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海外移住などに関する情報を見ていました。

　惑星で海外に関する象意の惑星はラーフとなるようです。なぜなら、本質と象徴性により、ラーフは異質でエキゾチックだからです。ラーフが第9ハウス（遠距離旅行）または第12ハウス（異国）にあるとき、チャートの持つ主は海外への縁を余儀なくされます。

　本当かなという事でとある芸能人（綾部祐二氏）のチャートを見ていました

　まぁ、物の見事にラーフが9室の乙女座に在住です。ディスポジターは12室に在住で12室の支配星と6ー12で星座交換。この星座交換はD4ですら、同じ惑星同士で6ー12ラインで形成されています。そのラーフはD4では6ー12ラインにあります。

　彼が海外移住したダシャー期は、木星ー木星ー土星期でした。彼のチャトルシャムシャの12室に木星とケートゥが在住ですが、チャトルシャムシャの12室の意味は、無駄な支出、財産の喪失、依存症に対する富、悪い習慣、不正行為を意味する。書かれてあるのは、殆どが失う象意になる模様。というより、殆どラーシの12室と似たような意味がある模様。

　しかし、ある種、見事に6ー12室の星座交換であり、木星は3、12支配とD4は3、6支配。水星は6、9支配とD4は9、12支配。

　海外移住のケースだと物事が大きく動きますので時刻修正などには相当精度が増すイベントの一つになりそうです。

　ちなみに木星のナクシャトラロードはラーフです。ラーフはラグナから9室、木星から見ると4室になります。土星のナクシャトラロードはマガーなのでケートゥです。ケートゥはラグナから見て3室、土星から見ると8室だった模様。彼はその前のダシャー期であるラーフー月期やラーフー火星期に「相方」との問題に苦悩する時期だった事が読み取れる模様です。相方は、小説『火花』での芥川賞受賞が発表された人物（又吉氏）になります。ラーフのナクシャトラロードは7室支配の月です。

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今年の魚座新月図を見ていました。これは、まさに一年に一度だけ魚座で新月ができる瞬間のチャートになります。


　読者の皆様は、このチャートを見てどのように思いましたか？

　私が思った事は、綺麗なチャートだという事です。即ち、ドシュタナハウスに在住する惑星がラーシチャートにはなく、ナヴァムシャですら、最も弱い水星しかないチャートになっている模様。

　最近、チャートを見ていて思う事は、ひとまずは数値的に強さを把握すべしという事です。インド的な言葉ですと「バラ」を見ろという事になります。それとインドの情報はとにかく「数字に弱い」ので気をつけろとなり、数字を調べるときは、自身で時間をかけて精査が必要になります。それほど海外の情報の数字はあやふやな情報だらけになります。この一番のソースは、人物の出生時刻になります。海外サイトを調べると分かりますが、非常に有名な人の情報ですら千差万別なのです。

　今年、欠点になる惑星は水星の可能性を感じてしまいます。理由は、バラにもありますが、状態にもあります。

　状態で見ると

　英語表記で申し訳ないですが、色的に「赤系統」は敵かヤバイと判断すれば大丈夫で「緑色」や「青色」などは良さげで鼠色は中立的な按配になります。

　水星で言いますとニーチャなので減衰です。尚且つ、大敵であり、コンバストの惑星に今年の水星はなっています。また、毎年の話で水星が一番コンバスト（燃焼）に強い惑星であり、魚座新月図の時期、ニーチャ（減衰）になりやすいという感じなので実質的にそれほどの凶意にはならない可能性が出てきます。しかし、状態的には弱い。

　弱さを数値的に見ると

　7惑星の平均値は129点程度の中、水星はワーストの94点になっている模様。何気に火星が見づらいですが、191点で異常にシャドバラの点数が高いです。それと今年が綺麗だなと思ったのは「逆行惑星」がない事なのかもしれません。

　水星はビジネスの惑星ですが、全ての話は世界的な話になりますが、情報によりますと、人々はあらゆるレベルでビジネスを立ち上げようとしますが、小規模産業はより収益性が高くなります。小さな起業家はリスクを冒して、小さなユニットを始めます。誰もがお金を稼ぐための斬新な方法を考えるでしょう。

　コンテンツ制作者がインフルエンサーになろうとするにつれて、ソーシャル メディアが急成長するでしょう。これは、異なるレベルのストレスと不安につながります。人々は自分の生活を「収益化」しようとすると、個人のプライバシーの概念を忘れてしまい、これも犯罪につながります。エンターテインメント ビジネスは、コンテンツを配信する新しい方法が誰もが探求し、地域言語のメディアがより収益性を高めるにつれて、収益性が高まります。

　魚座新月図のコンジャクションは、大概「太陽＋月＋水星」がセットですが、今年は何故か「ラーフ＋金星」の緊密なコンジャクションが形成されている模様ですね。

　この影響だろうと思いますが、今年は、特に政府、政治、ビジネス、犯罪などあらゆる分野で女性の活躍が目立ちます。ここでも恋愛が増加し、女性がより支配的になるでしょう。離婚、別居、複数の事件、不道徳が増加します。

　古典芸術、音楽、ダンスなどがより高く評価されます。 人々はあらゆるものに質と多様性を求めます。ブランドの香水、高級品、化粧品、化粧品、グルメ食品、ギフト、花、アルコール、ドラッグ、ジュエリーなどは高価ですが、需要も増えます。支出が増えると貯金が減る。

　この年は、心、神経、皮膚の病気、特にストレスによる精神的衰弱の可能性があります。感情的なニーズが満たされないため、心理的な問題が増加し、精神疾患が脚光を浴びるようになります。中毒、特にアルコール消費量が増加します。

　自然災害的な情報としては、水は貴重な資源として認識され、人々や国家は水をより管理しようとするでしょう。いくつかの場所では、雨や水不足または洪水が発生する可能性があります。飲料水はより高価になります。海岸線は、水に関連する風、サイクロン、自然災害の被害をさらに被るでしょう。日食は、水に関連する偶発的な死を引き起こします。

　鉱物、金属、石炭、鉄、石油などの需要が高まり、それらの価格も上昇します。乾燥した土地の作物がより栽培され、穀物の生産が減少します。現金作物、果物、「ドライフルーツ」は良い利益をもたらします。 しかし、そのような作物によって提供される栄養は、殺虫剤の使用の増加や異物混入などのいくつかの理由で減少します.

　ちなみに上記にある情報の精度ですが、後講釈的にぼちぼちのレベルであり、私は常に相場（特には為替相場）の情報を注視していますが、その情報に比べると占星術の情報の方がレベルが低下しますのでほどほどの気持ちで読む必要が出てきます。

　マンデン占星術は、最高峰の占星術であり、あらゆる情報を知り尽くしていない限り、読み込みが難しい分野になりますのでその辺を常に頭に入れておく必要が出てきます。私が知る限りで精度の非常に高い人など誰も知りません。あるとすれば、一分野に特化した場合、精度が増すと判断されます。それぐらいの習熟度が必要になる分野です。

　一つの実例ですが、情報では、今年の石油の需要が高まり、価格も上昇とありますが、原油相場を見てみましょう。

　あらゆる相場は上げ下げを繰り返して循環しますが、このチャートは「原油WTI」の日足チャートになりますが、チャートを見て分かる事は、去年の6月中頃をピークに下げ相場が続いている事になります。上記の情報を信じて「買い（ロング）」を簡単にできるでしょうか？

　上記にある「鉱物、金属、石炭、鉄、石油などの需要が高まり、それらの価格も上昇」を鵜呑みにする事はできません。私ならテクニカル的に反転上昇の兆しが出るまではロングをする事はないです。ただ、私は原油相場などに手を出した事がないので慎重にしか動きませんが、情報で言える事は、占星術のその分野に疎い人の情報などはその程度の情報だと理解する必要があります。

　相場の情報で言いますと占星術の曖昧な情報より、チャートの情報の方が精度が高いという事になります。そのようなレベルの精度という事を理解して占星術の情報を使用する事をお勧めします。ただ、今年のトレンドとして「ラーフ＋金星」のコンジャクションのトレンドは確実に出てくる事になると思われます。

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