インド占星術 医者のチャート

職業運の見方
09 /27 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
色々とチャートを探りつつ、王室のチャートを見つつ、気づけば医者チャートを見ていた。言える事はご苦労なチャートなのだと思われる。

 医者になるための重要なハウスですが
・5室は教育と知性
・10室はキャリア
・6室と12室は病気と病院
・9室は運命

 医療現場で役に立つ惑星は
・火星
・木星
・月と太陽


 とある医者チャート
スクリーンショット 2023-09-27 184932
 チャートを見て言える事は「因果なチャート」だという事。8室惑星集中。この8室はゾディアック的に6室の乙女座を意味する。6室とは病気のハウス。

 支配星を見ると
・5Lは同時に8Lですが8Hで強い状態を保つ。
・10Lは火星で8H。
・6Lは8H。
・12Lはラグナロードで4H。
・9Lは8H。
 ラグナロード、または12L以外は全て8Hの乙女座に引き寄せられるチャートである。

 惑星を見ると
・火星は10Lで8H。
・木星は2、11Lで6H。
・太陽は7Lで8H。
・月は6Lで8H。

 在住で言うと土星と木星、ラーフ軸以外は全て8H。ケートゥは医療関係者のカラカとされていますが、このチャートを見ると確かにラグナに最も影響を与える惑星なので確かにと思える。

 このチャートの持ち主は男性です。彼は、救急治療室の医師だったらしいのですが、それが災いして処方薬中毒になったという。まぁ、アメリカ人はそうなるのかもですが、それにしても「処方薬中毒って何?」と思えてしまう。要は薬物中毒だと思う。しかし、それが発覚して解雇されたとき、彼は自殺を考えたという。

 自殺のロジックですが、何故かは不明ですが、ダシャーに5室、または9室が関与しやすい。彼の場合は、元々が8室惑星集中ですが、8室とはどのようなハウス、象意の部屋でしょうかと考えてしまう。

 この「彼は自殺を考えた」ダシャー期は、サブサブダシャーは不明ですが、サブダシャーまでならわかります。木星ー金星期でした。

 木星ですが
・単純には2、6、11室が関与する。私が書いた自殺のロジックですが、ダシャーに5室、または9室が関与ですが、外れとなる。ディスポジターは月で8H。スターロードは木星である。

 問題は金星ですが
・品位が弱い。この辺が人生で凹むとそのような弱さが出てしまう模様。金星は4、9支配で9Lが関与する。また、5Lとコンジャクションで私が書いたロジックが関与する。

 木星を1室としてみると木星自体が9Lとなる。金星はやはり5Lとコンジャクションとなる。その5Lは同時に10Lなので職場の悩みが自殺を考えてしまった事になる。これは、金星を1室としてみても5室、または9室が関与する時は要警戒になる。それとこのチャートのケースだとマーラカでも2室、または2Lが鍵になりそうである。

 次にダシャムシャチャートはどうなのかとなりますが
スクリーンショット 2023-09-27 191601
 どちらにしても10Lは火星らしい。火星は、医療現場で役に立つ惑星の一つ。しかし、この火星は凄い。一人で5、10、6、12室に絡んでいる。
・火星は5室と10室を支配している。
・火星は6室に在住し、12室を視ている。
・ディスポジターは運命の9Lで9Hとなる。

 彼が解雇の時期は、木星は9Hで金星がやはり減衰で3Hの時期だった模様。10室から見ると木星は12H。金星が6Hとなり、ドシュタナ在住惑星に変化する。

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インド占星術 ナディの教え(結婚)

ナディ占星術
09 /27 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インドには複数の占星術の教えが存在します。その一つがナディ占星術ですが、正確にはブリグとナンディ系の教えになる模様。

 ナディ占星術結婚に関するパラメータですが
ナディ占星術によると、結婚を予測するには、ダシャー、ブクティ、アンタルの惑星が惑星の 2、7、11 ハウス、ナクシャトラのロードまたはサブロードを示す必要があります。
・惑星が上記のハウスを表しておらず、1、6、10を描いている場合、それはその惑星が結婚に対して否定的であり、簡単には実現しないことを意味します。
・金星は結婚のためのカラカの惑星であるため、金星であっても 1、6、10 の組み合わせはあってはならない。
・女性チャートの場合、結婚するには金星が火星に触れるべきです。
・男性の場合、木星は結婚のために金星に触れるべきです。


 読んでみますと基本的なパラメータは殆どパラシャラシステムと同じです。結婚に関連するハウスは2、7、11室になる。結婚の時期はそれに関連する惑星の時期、またはナクシャトラロードかサブロードが関与する。その三つのハウスから見て12室を意味する1、6、10室が関与する場合、結婚に対して否定的であり、簡単には実現しないことを意味する。

 この場合、エネルギー的にはアルタ方面に力を注ぐと思われる。6室と10室はアルタハウスです。結婚のカラカはどの教えでも金星が司る。ゆえに金星は否定をもたらす、障害をもたらす、遅延をもたらす1、6、10室に関与しない方が無難。

 他のカラカの要因は、女性のカラカは金星となる。夫のカラカは火星となる。そのため、結婚のタイミングは、この二つが触れる必要が出てくる。男性は、火星ではなく木星と出ていますが、金星と触れる必要が出てくる。この場合は、火星も見る必要がある。

 単純なパラメータですが、結婚全般に真髄を告げています。尚、これは結婚した以後の生活にも波及する。即ち、1、6、10室の関与はそれ程好ましいとは思われない事になり、特に金星が1、6、10室との関与はなかなかにスムーズさが欠けてしまう。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。