インド占星術 地震について

マンデーン占星術
08 /31 2021
 親愛なる読者の皆様、こんにちは。
私が、日々ユーチューブを視聴している事は何度もお伝えしていますが、昨日視聴した動画は東大の纐纈先生の地震の予測はなぜ難しいのか?」ー公開講座「予測できる未来と、予測できない未来」2019という動画でした。

 専門家による46分程度の動画でしたが、「地震の予測はなぜ難しいのか?」の理由が分かる事になると思われます。この動画を見て思う事は、地震学は、過去のデータを調べる事が主軸になるようですが、そもそもの情報が少ない、または曖昧な情報しか集まらない現実があるようです。地震学を極論で言いますと「統計学」です。統計学の精度を高めるには膨大で正しい情報を集めるしか方法がないと思いますが、現実的にはそれが出来ない事に地震の予測が難しい事になってしまうようです。地震の情報は沢山集まりますが、甚大で深刻な大地震は滅多に起きません。

 首都直下型大地震には一つの定説があるようです。それは、「首都直下型大地震は200年周期で起きる」とされている事ですが、このカラクリは単純です。これは、過去の情報で200年程度の周期で起きた事があったからです。理由は本当に単純でこれだけです。

 具体的には首都直下型大地震が起きたのは、関東大震災は、1923年9月1日です。もう一つは、纐纈先生が1700年の前半に起きたような事を言っていたのですが、地震年表で調べると1703年12月31日の元禄地震(元禄関東地震)だと思います。そのため、1923ー1703で見ると220になるのでそれを単純化して約200年周期を言っているだけなのです。その意味では、日本の災害での三大リスクで最もハードなリスクが南海トラフ大地震ですが、これなども過去の周期を見ると約150年周期などと言われていますが、これも同じ原理が働き、大体ですが、この周期のスパンで同じような場所で大きな地震が起きているデータがあるだけになるようです。

 統計学の精度を考えると分かりますが、膨大な情報の統計なら相当の精度になると思われますが、たった二つの情報(関東大震災元禄地震)の周期だけで200年周期とするのは強引過ぎる可能性が非常に高まります。この二つの地震ですが、関東大震災は、関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒(11時58分31.6秒、日本時間)に発生した関東大地震によって、南関東および隣接地で大きな被害をもたらした地震災害です。

詳細は→関東大震災

 この時のイベントチャートを東京で作成すると
キャプチャ
 この地震での被害の影響ですが、調べると火事に巻き込まれて亡くなった方が非常に多い事です。獅子座は火の星座ですが、火の惑星が二つも在住し、特に支配星すら在住している事になっているようです。地震の場合、津波なら必ずですが、水元素の部分が非常に強くなります。同様に火の被害なら火の要素が非常に強くなります。チャートというのは、詳細に五大元素の動きを視覚的に見ている道具でしかありません。この地震の場合は、起きた詳細な時間が分かっているようですが、関東大震災から220年前に起きた元禄地震の場合、起きたとされる時刻が曖昧で2時前後とされています。起きた日は、発生日 1703年12月31日発生時刻2時前後 (JST)です。仮にですが、02:00の東京でイベントチャートを作成すると
キャプチャ
 惑星配置で見ると全く一致する惑星がない状態になっているようです。ただ、土星は乙女座ー魚座ラインにいます。木星は牡羊座ー天秤座ラインにいます。ラーフ軸は完全に違いが出ています。イベントチャートの場合、実質太陽、水星、金星は近いハウスに在住しているので無視しても大丈夫です。それと月は一番足が早いのでやはり無視です。残りの火星、木星、ラーフ軸、土星の配置が勝負の分け目になります。

 ちなみに日本建国図ですが
キャプチャ
 チャートの事実のみ書きますと関東大震災の土星はD1の土星と同じ場所にいます。同様に元禄地震の土星とD4の土星は同じ場所にいます。木星に関しては、D1とD4の木星は元禄地震の木星と同じ場所にいます。私は、日本のサインのリスクは水星星座と度々書いていますが、地震に関しては、特に首都直下型大地震の場合、乙女座の土星と魚座の土星は、二度程実際に甚大な被害を出した力がある事が分かるようです。ある種の統計を考慮すると土星の配置が重要であり、それとラーフ軸は、獅子座ー水瓶座が日本的には一番リスクが高い配置の可能性があります。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。