インド占星術 影のグラハ

インド占星術関連情報
12 /31 2022
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
日本のヴィムショッタリーダシャーケートゥ期が活性化した時期に突入しました。そのケートゥですが

ケートゥは影の惑星として知られています。
・ラーフまたはケートゥ マハダシャがオンになっていると人々は恐れます。
・これらの惑星が有益な家を表している場合、時々これらの惑星は縁起の良い結果をもたらします。
ケートゥが3室、6室、11室などのウパチャヤハウスにある場合、優れた結果が得られます。
・トリコーナハウス、つまり5ハウスと9ハウスでも、非常に良い結果が得られます。
ケートゥが悪の家を占拠すると、失望、病気の争い、分離などをもたらすと言えます。
・ケートゥが富に関して良い結果をもたらすのは11ハウスです。
・ケートゥの悪い効果は、失望、仕事からの離職、病気などですが、良い効果は困難を克服することです。


 ケートゥは影のグラハです。また、3室、6室、11室などのウパチャヤハウスにある場合、優れた結果が得られる。それと5ハウスと9ハウスでも、非常に良い結果が得られます。良くない場合は、失望、病気の争い、分離、仕事からの離職などがもたらされる。富は、11ハウスで良い。

 日本ダシャー的には
・Ke-Ke-Ke:2022年12月08日(70歳)
・Ke-Ve-Ve:2023年05月06日(71歳)
・Ke-Su-Su:2024年07月05日(72歳)
 2023年は、5月上旬までは、ケートゥの影響が最大です。5月上旬以降は、それに金星の影響が2024年の7月上旬まで続く事になる模様。

 ダシャーの変化による実際の影響を調べます。
 まずは、新型コロナウイルス
コロナ
 ダシャーの変化日は、12月8日でこの日の新規感染者は、132,984人でした。昨日は、148,072人ですが、流れとしては減る気配がなし。死亡者的には増えています。ケートゥと流行病は合致しやすい模様。

 日経平均CFD日足
日経
 12月8日の日経平均は、終値が27,561円でした。昨日は大納会でしたが、25,632円でした。チャートでわかる事は、下げ圧力が優勢だという事です。

 ドル円日足
ドル円
 12月8日のドル円は、終値が136,677円でした。昨日の終値は、131.101円になる模様。

 新型コロナウイルスは当たり前のように継続中。株価は株安傾向が続き、ドル円は、円高傾向が続く。マハーケートゥ期に入り、日本は、株安と円高方向に向かっている模様。ドル円は、行き過ぎた円安だったのでいいのかもですが、株安傾向はあまり良いとは言えないのではないかと思われます。

 日本のシャドヴァルガですが
シャド
 ホーラ以外のケートゥと金星との位置関係ですが
・ラーシは6ー8関係
・ドレッカナは4ー10関係。
・ナヴァムシャは3ー11関係。
・ドゥワダムシャは6ー8関係。
・トリムシャムシャは6ー8関係。
 五つのチャート中、三つまでが6ー8関係です。関係性としては「最悪」です。ラーシ的にシュクラは、スカ・バーヴァに在住なのでその関係性の悪さが出る可能性があるので来年の5月上旬以降は注意が必要です。いつでも日本のシュクラは最大限にジャラ多々なグラハです。ジャラとは水です。十分にリスクを理解して行動される事をお勧めいたします。北側という方面は全般的に避けましょう。
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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。