インド占星術 吉星と凶星

山羊座ラグナ
02 /03 2021
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
本日も研鑽のためにチャートを見ていました。

議題的にはAKGKの働きでした。
キャプチャ
このチャートは男性のチャートですが、強い惑星と弱い惑星等が色々とあるようですが、減衰で見ると自分自身の土星と水星が減衰しています。

この場合、ジャイミニで見ると土星がGKは深刻さを物語っています。深刻さとは根の深いカルマ(行為)を有している証です。

この人が犯罪に巻き込まれて身体が動けなくなるほどのダメージを得た時期が水星ー土星期の時期でした。このダシャーは減衰惑星のダシャー期です。尚且つ、土星は自分のラグナロードでもあります。何か身体に影響が出る時期はラグナやラグナロードが絡む傾向が強いです。

このチャートジャイミニ的に危険な星座は獅子座と水瓶座です。
特に獅子座は最大の危険性を孕んでいます。

理由は、
・獅子座は8室です。
ジャイミニでは、獅子座、射手座、AKは危険を知らせる兆候です。
・何より、獅子座と水瓶座にはジャイミニアスペクトで凶星のアスペクトしか働きません。

彼が夜の繁華街で凶弾に倒れた時期は天秤座ー獅子座期の時期になっていました。天秤座から見ると水瓶座は娯楽の5室です。獅子座だと付き合いの7室。

ここでのポイントは、天秤座期のディスポジターはAKの金星でした。金星と火星は相互にジャイミニアスペクトが働いています。

何より金星の度数が29度48分なのは、星座と星座の狭間を行き来していた度数を意味します。言葉的にはラーシサンディです。この金星は火星の強い影響を受けます。理由はナクシャトラロードが火星だからです。

火星は暴力の表示体であり、ラーフも同様です。
火星のナクシャトラロードは突発性なラーフ。
ケートゥも暴力性を孕んでいますが、ラーフ軸はAKジャイミニアスペクトが働きます。

このAKは、アスペクト的には三つの凶星の影響が働きます。ジャイミニでは、解放の惑星のケートゥを吉星扱いしていますが、色々と精査すれど、ケートゥが保護として働いているようには見ません。

ここで分かるのは、ジャイミニシステムの場合、凶星のみが絡む星座期は、非常に危険を孕む事を意味するダシャー期です。知性としてはあまり働かない時期になる可能性を秘めています。彼自身は、パラシャラ的に見てケンドラには全ての凶星が在住し、保護性が弱い事を既に暗示されており、どのタイミングでそれが起きるかも暗に示唆されています。

また、ナヴァムシャの場合、獅子座とはナヴァムシャの1室ラグナのハウスになっていました。
配置としては
キャプチャ
ナヴァムシャで見ると獅子座から見た5室の射手座に凶弾を意味する火星が在住でナヴァムシャのラグナロードの太陽にアスペクトが働く配置に変化しています。ラグナにはGKとケートゥがコンピを組んでいます。これは、D1だとラグナロードとラグナに在住する惑星のコンビです。

GKは負の表示体、AKは自身そのもの。この二つが絡むダシャー期は心身のケアを優先すべき時期であり、慎重に行動する必要がある時期でもあります。

ジャイミニで重要なのは日本人の場合は、AmKで決まりです。
その配置や影響される惑星を常に精査しましょう。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。