インド占星術 ラーフ期の影響(18年あります)

ラーフ
01 /03 2022
 親愛なる読者の皆様、今晩は。
ラーフ期に関する記事を読んでいました。

 とある人が、占星術師にラーフマハーダシャーのせいで18年間不運になるだろう」と言われたらしい。その中で面白い答えが

 ラーフケートゥは影の惑星であり、幻想に満ちています。ラーフケートゥを正確に予測できる人は誰もいません。

 ラーフ期の予測を完全にできる人は、実質神のみだと思います。それ以外は、7割もできるかどうか。

 インド占星術の素晴らしい部分は、必ず、聖仙達の慈悲からきていると思いますが、救済策がある事です。ラーフ期の場合だとラーフの支配神はドゥルガー女神です。もしあなたがラーフ・ダシャーの間に何らかのトラブルを感じたら、ドゥルガー女神に祈るのがよいでしょう。また、ダシャーの間、毎日ドゥルガーマントラを唱え、可能なら少なくとも1週間か2週間に一度はドゥルガーマンディールに行った方が良い(日本人は無理な話なので自宅にドゥルガー女神を祭る必要がありそう)にです。そうすればラーフがもたらす悪影響のほとんどが軽減されるでしょう。具体的な事例が知りたいなと。
 
 単純化するとラーフ期は、ドゥルガー女神に頼るべしとなるようです。ただし、神との相性が人には必ずあるように思ってしまいます。不運だからと18年間、あまり縁の薄い女神のマントラを唱え続ける事が出来るのかどうか?

 ちなみにラーフの禍なる影響ですが、
・ラーフがランドラ(8室)、ヴィヤヤ(12室)にある時、不幸が予測される。
・一つの凶惑星と結びつくとき。
・マーラカグラハ(2、7室)と結びつくとき。
・あるいはニーチャ(蠍座)にあるとき。


 ダシャーの影響は18年あるのですが、
・ダシャーの初期は、肉体的苦痛、富や物質的な不足
・ダシャーの中期は、幸福がある
・ダシャーの後半は、不幸に出会う。地位の損失や精神的苦痛など。


 上記にある18年間不運と言われた方のチャートは不明ですが、8室、12室、凶星結び、2、7室繋がり、それと蠍座在住などのどれかがある事を意味すると思われます。古典にはそのように書かれています。パラシャラの時代は数千年も前の時代なので現代には現代文に訳して精査する必要があると思っていますが、ラーフがランドラ(8室)、ヴィヤヤ(12室)にある時は確かに厳しい可能性が高いと思います。

 ただし、18年あるのでよく聞く話として天にも昇る高みに人を連れていく可能性があるダシャーの一つであり、そのような話に満ち満ちているのが、マハーラーフ期の噂になります。その高みは、ダシャーの終わりに失う可能性があるので「執着を断つ」必要が出てきます。

 チャートの達成力は、11室や9室が関与しているように思います。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。