聖仙の話と毒素(2-8)の影響は気を付けるべし

チャラダシャー
03 /01 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
毎日、ラーマに関する本を読んでいるのですが、その中で一番出てくる聖仙(リシ)はヴァシシュタ仙だと思います。ヴァシシュタ仙の説明ですが、ダシャラタ王の王家のグルで、少年時代のラーマのグルの役を担った方です。最も偉大な聖仙のうちの一人であり、いくつかのヴァーダの讃歌を世にもたらしました。願望成就の聖牛ナンディニーの所有者でした。ヴェーダを編纂したヴィヤーサ仙の祖父になるようです。ラーマ神の名づけのグルがヴァシシュタ仙になります。

次に出てきた聖仙(リシ)はヴィシュワーミトラ仙でこの方があの至宝のマントラである聖ガヤトリーマントラを世にもたらしました。ですが、最強のマントラ自体はバラ―(力)とアティバラー(超力)という二つのマントラです。これがヴィシュワーミトラ仙が知る中でも最強に近いマントラと言われています。

ちなみにヴィシュワーミトラ仙はほぼ全能の力の持ち主で第二の宇宙すら作れる聖仙(リシ)だったようです。という感じで内容自体がマンガの世界です。全てが可能で不可能がない世界がラーマーヤナの世界のようです。

現実に目を向けるとインドとパキスタンが危険な方向に向かっています。このまま、偉大なるシュリラオ先生の予言が成就するような事になると2020年以降の世界の情勢がきな臭い事になってしまいます。

この「きな臭い」等は全てタモグナとラジョグナの組み合わせで出来ており、サトワグナが可動していない厳しい世界になる事を意味します。

仮の話ですが、人が毒素を身体に吸収するとどのようになるのでしょうか?

通常はヴィムショッタリダシャーで説明しますが、日本のチャラダシャーがあまりにも貧弱なので徐々にジャイミニ占星術を書いた方がいいのだと思います。

キャプチャ
例えばですが、ジャイミニ占星術でGKは負を象徴する惑星と言われています。
象意的にはGKは、6、8、12室を意味すると教科書的に書かれています。

という事は9室に在住するGK乙女座が巡ってくると6、8、12室の事象が現象化するのかという事になりますがどうでしょうか?端的に乙女座から見て6室、8室、12室には全て凶星が在住しているようです。

特に乙女座から見た8室牡羊座には全ての凶星の影響が入る事になります。内訳は土星在住で火星のジャイミニアスペクト。ついでにラーフ、太陽、ケートゥのアスペクトすらあります。救いになるのかは不明ですが木星のアスペクトがあります。もう一つの凶星の強い影響を受けるハウスが2室天秤座でラーフ、太陽、ケートゥのアスペクトがあります。

この乙女座期とは2-8ラインがやたらと凶星の影響が濃い時期なのだという事になります。このチャートの乙女座期は2002年02月(31歳) ~でした。

この人は情報では、2003年頃から薬に手を出したようです。このチャートは、2003年頃から薬に手を出した有名人のチャートです。ここでの鍵はやはり2-8ラインの凶意なのだと納得してしまいます。

ヴィムショッタリダシャーで2003年を見ると
キャプチャ
単純に見て2室が異常に輝くラーフー太陽期の時期です。後はいつも私が注目する惑星の経度のオーブの近さですが2室(吸収)を見ると
Ra 0:09
Su 1:03 DK


この人に薬物を進めた人がDKの人らしいです。そこから薬物にハマってしまったようですがそのような中毒性をD30で見ると興味深いです。
キャプチャ
ラーシチャートで2-8ラインに在住していた三つの凶星は慢性を意味する8室に在住です。この場合、ケートゥ(薬)は2室に置き換えると分かりやすいと思います。チャラダシャーの2003年とは
キャプチャ
乙女座ー蠍座期だったようです。D1の蠍座から見て2-8ラインに金星と月のアスペクトは明らかな快楽を味わっている事を意味するようです。ですが、乙女座が強まる時、凄まじいまでの清算を浴びる事になってしまったようです。D30(困難・障害)の乙女座はラグナであり、GKが在住していました。三大吉星の影響がどの程度守護していたのか?やはり、乙女座から見た8室に凶星の影響の強さが響いているようです。乙女座ー乙女座期に覚醒剤の所持及び使用事件で逮捕で世間を騒がせました。その時からこの人は運気が落ちたようです。
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コメント

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。