親愛なる読者の皆様、こんにちは。
アルーダラグナからのトランジットに関する情報を見ていました。

　アルーダラグナからのトランジットの影響が、聖仙パラシャラと聖仙ジャイミニは重要と言及しています。

　アルーダパダはハウスの数だけ存在するので全部で12パダが存在する事になりますが、やはり重要なパダの一つが１室のパダを意味するアルーダパダになります。チャートで見るとALがアルーダラグナを意味しているので日本の建国図の場合、アルーダラグナは獅子座になります。

　正直、ALから見たトランジットだけで回答を出すのはほぼ無理な話です。ロジックを分析すれば理解できますが、あまり、ロジックがそれほどは機能してはいない事が分かるからです。

　通常、ALから見て3、6室を土星が通過する時、多くの良い出来事があるとされます。まさに今がその時期なのですが、日本の場合、殆ど、コロナまみれの時期を過ごしている事になります。土星のトランジットは月とラグナ、それとダシャーロードからも見る必要に迫られる事になります。

　または、個別のパダラグナを使用すべきです。土星を見るとA6とあります。これは、山羊座がシャトルーパダラグナを意味しており、このトランジットは病気、敵をもたらすとされていますが、まさに「慢性的な深刻な病」が土星が山羊座に入る近辺からもたらされました。

　ALからのロジックとしては
・1、4、8、10室を土星が通過する時、仕事と経済的発展にとって大変良くない時期とされる。日本の場合、1室は獅子座、4室は蠍座、8室は魚座、10室は牡牛座になります。このトランジットをカンターカ・シャニという。
・土星が4室を通過する時、アッダー・カンタークという。1、8、10室を通過する時よりは良いらしいが、やはり悪い模様。

　良いのは
・ALから土星が12室を通過する時、ラージャヨーガを与える。
・ALから土星が3、6室を土星が通過する時、多くの良い出来事がある。

　私が精査した感じでは、日本の場合、月から見た4室を土星が通過する時、非常に甚大な事象がもたらされる可能性が非常に高い。これは、ラグナから見ると10室です。ALから見ると2室になります。日本の本当の意味で天変地異を起こす土星のトランジットはほぼ確実に乙女座のトランジットです。度数は10度から20度の間が危険地帯なのです。組み合わせは、4室（シュカーパダで国土の損害）が起点ー10室（ダルマパダ）ー2室（ダーナパダ）なので富に関する著しい大損害が生じる事を意味しています。

　パダラグナで見ると乙女座にはA10があります。これは、ダルマパダのハウスを意味する。

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