インド占星術 過去世と来世

神秘学
11 /25 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インド式の占星術を突き詰めると過去世来世に繋がる事になる。まぁ、実際に過去世の証明が難しいので何とも言えないのですが、インドには、過去世を覚えている人がいたりする。

 過去世について占星術ではどう見るのか?
・鍵を握るのが、ドレッカナーになる。即ち「D3チャート」です。

 正直、本当かどうか怪しいですが、
木星:神の世界
金星/月:祖先の世界
太陽/火星:人間の世界
水星/土星:低い世界


 端的に書かれていること自体があまり意味が分からない。おそらくですが、人間の世界は地球の可能性。神の世界は、確実に人間界よりも高い魂の世界。逆に低い世界は、そのままですが、それが何を意味するのか私にはわからない。まぁ、日本人的には、六道輪廻の方が頭に入っている可能性が高い。

 六道輪廻だと
天は、神の世界。
人は、人間の世界。
修羅が不明。
低い世界は、畜生、餓鬼、地獄となり、三悪道と呼ばれる。ただ、畜生界は、実質的に人間の世界と同じ世界に住んでいる事を意味する。六道輪廻は、おそらく、天と修羅、人間と畜生、餓鬼と地獄が同じ世界にあるのではないかと思いますが、どうでしょうか?

 上記の説明で不明なのが祖先の世界。まぁ、通常の霊界を意味する感じですが、ヒンドゥーの世界を紐解くと14のローカ(世界)があるとされています。7つの上昇のローカ(世界)と7つの下降のローカ(世界)。

 グラハ的にタマシック優位なグラハが低い世界では必ずしもないのがビックリしてしまう。何故にマンガラが人間の世界なのか!?。彼は、確実にクローダ(怒り)の申し子。また、タマシック優位なグラハでもある。それでも行き先が人間界。

 一方、シャニはそのまま地獄行。ある種、分かりやすいですが、ブダも同じで低い世界になってしまう。日本人的に三悪道へは、ブダとシャニが関与する模様。まぁ、ゾディアック的なトリシャダヤロード達と考えるならなるほどとなるが、全ては、トリグナ次第と私は認識しているので納得いかない感じがする。

 グラハのローカ的に分類すると
ブール ローカ:火星
ブーヴァル ローカ:太陽
スヴァル ローカ:金星
ジャナ ローカ:月
タパルローカ:土星
マハルローカ:水星
サティア ローカ:木星

 これ、神秘学的には人体にローカがある事を意味しています。また、それはチャクラが関与すると思われ、サティア ローカは頭頂部にあり、別名ブラフマ・ローカと言われる第7の世界です。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。