インド占星術 Pancha Maha Bhuta(パンチャ マハー ブータ)

宝石処方
05 /26 2021
 親愛なる読者の皆様、こんにちは。
宝石関連のネタを精査していると五大元素の影響が強い事が判明となっています。逆にいうとその部分を詳細に調べた方が、精度の高い回答を得られる手ごたえを感じています。

 基本的にインドの星学は9つの惑星と五つの元素を見ますが、その関係性は以下になります。
元素惑星二次的影響
木星
土星ラーフ
火星太陽 ケートゥ
金星
水星

 五大元素には支配的に影響する惑星がありますが、火と水は二次的支配権が太陽と月にある事が分かります。そしてラーフとケートゥは二つの要素に影のような影響力を保持している事が分かります。

 これで見ると空元素と地元素のみが一時的な支配権が確立されていますが、それ以外は、二次的な影響が関与しやすい事を意味するようです。

 この情報を見て思うのは、生来的凶星は全てヴァーユの風元素とアグニの火元素に集中している事が分かります。生来的凶星とは、単に風と火元素の惑星を意味している事になるようです。五元素の影響力で考えるとアーカーシャを意味する空元素が最強です。強さは空間に与える影響力に比例するので一番弱いのはプリティヴィの地元素になります。

 人生で考えると風元素が一番の難敵です。理由は二つの担当惑星のダシャーがとにかく長いから。土星のマハーダシャーが第二位の19年、ラーフのマハーダシャーが第三位の18年。二つを足すと37年です。これほど長い元素のダシャーは風元素のみになります。

元素分けすると
空のダシャーは16年。
風のダシャーは37年。
火のダシャーは20年。
水のダシャーは30年。
地のダシャーは17年。
全て足すと120年になります。

 宝石である惑星を強めるという事は、必ずある元素に影響を与える事になる筈です。太陽なら火元素に。月なら水元素に。その中で風と火の元素の扱い方が注意なためにここを支配する惑星が生来的凶星と呼ばれている模様です。特に怖くて長い影響を保持するのが風元素の惑星です。火元素は痛いですが、抜けるのが早い。風元素は長くて深刻で慢性化しやすいです。今のコロナのように。

 また、宝石に手を出すという事は方位や五感などへの影響を知る必要が出てしまいます。惑星には支配する方位があり、同時に影響を与える五感も存在します。方位はダイレクトにカーラに影響をもたらします。カーラとは時間の事です。宝石を深く知るという事は、実はヴァーストゥも同時に学ぶ必要が出てきます。それと数秘術も関連するようです。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。