インド占星術 マントラとは、どのような意味があるのか?

マントラ
06 /01 2021
 親愛なる読者の皆様、今晩は。
正直、ヴェーダの教えは難しいのでコツコツ生涯を通じて学び続ける必要性を感じていますが、ヴェーダは、神の息吹であり、マントラそのものですが、このマントラという言葉にはどのような意味があるのでしょうか?

 マントラとは、マナナ、すなわち「心(マナス)を介した探求」を駆り立て、促すものです。「マン」という音節は探求する過程を指し、「トラ」という音節は「渡らせ、解脱させ、救う能力」を意味しています。端的に、マントラとは、心がマントラに浸るときに救ってくれるものを意味しています。そのため、マントラを唱える時は、マントラの意味と意義に関する知識をもって唱えて、初めて完全な報いを得る事が出来ます。それを知らないで唱えた場合、マントラから利益を得る事は難しい。

 それと各ヴェーダには、多くの「シャークハー」がありますが、それぞれの「シャークハー」の指示と目的を知る必要があると言われています。「シャークハー」とは「手足」という意味で、主要なヴェーダから生じた聖典の事を意味しています。

 それぞれのヴェーダには、多数の太い枝と小枝がついています。この多数の太い枝と小枝が「シャークハー」ですが、そのすべてが公に知れたわけではないと言われています。現代に伝えられ、認知され、学ばれたヴェーダはほんの少しだけと言われています。記憶から失われ、実践されなくなった「シャークハー」の数は、何万あるいは何十万にも及ぶとされています。もはやそれらの名前すら消え去ってしまい、誰もそれらを思い出す事が出来ないと言われています。そのような理由のため、聖仙達は、各人が学習と実践のための一つか二つのヴェーダから少数の「シャークハー」を取り上げていたと言います。

 マントラを考慮するとですが、心がマントラに浸るときに救ってくれるものなので自身が一番好きなマントラを唱える事が重要だろうと思います。私は定期的にガヤトリーマントラ(すべての人が唱えていいマントラ)の最強説を書いていますが、最強でも好きで愛着するかというと違う可能性が高いです。ガヤトリーマントラグラハ的には太陽と関わる可能性が高いです。そのため、土星、金星、ラーフやケートゥの強い影響がある人々には正直合わないと思われます。あくまでもマントラに浸りきるには自分自身に合うという事が重要そうです。それと単純で短いマントラがベストです。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。