インド占星術 ケートゥとハウスの影響
ケートゥ
親愛なる読者の皆様、こんにちは。
今回の主役はケートゥさんです。
ケートゥはカルマの惑星であり、好ましい場合は、すべての事業における成功、富の獲得、外国人による幸運、敵の破壊をもたらします。逆に好ましくない場合は、すべての努力が無駄になったり、地位や権力を失ったり、健康上の問題が生じたり、過ちを犯してしまったりと、激しい不幸をもたらします。
6、8、12ハウスはドシュタナハウスです。ケートゥがこれらの家にあったり、これらの家の支配星のナクシャトラにあったり、これらの家の支配者にアスペクトされたりすると、その人は妨害的な影響を受けることになります。ケートゥの時期には自由意志はほとんど存在しません。
どうやら、ケートゥのドシュタナ在住、ケートゥのドシュタナの支配星のナクシャトラに在住する場合、または、アスペクトされる場合は妨害的な影響が出やすい。自由意志はほとんど存在しないとは相当行為が制限されている事を意味します。今もですが、そのような時期に感じるのは、先が見えない閉塞感です。
同様に、ケンドラ(1,4,7,10)とトリコーナ(1,5,9)は良いハウスである。ケートゥがこれらのハウスのルーラーのナクシャトラに配置されたり、これらのハウスのルーラーにアスペクトされたりすると、そのダシャーは好ましいものとなりますが、たとえケートゥ・ダシャーが好ましいものであっても、ケートゥはダシャーの最後に与えたものをすべて取り去ってしまうかもしれないので、その人は注意しなければなりません。
ケートゥダシャー期の学びは、喪失でもあるので執着を抱かない事が重要です。
ケートゥは、高い精神意識の達成を目指す人にとって有益です。ケートゥは精神的な光であり、ホロスコープで恩恵を受ければ、目には見えない高い直感的な能力や力を与えます。占星術では霊性、解放、心霊的洞察の惑星であり、自己実現を示すチャートでは最も重要な惑星です。ケートゥは、チャートの中で最も強力でオカルト的でスピリチュアルな影響力を持つ惑星と考えられます。
精神的に生きる人には、最高の惑星がケートゥになりそうです。ケートゥは無執着をもたらします。それが厭離・解脱に繋がります。ケートゥのエネルギーは常に内界に向かうように出来ています。
まとめるとケートゥは
・ドシュタナに関わる時は、ダシャー期が厳しい。
・ケンドラ・トリコーナに関わる時は、ダシャー期が良い。
中国の建国図のケートゥですが

上記の説明を色々と見ますが、ケートゥはトリコーナ(1,5,9)に在住している模様でその9室の支配星と接合しています。これはどうみても高評価に繋がります。ただ、この水星は、ドシュタナの6室を支配します。同様に太陽は8室を支配してケートゥと接合です。中国のケートゥは、4、11室支配の火星支配のナクシャトラに在住です。他の影響はないようです。
結果としては、吉意のあるハウスに在住してはいますが、相当ドシュタナの影響にまみれており、内在(ナクシャトラの支配星)の組み合わせは、恐れ知らずのケートゥ+火星になる模様です。
日本の建国図のケートゥは

チャート的には、中国と同じで9室最高のトリコーナに在住しています。他の影響は皆無でナクシャトラは自身が支配するマガーに在住しています。中国の場合は、トリコーナと同時にドシュタナが絡む混合される影響が出るのが必定でしたが、日本のケートゥは淡白で見やすくなっている模様です。日本のケートゥはマガーナクシャトラ在住なので相当ケートゥ色が出る事を意味しています。尚且つ、その影響は、トリコーナ(1,5,9)なので良いとされる事になります。
まぁ、上記の説明にはないですが、そもそも惑星が活躍できるサインに在住しているのかという事が一番重要になります。サインと惑星の相性です。それと惑星の成熟度が重要です。仮に日本のケートゥが素晴らしい場合、ナヴァムシャやダシャムシャも素晴らしい事になる筈です。D9とD10がこける場合、上記の説明以外の何かを見落としている事になります。ちなみにナヴァムシャだと

ラーシでは9室の影響でしたが、ナヴァムシャだとドシュタナの12室に在住です。また、土星と同室ですが、土星はドシュタナの8室を支配しています。ケートゥは12+8室の組み合わせが出来ています。同時に土星は9室も支配しており、ケートゥ期は常に9室が一つのテーマという事が確定です。対面を見ると2室を支配する弱い月のアスペクトが入る模様です。月とケートゥは2ー6ー12の組み合わせが出来ている模様です。通常は、見ないですが、ナヴァムシャのケートゥはローヒニーに在住なのでこのケートゥは月の影響を多大に受けている事になります。また、サインの支配星は高揚する金星です。
土星とケートゥ期の影響ですが、近い時期で日本人は体験をしています。その時期は
Me-Sa-Ke:2021年01月18日(68歳)
Me-Sa-Ve:2021年03月17日(68歳)
今年の1月~3月中旬の時期に体験済みになるようでした。12室と土星、それと外来のケートゥなので常に「病院」が一つのポイントになっていたようです。最後に分析は総合的に見ない限り、正しい回答を得る事が難しいのは確実です。
★ 鑑定依頼をお待ちしています。一つの分野(結婚・仕事・子供等)での鑑定や総合鑑定の依頼をお待ちしています。あなた様自身の人生の航路図の鑑定依頼をお待ちしております。それを知る事により、良い事を伸ばし、悪い事を避ける事が出来るようになります。鑑定は勉強という観点でお付き合い下されば幸いです
↓↓↓
鑑定依頼をお待ちしております。
今回の主役はケートゥさんです。
ケートゥはカルマの惑星であり、好ましい場合は、すべての事業における成功、富の獲得、外国人による幸運、敵の破壊をもたらします。逆に好ましくない場合は、すべての努力が無駄になったり、地位や権力を失ったり、健康上の問題が生じたり、過ちを犯してしまったりと、激しい不幸をもたらします。
6、8、12ハウスはドシュタナハウスです。ケートゥがこれらの家にあったり、これらの家の支配星のナクシャトラにあったり、これらの家の支配者にアスペクトされたりすると、その人は妨害的な影響を受けることになります。ケートゥの時期には自由意志はほとんど存在しません。
どうやら、ケートゥのドシュタナ在住、ケートゥのドシュタナの支配星のナクシャトラに在住する場合、または、アスペクトされる場合は妨害的な影響が出やすい。自由意志はほとんど存在しないとは相当行為が制限されている事を意味します。今もですが、そのような時期に感じるのは、先が見えない閉塞感です。
同様に、ケンドラ(1,4,7,10)とトリコーナ(1,5,9)は良いハウスである。ケートゥがこれらのハウスのルーラーのナクシャトラに配置されたり、これらのハウスのルーラーにアスペクトされたりすると、そのダシャーは好ましいものとなりますが、たとえケートゥ・ダシャーが好ましいものであっても、ケートゥはダシャーの最後に与えたものをすべて取り去ってしまうかもしれないので、その人は注意しなければなりません。
ケートゥダシャー期の学びは、喪失でもあるので執着を抱かない事が重要です。
ケートゥは、高い精神意識の達成を目指す人にとって有益です。ケートゥは精神的な光であり、ホロスコープで恩恵を受ければ、目には見えない高い直感的な能力や力を与えます。占星術では霊性、解放、心霊的洞察の惑星であり、自己実現を示すチャートでは最も重要な惑星です。ケートゥは、チャートの中で最も強力でオカルト的でスピリチュアルな影響力を持つ惑星と考えられます。
精神的に生きる人には、最高の惑星がケートゥになりそうです。ケートゥは無執着をもたらします。それが厭離・解脱に繋がります。ケートゥのエネルギーは常に内界に向かうように出来ています。
まとめるとケートゥは
・ドシュタナに関わる時は、ダシャー期が厳しい。
・ケンドラ・トリコーナに関わる時は、ダシャー期が良い。
中国の建国図のケートゥですが

上記の説明を色々と見ますが、ケートゥはトリコーナ(1,5,9)に在住している模様でその9室の支配星と接合しています。これはどうみても高評価に繋がります。ただ、この水星は、ドシュタナの6室を支配します。同様に太陽は8室を支配してケートゥと接合です。中国のケートゥは、4、11室支配の火星支配のナクシャトラに在住です。他の影響はないようです。
結果としては、吉意のあるハウスに在住してはいますが、相当ドシュタナの影響にまみれており、内在(ナクシャトラの支配星)の組み合わせは、恐れ知らずのケートゥ+火星になる模様です。
日本の建国図のケートゥは

チャート的には、中国と同じで9室最高のトリコーナに在住しています。他の影響は皆無でナクシャトラは自身が支配するマガーに在住しています。中国の場合は、トリコーナと同時にドシュタナが絡む混合される影響が出るのが必定でしたが、日本のケートゥは淡白で見やすくなっている模様です。日本のケートゥはマガーナクシャトラ在住なので相当ケートゥ色が出る事を意味しています。尚且つ、その影響は、トリコーナ(1,5,9)なので良いとされる事になります。
まぁ、上記の説明にはないですが、そもそも惑星が活躍できるサインに在住しているのかという事が一番重要になります。サインと惑星の相性です。それと惑星の成熟度が重要です。仮に日本のケートゥが素晴らしい場合、ナヴァムシャやダシャムシャも素晴らしい事になる筈です。D9とD10がこける場合、上記の説明以外の何かを見落としている事になります。ちなみにナヴァムシャだと

ラーシでは9室の影響でしたが、ナヴァムシャだとドシュタナの12室に在住です。また、土星と同室ですが、土星はドシュタナの8室を支配しています。ケートゥは12+8室の組み合わせが出来ています。同時に土星は9室も支配しており、ケートゥ期は常に9室が一つのテーマという事が確定です。対面を見ると2室を支配する弱い月のアスペクトが入る模様です。月とケートゥは2ー6ー12の組み合わせが出来ている模様です。通常は、見ないですが、ナヴァムシャのケートゥはローヒニーに在住なのでこのケートゥは月の影響を多大に受けている事になります。また、サインの支配星は高揚する金星です。
土星とケートゥ期の影響ですが、近い時期で日本人は体験をしています。その時期は
Me-Sa-Ke:2021年01月18日(68歳)
Me-Sa-Ve:2021年03月17日(68歳)
今年の1月~3月中旬の時期に体験済みになるようでした。12室と土星、それと外来のケートゥなので常に「病院」が一つのポイントになっていたようです。最後に分析は総合的に見ない限り、正しい回答を得る事が難しいのは確実です。
★ 鑑定依頼をお待ちしています。一つの分野(結婚・仕事・子供等)での鑑定や総合鑑定の依頼をお待ちしています。あなた様自身の人生の航路図の鑑定依頼をお待ちしております。それを知る事により、良い事を伸ばし、悪い事を避ける事が出来るようになります。鑑定は勉強という観点でお付き合い下されば幸いです
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