インド占星術 為替介入時期のダシャー

インド占星術関連情報
09 /16 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
ニュースなどで分かるかと思いますが、為替通貨ドル円が異常な動きをしています。あまりにも異常なので当局者による「為替介入」が噂されるような状況になっています。今のドル円は、ドル高で超弱い円安状態です。

 日足チャート
円安
 日足チャートで分かる事は、一つの天井の防波堤は145円です。今の段階で二度ほど高値を止めています。流石にこれ以上はやばいと当局が思っているのかもしれませんが、通貨のバーヴァはマンデン的に2室の関与が濃厚です。2室の対面が8室です。主に2ー8ラインが関与しやすい。8室が関わる時、人は読みを外す事が高まります。それほど8室はイレギュラーが発生するバーヴァなのです。

 そして2室はマーラカハウスなので痛み的には死の苦しみを得る可能性が高く、8室は最も深刻な苦しみを与えるバーヴァでもあります。ドゥシュタナバーヴァは碌でもないですが、ドゥシュタナラインは6ー12ラインです。しかし、深刻な苦しみ、長引く苦しみは2ー8ラインが苦しいかもしれない。

 今のドル円は超ドル高円安相場ですが、マンデン的に通貨の強弱は2室の関与が濃厚。それと2室のバーヴァ・カラカは木星です。ちなみに円高を目的として為替介入は1998年6月17日だった模様。

 情報では、1998年6月17日に行われたこの最後の円買い介入は、「最後の日米協調介入」でもあった。当時、米景気は回復局面にあり、FRB(米連邦準備制度理事会)は金融引き締めスタンスをとっていたことから、それと逆行する米ドル売り協調介入への参加に対しては否定的と見られていたため、実現したことは「サプライズ」と受け止められた。ただ、そんな「サプライズ介入」でも円安には歯止めがかからず、結果としてその後米ドル高・円安は同年8月にかけて147円まで進むところとなった。

 ロジックですが、日本の2室は山羊座です。支配星は土星。土星のナクシャトラロードは月。2室は空で火星のみのアスペクトが働く配置。
日本
 ヴェーダ占星術で重要なのはダシャーです。最後の円買い介入は1998年6月17日だったらしいが、日本のヴィムショッタリーダシャーは

Sa-Mo-Ju:1998年04月28日(45歳)
Sa-Mo-Sa:1998年07月14日(46歳)

見ると土星ー月ー木星期でした。

 内訳は
・土星は2Lです。
・月は2Lのナクシャトラロード。
・木星は2室のバーヴァ・カラカで土星から見た8室に在住。ネイタルラーシ的には5ー11ラインにいるので投機ラインを意味しています。


 やはりですが、通貨の緊張には土星が関与するらしい。まぁ、実際には日本のチャートを見れば土星との位置関係が重要ですが、同時にゴーチャラも関与してくるのです。日本のラーシとゴーチャラ。

 ちなみに今のダシャーは前回の為替介入時期と似たダシャー期なのかどうか?
Me-Sa-Ju:2022年07月29日(70歳)
Ke-Ke-Ke:2022年12月08日(70歳)
Ke-Ke-Ve:2022年12月16日(70歳)
Ke-Ke-Su:2023年01月10日(70歳)
Ke-Ke-Mo:2023年01月18日(70歳)

 今の日本の建国図のダシャーは、マハー水星期の最後の最後のダシャー期になります。サブサブダシャーが最後の時期ですが、当たり前のように土星と木星が関与する時期だった。月は入らずですが、これは、スークシュマやプラーナダシャーに関与する可能性が高い。

 チャート分析で簡単に外す要因は8室とラーフとケートゥが関与する時です。その時期は、人智を超えた働きがあるので神や神に通じる人以外は読みを外す可能性が高まってしまう。逆に言うとそれ以外のバーヴァやグラハなら常識の範囲内で読みが当たりやすくなる可能性がある。

 今言える事は、サブサブダシャーまで見ると2L土星と2室のバーヴァ・カラカの木星が関与するダシャー期になっています。水星自体は2L土星との関与があります。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。