インド占星術 健康問題

乙女座ラグナ
05 /26 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
いつも思うのですが、ジョーティシュは奥深さが深海ゆえに面白いです。

D1チャート
キャプチャ
このチャートの持ち主は女性ですが、2015年6月に結婚したようなのですが、結婚後も常に健康問題に悩まされており、いつ死ぬかという絶え間ない恐怖を感じて生きているといいます。

チャラダシャーで見ると2013年8月からマハー射手座期が11年続く事になっています。射手座から見て6室の健康のハウスを見ると凶星のラーフが在住しています。また、二大凶星ジャイミニアスペクトが働いているようです。この配置は健康の治りが悪いらしい。

ジャイミニでいう生命の要のAKは減衰して寿命の8室に在住する火星です。この配置の弱さが常に「いつ死ぬかという絶え間ない恐怖」に結び付く可能性があるようです。心の平安の4室魚座には月が在住ですが、この月が蟹座の支配星であり、ジャイミニのGKとなっているようです。

ナヴァムシャだと
キャプチャ
2012年から10年程、マハー水瓶座期になっていました。
水瓶座がDKNになり、水星がDKです。

6室の蟹座を見るとやはり、D1同様に二大凶星のアスペクトが働く配置で6Lは7Hに在住するGK月になるようです。今の星周りはどうしても二大凶星が6室に働く配置らしい。

この方はインド人ゆえにその対策として毎日Vishnu sahasranamamを唱えているようです。このマントラはシュリラオ先生が推奨するヴィシュヌ神の恩寵を得るマントラになりますが、主に水星強化に働く事になります。この方の水星はD1のラグナロードになっています。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。