インド占星術 機能的凶星

インド占星術関連情報
03 /11 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インドの占星術は、生来的吉凶と機能的吉凶が存在します。

 例としてですが、
スクリーンショット 2023-03-11 193103
 このチャートは日本の建国図チャートです。グラハ的に機能的凶星となるのは、トリシャダヤを支配する惑星になります。トリシャダヤ・バーヴァとはサハジャ、ローガ、それとラバー・バーヴァを意味します。端的に3、6、11室ですが、日本のトリシャダヤを支配するグラハは、シャニとシュクラという事になります。シャニは生来的にも凶星で機能的にも凶星になるグラハ。シュクラは生来的吉星ですが、ダヌ・ラーシとしては最悪のグラハという事になります。

 この悪い影響は、影響を与えるバーヴァを悪くする模様です。今日は3月11日ですが、この日は東日本大震災が起きてしまった日なのですが、その時の日本のダシャーは
Me-Ve-Sa:2011年02月25日(58歳)
Me-Ve-Me:2011年08月08日(59歳)


 このトリシャダヤ・グラハのダシャー期は、どうにも日本は良くない模様です。それとブッダのニーチャが関与する。実際問題、あのような大地震が起きるダシャーになってしまうらしい。これより前に起きた大地震は、阪神淡路大震災ですが、その日は、1995年1月17日に起きました。

 ダシャーですが、
Sa-Ve-Ra:1994年11月17日(42歳)
Sa-Ve-Ju:1995年05月09日(43歳)


 メインのダシャー期がシャニ期。サブ・ダシャーがシュクラ期なのでそのものが、トリシャダヤを支配する惑星という事になってしまう模様です。ダヌ・ラーシにとって現実的に国土の大きな破壊は、どうしてもトリシャダヤを支配する惑星が影響している。

 最終的に言える事は、特に怖いグラハはシャニです。どう見てもシャニなのです。

 シャニ・マハーダシャー時のシャニは、カンニャーに在住ですが、カンニャーのトリシャダヤを支配する惑星は、マンガラ、シャニ、それとチャンドラになります。同様にブッダはミーナに在住ですが、ミーナから見たトリシャダヤを支配する惑星は、シュクラ、スーリヤ、それとシャニという事になり、ダヌ・ラーシ、カンニャー・ラーシ、ミーナ・ラーシで全てのトリシャダヤを支配する惑星はシャニだった事になります。今は、ケートゥ・マハーダシャーが活動していますが、シンハ・ラーシから見るとトリシャダヤを支配する惑星は、シュクラ、シャニ、それとブッダになる模様。

 この組み合わせは、東日本大震災のダシャーの組み合わせなので怖い感じがしますが、その起点はケートゥが関与するのでまた、違う影響が生じる事になります。

 という感じのトリシャダヤ・グラハの話でした。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。