インド占星術 三大吉星と損失の12室

職業運の見方
09 /25 2019
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
三大吉星チャートを眺めていました。

キャプチャ
ジョーティシュ三大吉星とは
サットヴァで空元素の木星
ラジャスで水元素の金星
ラジャスで地元素の水星の取り合わせになるので組み合わせはサットヴァラジャスのグナで構成されているようです。

これはタマスの属性が含まれていない事を意味します。
その三大吉星がラグナから見ると12室に在住しています。

12室はケーデントハウスなので在住する惑星の力はパナパラハウスの半分になる。即ち、バラ的に相当弱い事を意味します。12室は物事が滑り落ちやすいハウスなのでこのハウスが強まる時は、執着を捨てる時期になります。

この人の場合、高給の仕事を失って家族の心が離れてしまった。家族(2室)と仕事(10室+10室を失う9室)が関わるダシャー期に苦悩を味わったようです。

どの時期にそれが頂点に達したかはナクシャトラロードとサブロードを見ると分かります。このチャートナクシャトラロードとサブロードが10Lな惑星が一つのみ存在します。

それはラーフです。ラーフのディスポジターはやはり12室に在住する木星。
ラーフはディスポジターが木星
ナクシャトラロードが水星
サブロードが水星でありながら、ケンドラ在住であり、仕事(10室)から見ると10室在住になるヴィシュヌスターナ在住の強い影響力があるハウス。

7室は配偶者のハウスなのでそのような采配をした人物は配偶者になりそうです。配偶者の影響により、家族である子供たちの心まで失った事になるようです。

ラーフー金星ー水星期にそのような事象が起きたようです。
この人は瞑想に癒しを求めました。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。