インド占星術 最も重要なのは出生時刻で決まり

インド占星術関連情報
03 /26 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
チャートを見ていて思う事は、出生時刻が正しくなければ誤った情報を得てしまう事です。その意味でチャートにおいて最も重要なのは出生時刻です。

 ただ、実際において人の出生時刻はどの程度の「ズレ」があるのでしょうか?
スクリーンショット 2023-03-26 092149
 とあるチャートですが、結婚した日は、1982年5月21日になります。

 ダシャーで見ると
Ke-Ve-Sa:1982年05月04日(16歳)
Ke-Ve-Me:1982年07月10日(16歳)


 結婚イベントを時刻修正に使用する場合、見るべきポイントは6つあります。それは、7室、その支配星、結婚のカラカ、結婚の分割図のアセンダント、分割図においてのD1のハウスの支配星の状態、バヴァット・バヴァムになります。それが、ダシャーから見てナヴァムシャが機能するなら、この女性は、(14:07:49-14:22:36)の間に生まれた事が確定する。

 大概、結婚イベントは金星が関与しますが、精神性として名高いケートゥがメインのダシャーですら、この人のようにサブダシャーで結婚のイベントが絡んできてしまいます。いつでもどのダシャー期ですら、金星期は異性との交わりの時期になりやすい。その理由は、ケートゥから見るとD1は7室の支配星です。D9はケートゥから見ると5ー7室で星座交換が起きており、何より、水星と金星があまりにも緊密にコンジャンクションしているチャートの持ち主です。

Ve 0:15 DK
Me 0:46 GK


 どちらも「ゼログラハ」

 ちなみにインドだからこそ、この人のように16歳での早婚があり得る模様ですが、ナヴァムシャで7室の支配星は火星であり、それは、ラーシチャートですら同じなので7室に関連するイベントで一番重要な惑星が火星になります。

・ナヴァムシャでケートゥは7室の支配星にアスペクトされている。それは、ケートゥのディスポジターも同じでアスペクトされています。
・サブダシャーは金星ですが、バヴァット・バヴァムの支配星であり、結婚のカラカという事になります。ディスポジターは、7室の支配星の火星ですが、その火星と火星が在住する支配星である水星で星座交換が起きている。
・サブサブダシャーの土星は、7室にアスペクト。ディスポジターは金星です。
・結婚の分割図のアセンダントは結婚のカラカが支配するおうし座になります。
・分割図においてのD1のハウスの支配星の状態は、2、7室を支配して2室に在住で2ー12室での星座交換。
・バヴァット・バヴァムの支配星は金星で上記に状態が書かれてあります。


 少なくともこのナヴァムシャは結婚のイベントとしては機能するダシャーにある模様です。ちなみに時刻修正の最高峰はD60のシャスティヤムシャになり、高度に時刻修正が可能になっています。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。