インド占星術 胸と手術

医療占星術
10 /04 2019
親愛なる読者の皆様、今晩は。
記事の更新が停滞していましたが、に関する記事を見ていました。

私の場合は、記事と言うより精度の高いチャートを常に欲しています。それが日本にはほぼないので仕方なく海外を巡回している次第。と言いましても具体的には乳がんの記事でした。

まずは、医学的な情報ですが

統計によるとわが国の2013年の乳がん死亡数は女性約13,000人で、女性ではがん死亡全体の約9%を占めます。2011年の女性乳がんの罹患(りかん)数(全国推計値)は、約72,500例(上皮内がんを除く)で、女性のがん罹患全体の約20%を占めます。年齢階級別罹患率でみた女性の乳がんは、30歳代から増加をはじめ、40歳代後半から50歳代前半でピークを迎え、その後は次第に減少します。


女性に限定するとがん死亡全体の約9%なので約10人に1人が乳がんで亡くなっているのが日本の実体になるようです。年齢的には40歳代後半から50歳代前半でピークなのでその時期のダシャーの関りがと関係がない場合は問題なしですが、ある場合は注意が必要になりそうです。

簡単な乳がんのロジックを載せると

その1、4室やその支配星が痛んでいる場合は、リスクがある。
その2、月への著しい痛みはリスクがある。

4室と月はを意味します。また、6室の2番目のドレッカナは右
8室の2番目のドレッカナは左を表します。


キャプチャ
このチャートの女性は
病歴:1998年1月30日、彼女は乳癌と診断されました。
彼女は1998年2月10日に手術を受けました。


私はいつもマンガル火星)をメスと書いています。どうにもマンガル火星)は身体を切り刻む道具になる事が甚だ多いのが実際の話なのです。

例えばですが、胸は4室と月が関り、6室のドレッカナと8室のドレッカナが関わりますが、チャートを見ると乙女座の火星が影響を与えている惑星は7番目の月へのアスペクト。8番目のアスペクトは悪性腫瘍のラーフです。

月は胸を意味し、ラーフは6室に在住し、2番目のドレッカナに在住しています。ナクシャトラを見ると火星のナクシャトラはハスタです。

その場合、スターロードが胸を意味する月です。サブロードは6室の2番目のドレッカナに在住するラーフとなっています。

通常、健康を見る場合、D1、D9、D3を精査する必要がありますが、D1のマンガル火星)を見ただけでも既に乳がんへのリスクが示唆されている事が如実に分かる現実。ジャイミニだと火星は4室を意味するマトゥリカラカになるようです。

ダシャーはヴィムショッタリダシャーはマハー火星期。
チャラダシャーはMK(マトゥリカラカ)が1室になるマハー乙女座期。どちらも火星が強調されている時期になったようです。

乳がんを精査するパラメータは全部で5つあります。長いので載せませんが、簡単に4室と月、それと6室と8室に火星の関りを見るだけでも色々とリスク精査が出来ると思う次第です。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。