インド占星術 あなたはケートゥの動きを読めるか?

ケートゥ
08 /23 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
更新が滞っていますが、ケートゥについて見ていました。

 ケートゥは救いの惑星として知られているという。この救いとはインド人の好きな輪廻のサイクルから解放する救いを意味しています。輪廻に焦点が当たるので精神的な力の鍵になる事を意味している模様です。その実態は、火星のように振る舞うという事は、パンチャブータは火元素優位のグラハを意味します。火元素優位とは、いけいけどんどんな惑星であり、常に暴力が絡む厄介な事が示され、利己性優位の働きが確認されています。

 パンチャブータは五大元素ですが、下元素になる程に全ての元素が含まれる事になるので端的に重くなってしまいます。火元素優位の場合、空元素と風元素が含まれる事になるので範囲が空元素と風元素より狭い事が確定されます。何気に凶星の惑星は、風元素と火元素にのみ集中しています。そのため、風元素と火元素に偏る時間帯は、リスクが高い時期を意味しています。風元素優位は、土星とラーフで火元素優位は、太陽、火星、ケートゥになります。

 常々書いていますが、日本はボチボチケートゥの強い7年間の影響を受ける時期に入りつつあります。理由は、ヴィムショッタリダシャーのメインダシャーの変化が近いからです。

Me-Sa-Ju:2022年07月29日(70歳)
Ke-Ke-Ke:2022年12月08日(70歳)


 ヴィムショッタリダシャーの変化では、今年の終わり頃にはメインダシャーが変化しますが、ケートゥの様相はその前のダシャー期に徐々にですが、現象化する事になるのです。そのため、どのような変化が見えてくるのか?

 その変化の一つですが、昨日のネット記事に
・防衛費 過去最大5.6兆円概算要求

 内容を抜粋ですが

防衛省が、財務省に対して来年度の予算要求をする概算要求額が判明しました。およそ5.6兆円の概算要求は過去最大となります。

防衛省の来年度予算の概算要求額は5兆5947億円で、2021年度の5兆4898億円を上回り、過去最大となります。これに加えて政府が「国家安全保障戦略」などいわゆる「三文書」について年末までに見直す方針で、具体的な金額を示さない「事項要求」が多数盛り込まれているため、さらなる増額は確実です。

防衛力を抜本的に強化するため、敵の射程圏外から攻撃する「スタンドオフ防衛能力」の強化やドローンなど「無人化装備」の充実などが大きな柱となっています。

自民党は夏の参院選の公約で防衛予算を対国内総生産(GDP)比で2%以上とすることも念頭に、5年以内に防衛力を抜本的に強化する考えを明記しています。

金額にすると、5兆円程度の増額となりますが、岸田総理はこれまで防衛力の強化について「内容と予算と財源をセットで考えないといけない」としており、今後、年末に向けて激しい議論が予想されます。


 ケートゥとは、火星のように振る舞い、その根源は、火元素優位の惑星。言える事は、穏やかな7年間とは言えない難しい事になりそうな予兆を防衛費などが示唆している模様です。日本のRNDチャートですが
RND.png
 惑星で簡単に読みを外す惑星が二つほどあるのですが、それはラーフとケートゥです。その理由は、ラーフとケートゥは実惑星ではなく、実態が存在しない仮惑星だからです。相当時間をかけて精査している手練れでもラーフとケートゥの情報は抜け落ちるほど読みが難しい惑星がこの二つです。それにも関わらず、この二つのグラハには、「突発性イベント」が付き物という厄介な惑星でもあります。

 ちなみに日本のRNDチャートのケートゥは、機能的に見てよく働くように見えますでしょうか?確定要素は
D1のケートゥは9室在住(支配星は5室在住)
D9のケートゥは12室在住(支配星は10室在住)
D10のケートゥは8室在住(支配星は4室在住)


 何気にD9とD10はドシュタナなんだよなと気になってしまうこの頃です。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。