インド占星術 不動産購入のタイミング(Nadi Astrology)

ナディ占星術
09 /19 2023
 親愛なる読者の皆様、いつも訪問をありがとうございます。
インドには様々な占星術の技法がありますが、KP占星術やナディ占星術の技法は予測に複雑性がないのに驚きます。端的に予測で簡単な占星術がKP占星術やナディ占星術になります。

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 今日も海外サイトの巡回をしていたのですが、ジャイミニ占星術の動画が面白そうなので見ていました。テーマは「不動産購入」でした。これは、マトリカラカ(MK)がどのように作用するかの話でした。上記のチャートの話ではありません。上記のチャートのMKは火星です。火星はラーフとコンジャクションで海外の不動産との縁が生じやすくなります。

 その情報では、チャラ・カラカのMKが1室に在住するマハーダシャーとラグナから見た4室のサブダシャーの時期に「不動産購入」だった模様。ある種単純ですが、不動産や4室に関与する時、マトリカラカ(MK)が作用する事になる。その流れでナディ占星術の「不動産購入」の記事を見ていました。

 ナディ占星術の「不動産購入」は惑星とスターロードとウパ・ナクシャトラロードを見て判断する。非常に単純であり、ダシャーの作用を限定する。パラシャラシステムやジャイミニシステムのような曖昧さが存在しない。

 ただ、インドのどの占星術でも「不動産購入」のロジックは同じ可能性が高い。不動産は4室です。ローンは6室でそれを獲得するには11室の組み合わせがいいらしい。不動産購入の良い組み合わせは4ー6ー11室になります。そのため、その惑星にこのような組み合わせが機能している場合、そのダシャー期に不動産を手に入れる可能性がある。

ハウスの影響
・4ハウス:このハウスは占星術によると、財産の最高のハウスです。
・6 ハウス: このハウスは、不動産を購入するためのあらゆる種類のローンを表します。
・8ハウス:ナディ占星術では、12ハウスや6ハウスと接続していない限り、8ハウスだけが悪いハウスではありません。不動産関連の場合、8室は積立金や保険金の助けを借りて不動産を購入することを表します。
・11ハウス:あらゆる種類の利益。財産関連の質問の場合、それは財産の利益です。

 ジャイミニシステムで考えるとMKとPKで4室と11室の組み合わせ。MKとBKで4室と6室の組み合わせになる感じがします。パラシャラシステムならそのまま単純に使用可能です。

 このチャートだとマハー木星期に不動産の購入を考えた時期になったようです。39歳の終わり頃の話なので購入する時期として良いタイミングになるのではないでしょうか。ただし、海外での不動産の購入なので特殊なのかもしれません。インドの建国図は3室惑星集中なので母国を出る人が多いようです。

木星をナディ占星術で精査すると
・木星は3、6、9室
・木星のスターロードは月で1、11室。
・木星のウパ・スターロードは金星で4、11室。

 単純ですが、金星自体が4室と11室を支配して4室に在住です。これは4ー11なのでそれ自体で完結している模様。また、スターロードの月が獲得の11室で高揚。この場合、木星は6Lなので不動産のローンを担当します。

 ちなみにその時期のサブダシャーは土星でサブサブダシャーが4Lの金星でした。

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ナーラーヤナ

相当適当に記事を更新中。インド式の教えは深奥なのでコツコツ学ぶのが一番です。それとリシの生き方を調べると勉強になると思っています。その一番は、至高のグルの一人であるヴィヤーサ仙ではないでしょうか。