インド占星術 まるで出家者のようなグラハ

ケートゥ
03 /03 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
ケートゥに関する記事を見ていました。

 ケートゥの象意ですが、ケートゥは、精神的な成長、離脱、放棄と関連しています。物質的な世界を超越し、霊的な悟りを求める願望を表します。ケートゥは、モクシャや精神的な解放のカラカまたはシグニフィケーターであると言われています。人物的には、出家者を彷彿とさせるグラハである事が分かり、その人々は解放を願っている事になります。

 ヴェーダ占星術では、個人の出生図におけるケートゥの配置と影響は、人生の中で、充実感の欠如、離脱、世俗的な追求への無関心を経験する可能性のある領域と、霊的成長、内面の平和、悟りを経験できる領域を示すことがあります。

 ケートゥの事実
・ケートゥは占星術の9つの惑星(ナヴァグラハ)の1つで、影の惑星とも言われています。
・ヒンドゥー神話では、ケートゥは尾を引く彗星として描かれることが多く、月の南ノードと関連付けられています。
・ある意見によると、ケートゥは星座の蠍座と関連しており、この星座の下に生まれた人に強い影響を与えると言われています。
・占星術では、ケートゥは物質的な欲望だけでなく、精神的な成長も引き起こす可能性のある悪性惑星とみなされています。
・ケートゥはまた、離脱、孤立、世俗的な欲望からの解放と関連しています。
・ヒンドゥー教の神話では、ケートゥはヴィシュヌ神によって頭を切り落とされた魔王ラーフの尻尾だと言われています。
・ケートゥはしばしば首のない体で描かれ、離脱や放棄との関連を表しています。
・ヒンドゥー神話によると、ケートゥは「モクシャ・カラカ」または精神的な解脱に導く惑星としても知られている。
・ケートゥは茶色と関連付けられ、しばしば暗い影のような人物として表現されます。
・占星術では、ケートゥは蠍座で高揚し、牡牛座で衰弱すると言われています(一部の意見)。

 ケートゥのマハーダシャーは7年間。ケートゥは、精神的な成長、離脱、放棄と関連し、物質的な世界を超越し、霊的な悟りを求める願望なのでこの7年間、欲望まみれになる事は、ケートゥの象意を度外視する事を意味している。この時期は、「内省の時期」として淡々と過ごすと非常に精神的な成長がもたらされる可能性がある。欲望を目一杯満たしたいならラーフ期や金星期に味わう事をお勧めします。グラハ的にはそれが非常に適合する。

 まぁ、火のアグニ色で実態のない影のグラハなので読みにくい事になり、イベントとして突然に離脱、放棄に繋がる事が起きてしまいますが、それを考慮して生きる必要がありそうです。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。