インド占星術 トリグナとイベントチャート

インド占星術関連情報
05 /29 2019
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
ヴェーダというのは簡単に考えると太古の聖仙達の教えになります。

その太古の聖仙達は、この世には三つのエネルギーに支配されている事を知りました。そのエネルギーをトリグナ(三属性)といいます。三つのエネルギーとはタマス、ラジャス、サトワです。

太古の昔も今も全世界は、タマス、ラジャス、サトワという三つ(トリ)の属性(グナ)を取り巻いて回転しています。このトリグナの詳細な性質を知るために作られた教えの一つがジョーティシュです。

トリグナ自体は、均衡を保つ事はほぼなく、常に三つの内のどれかの属性が他の属性を圧倒して支配している事になります。

タマスの性質に圧倒されている人は、鈍く、不活性で能動的です。
ラジャスの性質に圧倒されている人は、感情的で、激しく、攻撃的です。
サトワの性質に圧倒されている人は、純粋で、安定しているので立派な人格の持ち主です。


昨日の痛ましい事件の属性は、ラジャスそのものになります。トリグナにはカラーがあり、タマスは黒、ラジャスは赤、サトワは白で昨日の事件は、ラジャスの赤が強調されていました。

人は行為(カルマ)により、グナの変換が可能です。即ち、行為(カルマ)により、タマスの性質をラジャスの活動に変換でき、ラジャスの性質を純粋な活動をする事により、サトワの性質に変換する事が可能です。

この行為(カルマ)の最初の手始めがいつも書いていますが、食物で維持されている鞘を意味する「食物鞘」のサトワの性質への変換です。私たちの本体であるアートマは五つの鞘に覆われていますが、一番外壁に位置するのが食物鞘であり、肉体とも言われています。次の鞘が生気で維持されているので生気鞘といいます。生気鞘をコントロールするためには呼吸法の習得が必要になります。

呼吸をコントロールした次の段階が意志鞘に繋がります。意志鞘とは目には見えない心が本軸の鞘になり、心をコントロールする為に「瞑想」が必須になってきます。霊性修行とはこのように内面へのアプローチ、より深い鞘へアプローチする技術になります。

最後に昨日の事件のイベントチャートですが
2019年5月28日 7時45分 川崎市登戸新町
キャプチャ
現代の賢者なるシュリラオ先生の教えで考慮するとケンドラには生来的な吉星が在住する、ウパチャヤには生来的凶星が在住するチャート」が良いチャートと言われていますが、ラグナは水星が支配する双子座ラグナです。双子座はトリグナで言うとラジャスの星座です。そこにタマスの二つの惑星が在住し、対面の7室からやはりタマスの二つの惑星のアスペクトを受けている事になります。端的にケンドラには四大凶星が勢ぞろいしています。

ウパチャヤハウス(3、6、11室)を見ると6室に生来的な吉星の木星が在住し、11室には生来的な吉星の金星が在住なのでシュリラオ先生の教えとは完全に真逆なチャートが形成されていた事になるようです。

また、ラグナとラグナロード(水星)自体は全ての凶星の影響があります。即ち、1室には四つの凶星の影響があり、ラグナロードはドシュタナの12室に在住し、太陽と接合していた事になるようです。これは同時に7室も同様の影響を受けていた事になりそうです。

昨日の日本のダシャーは水星ー木星ー金星でした。
イベントチャートのナクシャトラですが
キャプチャ
マハー水星が支配するナクシャトラが一つ。
アンタル木星が支配するナクシャトラが三つ。
プラティ金星が支配するナクシャトラが三つ。

アセンダントを含めた10のナクシャトラ中、7つまでが三つのダシャーロードに支配されている領域での事件だった事になりそうです。
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ナーラーヤナ

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