インド占星術 火星のエネルギーの100倍の力

様々なヨーガ
11 /21 2021
 親愛なる読者の皆様、今晩は。
最近は、日が暮れるのが早くなっていますが、トランジットは日々変化しています。

 占星術に関しての私の情報源の一つは「YouTube」です。私自身がYouTubeが好きでもあるのですが、調べれば分かりますが、日本語でのインド占星術関連情報はあまり更新がないような過疎の世界なので海外のインド占星術関連情報を見るしかない状態です。ちなみに私はマンデン系の情報しか見ません。

 そこにあったのが、「T火星+Tケートゥ蠍座」が12月の前半に接合する模様です。専門的に書きますと「ピシャーチャヨガ」の誕生です。これは、非常にヤバイヨガの一つとされています。アグニの暴走のヨガ。そもそもがピシャーチャ(पिशाच)が出てくるだけで「不気味さ」を示唆しているのです。これは肉食の悪魔です。

 いつでもどこでもですが、タマシックな惑星の接合は、基本的に吉星の保護がない限り、悲惨な事に繋がる事になりやすいです。「ピシャーチャヨガ」は、火星ケートゥがコンジャンクションすると、極端なエネルギーのためのヨガが形成されます。その人は、触るといつも温かく、常に熱いと感じているでしょう。火星ケートゥは体の中の火を暴走させ、そこから深刻な問題が発生します。

 五大元素で言いますと「アグニ」、特に体内のアグニを暴走させ、そこから深刻な問題が発生となる模様です。このヨガの危険性は、五大元素の3番目である「アグニ」が鍵になってしまうようです。アグニこそが常に戦争をもたらします。

※アグニは全部で五つあります。即ち、パンチャアグニです。
・カーラ―アグニ(時間の火)
・グシュダーアグニ(空腹の火)
・シータアグニ(冷たい火)
・コーパアグニ(怒りの火)
・グニャーナアグニ(叡智の火)
肉体的にアグニは、空腹、喉の渇き、睡眠、怠惰、友愛をもたらします。


 非常に怒りっぽく、暴力的な行動を起こします。熱すぎると、感情のバランスを司る水の要素が破壊されます。このヨーガが月に直接影響を与えたり、月が火星ケートゥと関わっていたりすると、狂気や気まぐれな行動が起こる可能性があります。

 日本時間のピシャーチャヨガの期間ですが
キャプチャ
 コンジャンクション開始は、12月5日の午前中で確定です。簡単に書くとピシャーチャは、ヒンドゥー教の神学における肉食の悪魔です。神学的には、クロダの息子か、ダクシャの娘ピシャカの息子とされています。それらは、膨らんだ静脈と突き出た赤い目であると説明されています。彼らはパイシャーチーとして知られている。彼ら自身の言語を持っていると信じられています。そのため、この時期、肉食の影響は強く、ピシャーチャヨガを悪い意味で高めてしまう事になると思われます。

 このコンジャンクションが終わるのが、
キャプチャ
 チャートで確定したのは、コンジャンクションは12月5日の午前中から年を越しての1月16日まで続く事になるようです。約40日程度のピシャーチャヨガが発動します。

 日本の建国図のダシャーは
Me-Sa-Mo:2021年10月16日(69歳)
Me-Sa-Ma:2022年01月06日(69歳)
Me-Sa-Ra:2022年03月04日(69歳)
Me-Sa-Ju:2022年07月29日(70歳)

 来年の1月上旬にはサブサブダシャーが火星期になるようです。トランジットでの最大の影響は、ラーシチャートと同じサインを同じ惑星が通過する時です。日本の場合、非常に有害なトランジットはT土星の乙女座通過です。これは最重要項目として注視すべきトランジットです。世界的に荒れる兆候は、風のヴァータのコンジャクションがサインに起きる時です。

 チャートも全世界も五大元素の支配下にあります。その中で五大元素を上手く使用する事により、世界が幸せになり、誤用する事により、世界は負の体験をする事が確定してしまいます。来月は、どうにも五大元素のアグニに異変(期間が短いのが救いです)が起きてしまいます。詳細な事を何も書くわけではないですが、この影響は肉食優勢の国にはアグニに異変を体験する時期になる事が予想されています。

 まずは、体内の火を宥めてコントロールする必要が出てきます。それと肉食が厳禁になる時期と思われます。AKが火星の人は、怒りのコントロールが必要です。火の暴走なので定期的に冷やすべきです。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。