インド占星術 ハスタとサヴィトゥール

ハスタ
10 /11 2021
 親愛なる読者の皆様、こんにちは。
今のトランジットチャートを見ると
キャプチャ
 チャートですが、今まではハスタに三つの惑星が通過していたのですが、T太陽はチトラーの第一パダに移動した模様です。それでもT逆行水星とT火星はハスタの第四パダを通過中。

 ナクシャトラには、得意な行為と苦手な行為があります。ハスタの場合、苦手な行為は、
・長期的な目標・目的の立案、性行為、非活動、リラクゼーション、エグゼクティブの成熟度、夜間の行為

 何気に夜間の行為が苦手な分野らしい。その行為の一つが性行為になる模様です。それとカールプルシャで6室のラーシ領域なのですが、あまりリラクゼーションには適さない模様。この時期に長期的な目標・目的の立案はお勧めできないナクシャトラになります。

 ハスタの第四パダの特徴は、このパダで生まれた人は、頭の回転が速く、普通の精神レベルを持っています。彼らは普通の教育を受けます。家庭を大事にする傾向が強く、キャリア面では妥協しがちです。苦しんでいると、このパダは人を操作的にし、彼/彼女は簡単にアルコール中毒になる可能性があります。お腹が大きく、顔が小さく、象のような足をしています。流れている川に未知の恐怖を感じ、決して水に浸かることはありません。

 第四パダは何気に苦しい状態になるとアルコールに手を染める可能性があるようです。それと月との関係があると思いますが、流れている川に未知の恐怖を感じるようですが、これはどう考えても「過去に溺れたトラウマ」に関係する可能性を感じます。

 ハスタの得意な分野を見ると
すべての活動、笑いを誘う活動、陶芸、ジュエリーデザイン、言語学、ホリスティックな治療法、魔法、手の技術、子供への対応、住居の変更、工芸品、家事、ゲーム、機転の利くビジネス、結婚、旅行、引っ越し、整理整頓、ヨガ、瞑想、商品の売買、ガーデニング、太陽の下での活動に良い影響を与えます。

ハスタの鍵は「手」です。そのためかは不明ですが、やたらと陶芸、工芸品、手の技術等が関連する事になるようです。それとハスタは夜の活動がある種のタブーなので太陽の下での活動に良い影響を与えるという健康スタイルが確立されています。ハスタに関わる時期に夜間行為は良くない結果が出る可能性があります。ナクシャトラも適材適所が重要ですね。

 ハスタのシンボルは、手または拳、または祝福のために開いた手
ハスタの手には神の祝福が含まれるようです。

 ハスタの神は、サヴィトゥール。サヴィトゥールは、12人のアディティヤの一人で、名前は「黄金の手」と訳され、触れるものすべてが光に変わる。彼は生命を与え、出産を助けます。私たちが求めているものを顕在化させ、私たちの手の中に置く能力を持っています。

 彼は、創造的で変化に富んだエネルギーを与えてくれます。マントラや神聖な言葉を支配しています。また、すべての生物の生成エネルギーの源であり、最も偉大なヴェーダマントラである「ガヤトリ」で崇拝されています。サヴィトゥールは、神々が戦いで使用するすべての神聖な武器にも関連しています。彼はインスピレーションの太陽神です。

 ヴェーダの母なるマントラは、ガヤトリーマントラですが、その神は、ハスタを支配している模様です。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。