インド占星術 来年のグル

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12 /24 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
今回は、コミラ・サットン先生の動画を見ていました。

 2023年ジュピターチャレンジ:ラーフ&ガンダンタ

 コミラ先生が語っていたのは、来年のグルは、ラーフとメーシャでコンジャンクションするので注意する必要があるという事です。この現象は、2016年1月以来の出来事になります。その時、世界で起きた事は、英国がEU離脱決定でした。

 グルは純粋な意味での先生です。ラーフは革新的な知識を保有しつつ、ずる賢い性質があります。二つの交わりは、結果として純粋な正しい知識をもたらす先生を軽視する傾向を招く可能性がある事を意味するという。または、間違った知識を選んでしまう事を意味しています。また、右翼などの性質もあると語っていました。

 出てくる言葉を探ると中道にはならない模様。必ず、道が逸れてしまう傾向がグル・チャンダル・ヨーガの間は、来年出てしまう可能性がある。経験的にそれは確実だと思われます。カーマ的にみるとこれは、ラーフグルの配置次第では、自身の望む結果をもたらすことになります。すべては配置と強さ次第です。ただ、上記に書かれていることがカルマとして生じます。

 それと先生はやたらと「ガンダーンタ」という言葉を使っていました。それほどにガンダーンタの影響があるのでしょうか?

来年のグルが通過するガンダーンタは、ミーナとメーシャのガンダーンタです。
・ミーナの26º40-30º00~メーシャの0º00- 3º20。

 ちなみにガンダーンタは三種類あります。
・ラグナ・ガンダーンタ
・ナクシャトラ・ガンダーンタ
・ティティ・ガンダーンタ

 一般的にラグナ・ガンダーンタの事をガンダーンタと言っており、プロですら、ナクシャトラ・ガンダーンタやティティ・ガンダーンタは見てはいません。

 ガンダーンタについては、コミラ先生によると
ガンドとは結び目を意味します。アンタは終わりを意味します。ガンダンタとは、最後の結び目を意味します。よく結ばれた結び目は、解くのが非常に難しいということです。ほどこうとすればするほど、結び目がきつくなります。
 
 ガンダーンタは、私たちが和解しようとしている深い問題である私たち自身の結び目を表しています。惑星がこれらの位置に配置されると、次のレベルに進むための秘密の結び目を解き明かそうとするときに、不確実性に直面します。これらの問題は、個人的な関係、トラウマ的な出来事、または内面の闘争を通じて、個人の生活の中で感じられます。人生がある程度結晶化すると、魂の旅の次のステップに向けて心の準備をするために、特に困難な時期を経験しなければなりません。

 これは、あなたが現在いる場所と和解した後にのみ起こります。未来に進みたければ、現在を否定することはできません。ガンダーンタの惑星の配置は特に強力です。これは、この誕生の非常に特別な目的を示しています。精神的な成長の第 1 レベルから第 2 レベルへと進むにつれて、多くの困難に直面する可能性があり、人生で調整を行う必要があります。これは非常に良いポジションであり、今日の現実を受け入れることを学ぶにつれてバランスを作り出すことができます.あなたが前進しなければならない場合、それは不可欠です。この精神的な調整は、通常、結び目を開き、幸福をもたらします。

 正直、ガンダーンタを通過するグラハもですが、ラーシ・ヤンタを通過するグラハも十分すぎるほどに注意した方が無難です。これは、絶対的に確かな「不安定な領域」になります。

 来年、グルのガンダーンタの時期は
・ミーナ・ガンダーンタは、2023年3月27日~2023年4月22日。
・メーシャ・ガンダーンタは、2023年4月22日~2023年5月6日。
 
 グル・チャンダル・ヨーガは2023年4月22日~2023年11月29日までなのでかなり長い。

 来年のゴーチャラは、クンバ・シャニとグル・チャンダル・ヨーガは注視して損はなさそうです。来年の春ごろに世界がおかしくなりはじめたらこの影響が出ている可能性を思った方が無難そうです。

 何気にやばいのは、メーシャ・ラーシは、ロシアのラグナから見るとムリティユ・バーヴァなんだけど大丈夫かと思った次第です。ムリティユなので最悪は「死のような体験」すら起きりやすい事を意味しています。尚且つ、慢性という感じです。

 それと日本は、2024年4月まで安定しない時期に入ったので「リスク回避」を常に心がけましょう。明らかに「安定さ」が欠ける星回りに突入です。ただ、全ての動きが速い。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。