インド占星術 太陽と8室

太陽
09 /14 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
ウパパダを調べていたのですが、いつの間にか脱線して太陽の象意を見ていました。

その記事によると8室に在住する太陽は、生命のより深い謎を探求するために多くの集中的な努力が行われることを示しています。このことは、オカルト的な追求に多くの関心を寄せ、心の性質と心理学の本質を理解することにつながります。催眠療法や他の種類の深い探索的研究などにも惹かれやすい傾向があります。この配置には治療者(ヒーラー)としての大きな能力があります。

8室太陽とは心理学者としての器がある事を意味しているようです。深い探求するエネルギーを8H太陽はもたらすようです。

試しに心理学者チャートを見ると実際には様々な条件があるようです。
心理学者チャート
キャプチャキャプチャ

教育において持続的な深い探求は5室から見た5室の9室が関係します。
この場合の太陽は9Lで尚且つ9Hになります。

この人は米国の心理学者ですが、心(月)から見ると太陽は見事に8Lで尚且つ8Hになる配置になります。チャートの場合、単純に8Hに太陽があるのではなく、深い学びの9Lや9Hが絡む8Lや8Hになる必要性が学者になるためには必要です。

ここからやや深く見てみると月のナクシャトラは何でしょうか?
山羊座に配置されているナクシャトラは三つあります。

それは
ウッタラ・アシャーダ
シュラヴァナ
ダニシュターになりますが、心は生命のより深い謎の探求や心の性質と心理学に向かう事になっているので必然的に9Lで尚且つ、月から見ると8Hになる太陽が支配するウッタラ・アシャーダナクシャトラロードになるのは必定です。

ウッタラ・アシャーダの領域は射手座26°40′~山羊座10°00′ですが、ラグナロードを見て下さいませ。ラグナロードの木星は射手座に在住していますが、度数はJuR 29:32です。

この場合ですが、この米国の心理学者はラグナロードと月のナクシャトラロードは9Lで9Hの太陽だという事を意味します。面白いのはジョーティシュの場合、ここからもっと深く見る事も可能だという事です。この場合は、ナクシャトラのパダを見る必要が出てきますが、日本にナクシャトラのパダ情報は皆無に近いのでひとまず探索はこれで終わりです。

それにしても8H太陽の不思議に触れたので簡単にチャートを見たのですが、ラーシで見ると獅子座とはゾデアックで5室であり、ラグナは9室の射手座でもあったのですが、ラグナから見た配置、月から見た配置等に不思議と8室と9室の絡みが生じるチャート配置。

この配置の詳細版はD24だと思いますが、この場合の太陽は当たり前ですが8Lであり、月から見ると9Hになる配置が必要です。
キャプチャ
他にも本来なら深い学問なので水星から見た配置、木星から見ても面白いし、PK水星との配置関係の研究も面白いと思います。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。