基礎的な事を見ていました(結婚の遅延)

職業運の見方
06 /27 2018
親愛なる読者の皆様、今晩は。
早速ですがチャートを見たいと思います。

D1チャート
キャプチャ
チャートの主は38歳時点で独身のままなので晩婚傾向と判断されます。

晩婚になる人は色んなロジックがあるようです。
1、土星が7室&7室の支配星に影響がある場合、ほぼ確実に遅延がもたらされる事が統計的に確認されています。

>>>上のチャート的に土星が7室にアスペクト&7Lの金星の絡みはないようです。ただし、月ラグナで見ると7室に減衰土星のアスペクトと7L水星にアスペクトで捕まりが生じているようです。これは金星ラグナで見ても全く同じ結果になっています。この二つの影響は意外に強そう。

2、ラーシ&ナヴァムシャのケンドラに生来的凶星が在住する場合は結婚の遅れを示唆します。

>>>上のチャートにはナヴァムシャを載せてはいませんがD1を見るとケンドラに四つの生来的凶星が在住しています。この影響は確実に結婚の遅れを招いているようです。1室グル(木星)の守護があまり機能していない事になってしまうようです。これが月&金星ラグナで見ると吉星しかケンドラにないという事になるのですが。

3、7室の支配星が弱くて尚且つ、6、8、12室に在住、または減衰などしている場合はそれは夫の幸福を破壊する。

>>>このチャートの場合はある種のパターンが存在します。ラグナ&月と金星ラグナで見ても7Lは全て2室に在住しています。
ラグナから見て7Lは金星で2H。月&金星ラグナから見て7Lは水星でやはり2H。どちらもドシュタナや減衰等はしていません。

ジャイミニ的に見ると
1、ダラカラカ(DK)とグナティカラカ(GK)が密接な繋がりが生じている場合、結婚や付き合いに遅れやトラブルが示唆される。

>>>上のチャートのDKは9Lの月。GKは10Lの太陽ですが一切の絡みなしです。

2、カラカムシャラグナから見て7室に土星の影響がある場合は遅延がもたらされやすい。

>>>このチャートのAKは8、11Lの水星です。水星はD9で乙女座に在住でカラカムシャラグナは乙女座になります。そこから見て7室は魚座になりますが土星の影響は皆無ですが完全に凶星にガチガチに挟まっていて非常に窮屈感を示唆しているようです。

3、ウパパダから見て2室が凶星により傷ついている場合、配偶者を失う、または離縁しやすい。

>>>12Lは金星ですが12室から3番目の射手座に在住。射手座から3番目のハウスがウパパダラグナになります。水瓶座がウパパダで2室は何気にカラカムシャラグナから見た7室に一致。例の如く、完全に凶星にガチガチに挟まっていて非常に窮屈感を示唆。この方が結婚をするとこの窮屈感を味わう事になり、配偶者を失う可能性が出てきます。

ちなみにこの方の結婚の理想は恋愛結婚。5Lが1Hで5室にアスペクトバック。その5室が窮屈感です。ラグナから見て5室窮屈。月&金星から見て5室に減衰土星在住。この方は恋に奥手になりやすい。グルマンガラ&火星が強いのにも関わらず。

インド占星術による有料鑑定を実施しております。詳細はこの情報をお読みくださいませ
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。