インド占星術 ダシャー的に心が沈む時期

射手座ラグナ
10 /10 2020
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
ネット記事などを見ていると芸能人の自殺の話等が非常に目につく時期なので哀れと思ってしまいますが、一人の人間が自殺に追い込まれやすいダシャー期と言うのは存在すると思います。

ダシャーの組み合わせ的には、日本人は一番重たい惑星の時期に心が沈むようです。

日本人の自殺者数の情報ですが→自殺者数|警察庁Webサイト
最新の情報のグラフを見ると
キャプチャ
この情報は1978年からの情報なので50年程度の情報しかありません。グラフ的に見ると年間20,000人というのが一つの目安になり、30,000人を超える年の場合、自殺者が増えた年になる傾向が出ているようです。

グラフ的に急激に増え始めた時期がありました。
それは平成9年=1997年でした。

インド占星術の惑星は9つありますが、苦難を意味する惑星は最も重い惑星の土星です。この土星が嫌いな惑星は、太陽火星になります。

また、惑星で最も衝動性が出る惑星はラーフ。
突発的なハウス自体は8室が関わります。

グラフでは1997年から30,000人を越えてから30,000人を割れたのが平成24年(2012年)だったようです。それ以降はずっと減少傾向が続いています。

日本の平成9年(1997年)頃からのダシャーですが
■Sa-Su期 1996年11(44歳)~1997年11(45歳)
■Sa-Mo期 1997年11(45歳)~1999年06(47歳)
■Sa-Ma期 1999年06(47歳)~2000年07月(48歳)
■Sa-Ra期 2000年07月(48歳)~2003年05月(51歳)
■Sa-Ju期 2003年05月(51歳)~2005年12月(53歳)
【Me期 2005年12月(53歳) - 2022年12月(70歳)】
■Me-Me期 2005年12月(53歳)~2008年05月(56歳)
■Me-Ke期 2008年05月(56歳)~2009年05月(57歳)
■Me-Ve期 2009年05月(57歳)~2012年03月(59歳)
■Me-Su期 2012年03月(59歳)~2013年01月(60歳)


ダシャー的に土星が嫌いなアンタル太陽期頃から急激に自殺者数が増えてしまって月期や火星期等は全て30,000人を超える自殺者数が出続けたダシャー期になってしまったようです。

このグラフを見る限り、やはり人間の土星期は、「死」を意識する時期になりやすく、自分の身体そのものの破壊衝動は、自分の嫌いな惑星のダシャー期である太陽期以降に連続して続いた事が読み取れた事になります。

実際にはマハー土星期は2005年12月に終わりましたが、マハー水星期の中頃までは年間の自殺者数は30,000人程度を超えていた事になるようです。

ちなみに日本のチャートで惑星同士に位置関係ですが
キャプチャ
土星太陽は土星から見ると8室在住でした。
土星と月は土星から見ると10室でアスペクトが働きます。
土星と火星は土星から見ると2室在住でした。
土星とラーフは土星から見ると6室で日本の最大自殺のピークの時期を意味しています。
土星と木星は土星から見ると8室で日本の自殺のピークを維持していた時期になります。

マハー水星期は省略しますが、惑星の配置とはその惑星から見て8室は危険な事が読み取れ、それは高揚とか減衰とか、生来、機能的な意味合いを凌駕する事が分かります。

ただ、ダシャーとは、敵の惑星のダシャー期は不調期になりやすいので注意が必要になります。これで思うのですが、日本のマハー月期の情報が是非とも知りたかったと思う次第です。


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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。