥの古典の象意ですが
モクシャ、 瞑想、 神聖 な 知識、 マン トラ の 吟唱、 静けさ の 観察、 予測、 狂信、 哲学、 巡礼、 救い、 運命、 アーユルヴェーダ、 ヒーラー、 直感的 な 知覚、 放棄、 解離、 天 の 助け、 予期 し ない 不幸、 疑い、 怒り、 野心、 黒 と 白 の 魔術、 母方 の 祖父、 消費、 物乞い、 巡礼、 貪欲、 裏切り 、紛争、 垂直 方向

 悟りに関しては書かれてはいませんが、解脱(モクシャ)は書かれてあります。それと霊的な知識により、物事が明らかになりますが、ケートゥには神聖 な 知識が含まれている事になります。人は、ケートゥに深く関与する事により、神聖 な 知識に触れる可能性が高いようです。

 ただし、ケートゥと他の凶星が関与してしまうと狂信性が生まれてしまう可能性があります。それはその人の哲学なので信念に繋がり、信念のためには人は「死を選ぶ」ケースが多いのでそこには「命がけ」のダシャーが関与する事になってしまいそうです。

 その狂信性ですが、ラグナにケートゥがあるとやばいかもしれない。特には時刻修正をしてはいませんが、D9も機能する可能性があるチャートですが
スクリーンショット 2023-05-29 121156
 このチャートの主の名は、ヨーゼフ・ゲッベルス。あのヒットラーの狂信的な信奉者だった模様。

 ウィキペディアによるとヨーゼフ・ゲッベルスは、1897年10月29日 - 1945年5月1日)は、ドイツの政治家。「ゲッペルス」は誤記。ナチ党政権下では国民啓蒙・宣伝大臣を務め、強制的同一化を推進した。第一次世界大戦後に政治活動を開始し、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)における左派の中心人物の一人となったが、その後はアドルフ・ヒトラーに接近し、第3代宣伝全国指導者を勤めてナチスのプロパガンダを積極的に広め、ナチ党の勢力拡大に貢献した。第二次世界大戦の敗戦の直前、ヒトラーの遺書によってドイツ国首相に任命されるが、自らの意志でそれに背き、ヒトラーの後を追って家族とともに自殺した。

 最後は、ヒトラーの後を追って家族とともに自殺。マジでアドルフ・ヒトラーへの信仰があった模様。

 ケートゥは使用方法を間違えると相当ヤバイ可能性が高い。彼が、自殺したのはラーフーラーフ期でした。大概ですが、人は思考して決断して実行に移すのは5室や9室が関連しやすい。また、衝動の大元はラーフだったりする。

D1ですが、ラーフはマーラカに在住でした。しかし、5Lの土星、9Lの木星のアスペクト。
D9ですが、ラーフはマーラカ在住でした。D1から見ると3ー9ラインに変化します。ラーフは、9室の影響はなかったのですが、木星は9室の生来的なカラカであり、5L土星のアスペクトがあった模様。

 ケートゥは至高の知識ですが、頭がないので正しい導き手が必要になります。彼の場合は、絶対的にそれをアドルフ・ヒトラーに求めてしまった模様。少なくともそれは人類にとっては大いなる災いをもたらした行為に手を染めた可能性が高いようです。

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インド占星術 解脱の障害はとにかく手強い

神秘学
05 /28 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インド式の占星術には、輪廻の教えが含まれていますが、人は生まれたら殆ど100%の確率で死にますが、それが自然の摂理になります。死ぬのは当たり前ですが、中には二度と輪廻をしたくないと考える人々も存在します。ただし、解脱するには数々の障害が待ち構えています。その障害をアリシャドヴァルガと言います。

 アリシャドヴァルガとは、6つの敵という意味でその敵とは、カーマ、クローダ、ローバ、モーハ、マダ、マーツァルヤになります。
カーマ=欲望
クローダ=怒り
ローバ=貪欲
モーハ=愛執
マダ=高慢
マーツァルヤ=嫉妬

 輪廻自体は四つの生き物のどれかに生まれ変わるとされています。それは、アンダジャ、スウェーダジャ、ウドビッジャ、ジャラーユジャで人間はジャラーユジャに含まれます。ジャラーユジャとは、哺乳類を意味しています。

 死期に関してはマーラカが作用します
スクリーンショット 2023-05-28 094621
 この男性の死期は、土星ー金星ー火星期でした。どのようにマーラカが作用したのかをご自身で判断してくださいませ。D1、D9共に明確にマーラカの影響が出ています。

 トランジット的には分離のケートゥ(死期の時、N木星の真上を通過中)、収縮の土星(死期の時、2室山羊座を通過中)が作用するとされています。ジャイミニ的にはAKの維持ができなくなる時が、死期になっています。チャラダシャーの死期は、2室マーラカの山羊ー山羊期となっており、AKは山羊座にアスペクトする金星でした。

 ちなみに次々と誕生を移動するのはリンガ デーハになります。日本語的には微細体です。これが、次々と誕生を移動する、即ち輪廻をもたらしている事になるのです。仮に自殺したとしてもそれは肉体=粗大体の破壊だけなのでリンガ デーハ=微細体が破壊された事にはならないので次々と誕生を移動するのは明白になります。ただ、今世で粗大体の破滅を自身で招いたので輪廻をすると必ず似たような状態を体験してしまう事になります。その時、様々な意味で弱い場合、同じ過ちを犯す可能性が高まり、魂的に学んだ場合は、踏みとどまり、魂的に強く成長する事になります。この場合、霊的な意味での成熟度が何より重要になりそうです。

 粗雑な五元素で出来た肉体は死にますが、リンガ デーハを簡単に解釈すると「心」は死にません。そのため、この「心」を真髄まで極めた達人が聖仙達になりますので至高の魂達の教えを真摯に学び必要が出てくる事になりそうです。その一つの教えが、インド式の占星術になります。

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インド占星術 リナーヌバンダと輪廻

神秘学
05 /27 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インド式の占星術には、輪廻の教えが根底にありますが、人との縁とは端的に過去世の負債により生じる事になります。そこに魂の自由意思が入る余地が難しい事が分かります。強制力が働くのです。

 過去世の負債とは、リナーヌバンダという概念があります。リナーヌバンダとは、生まれ落ちた家庭における過去世から積み重ねてきた未返済の債務の事です。このような概念を追求すると輪廻が自由に生じてはいない事を深く理解する必要が出てきます。

 結果的に対人関係とは、リナーヌバンダという債務・負債のために関係が生じ、様々な関係に発展する事になります。過去世において積み重ねてきた負債は、今生における人間関係の機縁になります。

 配偶者、両親、兄弟姉妹、お付き合い、使用人(部下)との関係は全てリナーヌバンダの結果生じます。常々書いていますが、輪廻とは、死に際に生じる主要な願望(動機)が、次の生を決定します。それゆえに人は、死に際の状態が一番重要になります。

 輪廻とは自由ではなく、リナーヌバンダというある種の強制力が働く事を常に意識しつつ、最善は、死に際を理想的に死ぬ事がベストな魂の死に際になると思います。そのベストとは、必然的に「全能者」に全てのエネルギーを傾ける事に尽きる模様。

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インド占星術 人生とは前世の行いが反映する

神秘学
05 /18 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
とある聖典によると「人生においては、一切があなた自身の思いと前世の行いの反映にすぎない」とありました。人生で体験する事の原因はあなた自身になります。

 ヴェーダの教えによると神は人間の行為すべての永遠の照覧者と言われており、神がこの世界を創造し、人間にそれを楽しめるようにと、この世界を与えたといいます。けれども、一つの状況においては、人が自分の行為の結果に直面しなければなりません。ここにある自分の行為の結果に直面の部分が因果応報であり、それを神は永遠に視ています。

 そのため、宿命的などうしょうもない状態になった場合、人は粛々として受け入れるしかないのでしょうか?

 占星術的に宿命的な事は、常に「土星」の関与を感じてしまいます。「土星」が関与する行為の場合、それは、過去の行為でも慢性的な習慣化された行為から派生していると私は認識しています。ゆえに容易く物事が変化するのが難しい。それを神は永遠に視ています。占星術的に神はグル(木星)の可能性が非常に高いです。または、9室とその支配星。

 永遠に行為を視ている御方に対して真剣な祈り、深い信愛、強い信仰、心からの悔い改め、絶えず神を求める気持ち、または神への至高の愛は、究極的な宿命の行為ですら、「人生における一連の出来事を変更する事ができる」と聖仙たちは説いています。

 その一番の最大の例が聖仙マールカンデーヤだった事になります。本来のマールカンデーヤは寿命は16歳だった模様ですが、聖仙マールカンデーヤのシヴァ神への信仰があまりにも強かったために、シヴァ神はマールカンデーヤを不死にしたとされています。シヴァ神は、マールカンデーヤの祈りに応えて、自身の立てたマスタープランを見直して修正しなければならなかった模様です。

 ここにある処方箋こそが、本当の意味での惑星の供養になります。そのため、意識すべき御方は常に神のみになります。ここの処方箋は、真剣な祈り、深い信愛、強い信仰、心からの悔い改め、絶えず神を求める気持ち、または神への至高の愛なので自身の神に対する努力こそが最大の鍵を握っている事になります。

 という事で本当の意味での惑星の供養にプージャをやる、宝石をつける、ヤントラやルドラクシャ、他のアイテムを使用するなどの事が一切書かれてはいない事が分かります。それはお金儲けのために派生した処方箋になるのです。全ては、永遠に視ている御方に意識を向ける事から自身の霊性の道が始まる事になりそうです。

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インド占星術 惑星の処方(子供編)

神秘学
03 /07 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
清水先生が翻訳した「妊娠と出産」関連の本を読んでいました。その中に惑星の処方の事が書かれていました。これは、パラシャラ仙が説いた教えなので正統な惑星を宥める処方になると思われます。

 この処方は「妊娠と出産」関連の本なので子供が生まれないケースの惑星の処方という事になります。

 それによると
1、水星と金星が原因で子供が生まれないなら、シヴァ神を礼拝してください。

 ここで言える事は、このような行為はヒンドゥー教徒に対しての教えではないかと感じてしまいます。これは、ダイレクトに親神であるシヴァ神が出てきています。

2、月が原因で子供が生まれないなら、マントラ、ヤントラ、治療を行ってください。

 これならできそうですが、マントラは、サンターン・ゴーパール・マントラになります。

3、ラーフが原因で子供が生まれないなら、適齢期の女性の結婚を手助けするカンニャーダーン(奉仕?)を行ってください。


 これは普通にできる可能性がありそうです。

4、ケートゥが原因で子供が生まれないなら、乳牛を布施してください。

 日本では無理な話になりそうです。そもそも、牛に奉仕すらできるとは思えない。

5、土星と火星が原因で子供が生まれないなら、ルッドラ・ジャーパ(シヴァ神のマントラを唱える行)を行ってください。

 子供に関しては、殆どですが、シヴァ神が万能である可能性を感じてしまいます。本はこれで終わりですが、ここにはスーリヤとグルの事は書かれてはいない模様。ただ、正統な惑星を宥める処方は殆どですが、マントラ、ヤントラ、奉仕などが主軸にする事をパラシャラ仙が説いた事を意味する模様。これは、他人にお金を出してやってもらうのではなく、自身が誠心誠意行う事により、効果を発揮するとされています。

 この自身が誠心誠意行う事が一番重要そうです。子供が生まれない原因として「呪い」が書かれてあります。それは、蛇の呪い、父の呪い、母の呪い、兄弟の呪い、母方の親類の呪い、スピリチュアルな人物の呪い、妻や女性の呪い、悪霊の呪いなどがある模様です。全ては、呪いらしい。

 そのような呪いは、マントラ、ヤントラ、奉仕で解ける可能性がある模様。それをパラシャラ仙が説いています。ただ、全ては、自身が誠心誠意行う事により、呪いが解ける事を忘れてはいけません。

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インド占星術 過去世と来世

神秘学
11 /25 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インド式の占星術を突き詰めると過去世来世に繋がる事になる。まぁ、実際に過去世の証明が難しいので何とも言えないのですが、インドには、過去世を覚えている人がいたりする。

 過去世について占星術ではどう見るのか?
・鍵を握るのが、ドレッカナーになる。即ち「D3チャート」です。

 正直、本当かどうか怪しいですが、
木星:神の世界
金星/月:祖先の世界
太陽/火星:人間の世界
水星/土星:低い世界


 端的に書かれていること自体があまり意味が分からない。おそらくですが、人間の世界は地球の可能性。神の世界は、確実に人間界よりも高い魂の世界。逆に低い世界は、そのままですが、それが何を意味するのか私にはわからない。まぁ、日本人的には、六道輪廻の方が頭に入っている可能性が高い。

 六道輪廻だと
天は、神の世界。
人は、人間の世界。
修羅が不明。
低い世界は、畜生、餓鬼、地獄となり、三悪道と呼ばれる。ただ、畜生界は、実質的に人間の世界と同じ世界に住んでいる事を意味する。六道輪廻は、おそらく、天と修羅、人間と畜生、餓鬼と地獄が同じ世界にあるのではないかと思いますが、どうでしょうか?

 上記の説明で不明なのが祖先の世界。まぁ、通常の霊界を意味する感じですが、ヒンドゥーの世界を紐解くと14のローカ(世界)があるとされています。7つの上昇のローカ(世界)と7つの下降のローカ(世界)。

 グラハ的にタマシック優位なグラハが低い世界では必ずしもないのがビックリしてしまう。何故にマンガラが人間の世界なのか!?。彼は、確実にクローダ(怒り)の申し子。また、タマシック優位なグラハでもある。それでも行き先が人間界。

 一方、シャニはそのまま地獄行。ある種、分かりやすいですが、ブダも同じで低い世界になってしまう。日本人的に三悪道へは、ブダとシャニが関与する模様。まぁ、ゾディアック的なトリシャダヤロード達と考えるならなるほどとなるが、全ては、トリグナ次第と私は認識しているので納得いかない感じがする。

 グラハのローカ的に分類すると
ブール ローカ:火星
ブーヴァル ローカ:太陽
スヴァル ローカ:金星
ジャナ ローカ:月
タパルローカ:土星
マハルローカ:水星
サティア ローカ:木星

 これ、神秘学的には人体にローカがある事を意味しています。また、それはチャクラが関与すると思われ、サティア ローカは頭頂部にあり、別名ブラフマ・ローカと言われる第7の世界です。

インド占星術 再生

神秘学
11 /12 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
占星術関連のサイトを読んでいると出てくる言葉が「再生」です。再生とは輪廻転生を意味します。この輪廻転生に関する様々な疑問なのですが、

Q、人間が生まれる原因は何か?
A、答えはカルマ(行為)の影響。

 非常に単純ですが、そうなる模様。

Q、カルマには何種類あるのか?
A、三種類ある。良いカルマ、悪いカルマ、混合するカルマがある。

 カルマは三種類で分類できる模様。

Q、最も重要で神秘的ですが、死んだ私たちはどのように生まれ変わるのか?
A、積んだ功徳に応じてこの世から別の世へ、一つの誕生から別の誕生へと移動するのは、リンガ デーハです。入り口と出口を持っているのは有限なるリンガ デーハ。

 輪廻は、リンガ デーハが関与する。これに関する説明ですが、リシ(聖仙)によると人間には三つの体がある。それは、ストゥーラデーハ、スークシュマデーハ、カーラナデーハになる。

・ストゥーラデーハ(粗大体、所謂肉体)
・スークシュマデーハ(微細体、これがリンガデーハ)
・カーラナデーハ(原因体)

 大概の日本人の場合、生まれていずれは寿命が尽きて肉体の動きが停止する。端的に「死」を意味しますが、その肉体は、燃やされて消滅しますが、ストゥーラデーハが死んでも生まれ変わりの原因であるスークシュマデーハは死んではいない。このリンガデーハは、積んだ功徳に応じてあなたや私を別の誕生へ誘う事になる。

 聖者は、確実にカルマは三種類と言うのですが、占星術の学者的には四つある事になる。

 それは、
1、サンチタ・カルマ
2、プララブダ・カルマ
3、クリヤマナ・カルマ
4、アーガマ・カルマ
 カルマで言える事は、非常に複雑なのは確実なのである。

 最後に
Q、輪廻転生から脱したいと志す人々の障害は何か?
A、それはアシュシャドヴァルガ(6つの敵)である。カーマ、クローダ、ローバ、モーハ、マダ、マーツァルヤになる。占星術には、圧倒的な吉凶のロジックがありますが、それは
・3室・6室・11室の支配星は凶星になります。

 カーマとは、欲望を意味し、3室が関与する。クローダとは、怒りを意味し、6室が関与する。ローバとは、貪欲を意味し、11室が関与する。まぁ、これらのトリシャダヤ・バーヴァが輪廻転生の障害になるのは言うまでもないと思いますが、カリユガの時代は、特にローバの強さを求める傾向がある模様です。米国のクンダリーはその見本そのものです。

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。